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更新日:2022年5月13日

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新入生のみなさんへ

校長あいさつ

 

Congratulations on your admission to AIHARA high school!

 

新入生のみなさん、創立九十九年目を迎えた本校への入学おめでとうございます。

保護者の皆様、お子様のご入学、おめでとうございます。

校長の平塚です

新型コロナウイルスの世界的な広がりによる影響はまだ大きく、令和3年3月21日に「まん延防止等重点措置期間」は一応終了しましたが、日本の感染者数はまだまだ見通しがたたない状態が続いています。

このような状況の中、今年度の入学式は、様々な配慮、具体的には保護者の来場は各ご家庭おひとりまで、PTA会長、同窓会会長はもとより、来賓の参列はすべてご遠慮いただくなど、制限はあるもののオンラインなどの配信ではなく、対面によるリアルな入学式を実施することができたいへんうれしく思います。

一昨年度の入学式、今の3年生の入学式は、保護者の方々のご参列もままならず、新入生と教員のみでの挙行でしたので、そのことを考えると、一歩一歩、新しい生活様式に向けての着実な前進、感染症に強い環境づくり、学校づくりができているのかと思っています。何卒ご理解いただければと思います。

日本におけるコロナ禍の始まりは、令和2年1月16日でした。今は本校のとなりに建つ、相模原協同病院で、日本国内初となる、新型コロナウイルス感染者が確認されたことによります。

その時から世界は、平穏無事な日常から、人間にはどうすることもできない

逆境の日常に変わりました。

今話題の渋沢栄一氏は、当時の講演会でこう言っています。

「人が『人間にはどうしようもない逆境』にもし遭遇してしまったとき、それは、その人間の真価を試される機会に他ならないのだと。逆境にどう対処するか、どう対処すべきか、社会の中にもそういう秘訣を知った人はいないだろうし、そのときは、自分で覚悟を決め、腰を据えて、くるべき運命を待ちながら、コツコツと挫けず勉強するのがよいのだ、と。」

また、本校と連携している大学に『横浜薬科大学』があるのですが、先日、

その横浜薬科大学の学長先生から本をいただきまして、その学長先生は、1973年にノーベル物理学賞を受賞した、江崎玲於奈(れおな)先生なのですが、江崎先生のサインが入った最新作『未知という選択』という本をいただきまして、その中に次のような講話がありましたで、紹介させてください。「明日への希望がたんなるあこがれや空想、幻想であってはならない。本学での学びは、明日への希望を確固とした基盤の上に築くための学びである。皆さんが将来、立派な社会人になったとき、人のために働き、人の役に立ち、その方々に明日への希望をもっていただくという使命があることを自覚してほしい」と。

薬科大学の生徒さんたちに、江崎先生がお話しになられた内容なのですが、

私は、これはこのまま皆さんに伝えたい内容だと読んだときに思いました。

渋沢先生に習い、この相原高校で自分の将来の夢をみつけ、その夢を叶えるため、困難があってもくじけず、コツコツと勉強に励んでほしいと思っています。そして将来、多くの人を助けるため、しっかりとした基盤、体力づくりも含めて、しっかりとした自分の基盤をつくってもらいたい、そう強く、皆さんに伝えます。

私は、つらく、苦しいときにこそ、自分を成長させるチャンスだと思っています。順風満帆な人生を人は望んでしまいますが、追い風で順調に上手くいっている時よりも、逆境にたち、逆風に立ち向かっている時にこそ、人としての芯が太くなるように思えます。

生徒の皆さんは、中学時代の苦手なところを克服し、新しい教科書を開き、

新しい気持ちで、しっかりと勉強に取り組んで下さい。

ともだちを大切にし、失敗を恐れず、新しいことにも果敢にチャレンジしてください。

書物を繙き、歴史を見れば、私たちの社会は、これまで幾度となく戦争の惨禍や大規模な自然災害、感染症の爆発的な流行を経験し、それを『人の英知』により、乗り越えてきたことが判ります。この苦難をバネにして困難を乗り越え、輝かしい未来に向って力強い一歩を踏み出すことを期待しています。

 

Congratulations on your admission to AIHARA high school!

 

I want you to learn a lot so that you can work independently.

 

That’s why Please study hard.

 

And enjoy your new school life!

 

令和4年4月6日

神奈川県立相原高等学校長 

平塚 専一