更新日:2021年8月27日

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昨年度の活動の様子

第8回 12月20日(日曜日) テーマ「教員という仕事の魅力と責任」

 

第8回の写真1.

令和2年度の最終回となる第8回のセミナーは、「かながわティーチャーズカレッジ」との合同開催で行われました。前半は、ティーチャーズカレッジを修了し、現在神奈川県の公立学校教員として働いている小学校・中学校・高等学校・特別支援学校の教諭と養護教諭、計5名をお呼びして、採用1年目の経験や、教員として働くことの魅力や責任についてお話ししていただきました。高校生は、今回も新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、複数の会場に分散し、オンライン中継を視聴しました。

 

 第8回の写真2.

シンポジウムの後は、それぞれの会場で演習を行いました。3×3の9マスの中心から放射状に広がるイメージでアイディアを発想する「マンダラート」(写真)という思考ツールを用いて、「理想とする教員像」「その実現のために必要な要素」「その要素を身に付けるためにするべきこと」を考えました。受講者は、自分の目指す教員像を思い描きながら、今の自分たちにできることは何か、一人一人がじっくりと考えながらマスを埋めていきました。

 

第8回の写真3.

演習の後半では、各自が作った「マンダラート」を見せ合いながら、小グループで意見交換を行いました。感染予防のため話し合う時間はごく短時間でしたが、一人一人が自分の目指す教員像を熱く語りながら、自分と共通する思いや、自分と異なる視点に触れて、理想とする教員像をさらに深めていきました。

 

第8回の写真4.

令和2年度の「高校生のための教職セミナー」は、今回で終了となります。新型コロナウイルス感染拡大によって4月、5月には学校が一斉休校になりましたが、「学びの場」を求める高校生の熱意のお陰で、今年度のセミナーは全8回で昨年度を大幅に上回る延べ500人以上が参加しました。全国の教育現場も大変な状況の中、多くの高校生が教職への関心や、「教員になりたい」という夢や希望を持っていることは、これからの教育を担う大きな力となるでしょう。(写真は受講者が付せんに書いた「理想の教員像」を貼り合わせて作りました)

参加してくれた高校生の皆さんを始め、御協力いただいた各学校の先生方や保護者の皆様、講師の皆様、このセミナーの開催に当たり御協力いただいた全ての皆様に感謝を申し上げます。本当にありがとうございました!!

 

<受講者の感想>

  • シンポジウムでは様々な経験談だけでなく、私たちへのアドバイスもいただけて、これからの生活に活かしていこうと思いました。
  • 実際に書き出すことで自分がなりたい教員像を明確化して、モチベーションに繋げることができた。
  • 色々な人の理想の教員像を知ることができてとても参考になったし、新しい価値観を得ることができました。
  • 自分のなりたい教員像が、最初はあやふやで分かっていませんでしたが、今日受講してやっと分かりました。改めて受講して良かったなと実感しました。

 

第7回 12月13日(日曜日) テーマ「学校教育における人権」

 

第7回の画像1.

第7回のセミナーには、38名の高校生が参加しました。今回は「かながわティーチャーズカレッジ」との合同開催で、前半の講義は認定特定非営利活動法人「アンガージュマン・よこすか」理事長・島田徳隆(しまだのりたか)先生を講師として、不登校の子どもたちの現状やその背景、関わり方を中心に、「学校教育における人権」についてお話ししていただきました。受講に際し、新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、高校生は講義のオンライン中継を別会場で視聴しました。

 

第7回の画像2.

講義の後は会場を移動し、密な状況を避けながら小グループでの演習を行いました。不登校の他にも子どもをめぐる人権問題にはどのようなものがあるかを考え、また、子どもの人権を守るために教員として心がけることは何か、今の自分たちにできることは何かなどを話し合いました。いじめや障がいの有無、経済格差、ルーツや外見、さらにコロナ禍における差別や偏見など、様々な視点から人権に関わるキーワードを挙げながら話し合いが行われました。

 

第7回の画像3.

演習の後半では、各グループで話し合った内容を発表し合い、他の人の意見に共感したり、新たな気付きを得たりする様子が見られました。難しいテーマでしたが、参加した高校生は意見を交わしながら、子どもをめぐる人権問題に真剣に向き合い、学びを深めようとする姿が印象的でした。受講後のアンケートからも、子どもの人権を守ることの大切さ、そのために教員が果たす役割の大きさや責任などを感じる感想が見られました。参加された皆さん、ありがとうございました。

 

<受講者の感想>

  • 教員となるには教科のことはもちろん、児童、生徒の精神や人権についても考えなければならず、さらにその思慮すべきことはとても多岐にわたることを知り、教職という仕事の大変さを改めて知った。しかし、それができて初めて、人を育てる立場に立つことができるのだろうなとも感じた。
  • 子どもに関わる人権についていざ考えてみると、問題点すら出てこないという自分達の現状を知った。常日頃からもっと様々なことに着目して考えながら生活していく必要があると感じる。
  • 他人のことを思いやれる人になりたいと思いました。自分には思いつかなかったことも他の人は気付いて、とても面白いと感じました。
  • 生徒たちの人権が脅かされてしまうきっかけとなるようなものに対して、先生が常にアンテナを高く持つことがとても大切だと思った。

 

第6回 11月29日(日曜日) テーマ「教職課程学習体験」

 

第6回の写真1.

第6回のセミナーでは、横浜国立大学教育学部教授・筆保弘徳(ふでやすひろのり)先生を講師にお迎えしました。教員免許取得のために必要な大学の教職課程について学んだり、大学で実際に行われている教職課程の授業を体験したりしました。

 

第6回の写真2.

今回は、筆保先生の専門分野である気象学から、誰もが一度は目にしたことがある「虹」をテーマに、日頃、大学生を対象に行っているのと同じ内容で講義をしていただきました。「太陽の光は何色か?」というクイズから始まり、「様々な色がどのように届くのか」「なぜ虹は半円に見えるのか」「虹を見るための条件」といった虹に関する不思議について、一つ一つ丁寧に説明をしてくださいました。情熱と虹への愛にあふれる講義に、参加した高校生は皆聴き入っていました。

 

第6回の写真3.

講座の後半では、受講した高校生に「教員となって教えてみたい教科は何か」「大学で学ぶということについて考えたこと」についてアンケートを取りました。「教えてみたい教科」で最も多かったのは算数・数学、続いて2位が理科、3位が国語と社会(高校地歴・公民)で同率という結果でした!これ以外にもアンケートでは、大学や学部の選び方に関する質問や、大学で専門的に学ぶことへの期待や不安を挙げる受講者もいました。受講者からの質問には、筆保先生が丁寧に回答してくださいました。

 

<受講者の感想>

  • 大学で学ぶことは、ただ教員になるために学ぶだけではなくて、自分が興味を持っていることをとことん追究したり、研究したりすることが大切だと思った。そのようにすることでいざ教えるときに、子どもたちにより分かりやすく情報や知識を伝えられるし、大学こそがそのような環境を整えている場所なのだから、自分から教養を増やすべきだと思った。
  • 自分がやりたい事について深く考えてみたり、何かに興味を持ったりすることが大事なのだなと思いました。
  • お話を聞いて、大学や学部を考えるより前に自分が好きなことや深く関わってみたい分野を見つけたいと思いました。私はまだ高校1年生なので、これから資格の勉強を始めたいと思いました。
  • 教える方の熱意があると、教わっている側も最初はそこまで興味の無い分野でも、学んでいて楽しくなるなと感じたので、そのように生徒に思ってもらえるような先生になりたいと思いました。

 

第5回 11月15日(日曜日) テーマ「教員をめざす皆さんへ」

 

第5回の写真1.

66名の高校生が参加した第5回のセミナーは、小学校・中学校・高等学校・特別支援学校それぞれの校種での教員経験を持つ4人の総合教育センター所員をシンポジストとして、教職の魅力や実際の仕事内容などについてシンポジウム形式で話す講座でした。はじめに神奈川県教育委員会教職員人事課の職員による、教員採用試験についての説明がありました。高校生にとっては少し先の話にも関わらず、皆真剣な表情で説明を聴いていました。

 

第5回の写真2.

シンポジウムでは、シンポジストがそれぞれ教員になるまでの道のりや、教職のやりがい、今までに大変だったことなどを話しました。「仕事のやりがいは何か?」という質問に対して、「子どもが○○をできるようになった時」「子どもの笑顔が見られた時」など、子どもの成長を感じた時や子どもとの関わりの中に最もやりがいを感じる、という話が多く出ました。また、シンポジウムの最後には、教員経験者だけでなく、「かながわティーチャーズカレッジ」の受講者からも、これから将来の夢に向かう高校生に対して「自分だけの『言葉の辞書』を持つこと」「挑戦する意識の大切さ」など、熱いメッセージが送られました。

 

第5回の写真3.

シンポジウムの後は、希望する校種ごとの会場に分かれて、さらに詳しい話を聞きました。「これからの授業で求められることは?」「『深い学び』とは?」「進路指導で生徒にどのようなアドバイスをすればよいか?」など熱意あふれる質問も飛び出し、各校種とも、参加した高校生たちの教職に対する真剣な思いがひしひしと感じられました。数年後に、今回このセミナーに参加した高校生が教壇に立って活躍することを願っています。参加してくれた高校生の皆さん、ありがとうございました。

 

<受講者の感想>

  • 今日のセミナーを通して教員の楽しさ、苦しさなどを知ることが出来た。座談会では普段の業務内容などに加えて、自分たち生徒の知らない裏側、職員室での様子などを知ることができて、小学校の先生方は個人作業が多いけれど、仲が良いのだとびっくりしました。
  • 教員になりたいという思いがあったので、実際の仕事の詳しい内容であったり、自分に勉強を教えてくれていた先生が自分が見ていない間にしていた仕事のことなどについて知ることができてよかった。
  • 教員になるためには、もっと色々な経験をしなければいけないなと思いました。自分は、少し勇気がなくて一歩踏み出せない所があるので、これからの高校生活で勇気を出して沢山の経験をしていきたいです。
  • 教員という仕事はやはり大変ですが、その分他のどのような職でも感じることができないやりがいがあるということを改めて知ることができました。そのようなやりがいを感じることができるよう、教員に向かって邁進していきたいです。

 

第4回 10月4日(日曜日) テーマ「インクルーシブ教育」

 

第4回の写真1.

第4回のセミナーでは神奈川県が力を入れている「インクルーシブ教育」について、講義・演習を通して学びました。講義は今回も新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、かながわティーチャーズカレッジの講義をライブ中継で視聴しました。総合教育センターの所員による前半の講義では、インクルーシブ教育の理念の基である神奈川県の「支援教育」の考え方に触れ、教員の視点での「困った子」は、子ども自身の視点に立つと「困っている子」であり、その子に対して適切な支援を行うことの重要性を学びました。

 

第4回の写真2.

講義の後半は、スポーツセンター・奥野康子専門員を講師に迎えて、実際の学校現場でも広がっている「教育のユニバーサルデザイン化」について学びました。子どもが楽しく、安心して学ぶためには学習の環境を整えることが不可欠であり、さらに、授業の内容を絞り(焦点化)、行動の予定を視覚化して見通しを持たせること、そして子ども同士の話し合いなどの学習活動を組織化することが大切であるというお話を聞くことができました。

 

第4回の写真3.

後半は、少人数でのグループ演習を行いました。架空の事例に登場する子どもの様子から、どのようなことに困っており、どのような支援の方法が考えられるかを受講者同士で話し合いました。学校も学年もバラバラでお互い初めて会う者同士であるにも関わらず、参加した高校生たちは意見を活発に交換し合い、仲間の話から自らの考えを深め、自分たちのアイディアを模造紙に書き込んでいきました。

 

第4回の写真4.

演習の最後は、いくつかのグループに代表として、話し合いのまとめを発表してもらいました。普段学校の授業でも発表の経験を積んでいるのか、さすがは教員を目指す高校生です。どのグループも話し合った内容を上手にまとめ、工夫をしながら分かりやすい発表をしていました。聴く側の皆さんも最後まで真剣に聴いていました。参加された高校生の皆さん、ありがとうございました!

 

<受講者の感想>

  • インクルーシブ教育は一部の人のためのものだと思っていたが、誰も困らないような理想的な教育だと分かった。模造紙を使ったグループ活動で刺激をもらえた。
  • 今日の演習を通して1人の子だけに対する解決策を考えるのではなく、他の誰にでも対応できるような解決策を考えることが大切だと思いました。
  • 1人の悩みの解決策は他の人にとってもプラスとなるんだなという発見ができた。教師になった時に「困った子」ではなく「困っている子」という認識、理解をすることの大切さを学ぶことが出来た。
  • 「40人いたら、40人全員を特別扱い」という言葉が、とても心に刺さりました。

 

第3回 9月27日(日曜日) テーマ「授業づくりを学ぶ」

 

第3回の写真1.

第3回のセミナーでは「授業づくり」をテーマに、ふだん生徒として参加している授業を「教員の視点」で考えました。総合教育センターの所員による授業の動画を観ながら、授業の良いところや、授業のどのようなところに教員が工夫をしているかを考えました。講義を聴きながらびっしりとメモを取る姿も見られました。

 

第3回の写真2.

講義の中で、各教科の特質によって異なる「見方・考え方」がある、ということを実感してもらうため、「コンビニ」をテーマにクイズを作るプチ演習を行いました。高校生ならではの柔軟な発想で、様々なクイズを作ってくれました。次のクイズは、どのような教科の「見方・考え方」が関わっているでしょうか?

Q.日本でいちばんコンビニが少ない都道府県は?

Q.一日の中で一番最初に売り切れる商品はなんでしょう?

Q.コンビニで全商品を買ったらいくらになる?

Q.どうして入店音がなるのでしょうか?

Q.ある日の夜に、コンビニのある商品を目掛けて雷が落ちるそうです。さて、どの商品目掛けて雷が落ちてくるでしょうか?

出題者も正解が分からない問題もあります。答えは果たして…!?

 

第3回の写真3.

後半は、4つの会場に分かれて少人数でのグループ演習を行いました。新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から、マスクの着用に加えて受講者同士が向き合わないよう机や座席の配置などに配慮しながら、個人で考えた「授業の良い所」や「教員の工夫」について付せんと模造紙を使いながら意見交換をしました。お互いの考えを伝え合い、聴き合うことで、自分には無かった視点や発想に気付き、各グループの話し合いが盛り上がりを見せていました。

 

第3回の写真4.

演習の最後は、グループでまとめた意見を発表し、他のグループと共有しました。ふだんあまり意識することなく受けていた授業を「教員の視点」で考えることを通して、参加した高校生たちは、学校の先生達が様々な工夫をしながら授業を行っていることに気付き、さらには自分自身が将来教壇に立った時に、どのような授業を行ってみたいか、「教員となった自分」の姿をイメージする様子が見られました。

 

<受講者の感想>

  • 授業は「理解させる」ことも大切だけど、「考えさせる」「興味を引き出す」ことがより大切なのだと思いました。
  • 教員視点での授業づくりを考えることが出来て新鮮でした。日々何気なく受けてる授業の中にも、先生方の細かい工夫で溢れている所が沢山あるのだなと実感しました。
  • 最後のお話で、授業は一つのステージだと仰っていたことにすごく惹かれて、自分なりのステージを作って児童に見せたいと思いました。
  • 一人一人の意見を共有していくことでお互いの考えの違いに気付くことができたり、いろいろな発想を発見できたりして、授業作りという一つのテーマについてものすごく理解をすることができました。

 

第2回 9月13日(日曜日) テーマ「コミュニケーション能力の育成」

 

第2回の写真1.

第2回のセミナーはかながわティーチャーズカレッジと合同での開催でした。今回の講座では新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、参加した高校生は4つの研修室に分かれ、大講堂で行われている講義のライブ映像をオンラインで視聴する、という形で行われました。

 

第2回の写真2.

講座の前半は、講師のコアネット教育総合研究所横浜研究室室長 福本雅俊氏による講義を通して、コミュニケーションにおいて大切なことを学びました。講義の合間に行われた、隣の人と対話する演習を通して、「話すこと」以上に「聴くこと」の大切さを実感する様子が見られました。

 

第2回の写真3.

後半は大講堂に移動し、総合教育センターの中村教育指導員と西塚教育指導専門員による演習を行いました。ここでも感染拡大防止のため、座席間隔を空けて座ることに加え、高校生はフェイスシールドを着用して演習に臨みました。様々な相槌の種類や、相槌が相手に与える印象・効果について学びました。また、絵を使って自分の高校生活を語り合ったり、「慰められたり、嬉しくなったりする言葉」や「悲しくなったり不快になったりした言葉」を挙げたりするエクササイズを体験しました。

 

第2回の写真4.

受講した高校生たちは、ポジティブな言葉を伝えることの大切さや、そのためには良い言葉をたくさん集めることが必要であることを実感したようでした。受講者の皆さんが書いてくれた「慰められたり、嬉しくなったりする言葉」は、受講者専用ページから見ることができます。ぜひ一緒に参加した仲間の「言葉」を見て、お気に入りの「ポジティブワード」を探してみてください!

 

<受講者の感想>

  • 活動の中で少し恥ずかしいと思うところもありましたが、それによって話したことのない人と話すきっかけとなり、今回の主題であるコミュニケーションの大切さというものを切に感じることができました。
  • 私は、人とコミュニケーションをとることが少し苦手でこの講義を聞けば何かヒントになるのではないかと思い受講しました。とても多くの情報を得られ、有意義な時間でした。また、「かけて欲しい言葉を知らなければその言葉はかけられない」という言葉が印象的で、忘れないよう頭の中に留めておこうと思います。
  • 知らない高校の子と一緒に活動ができてすごく楽しかったです!やはりグループワークをすると伝える力や聞く力が身に付くと思うので、将来教員になった時にグループワークは使いたいなって思っています!聴は耳+目+心っていうのが素敵だなって思いました。
  • 教えることだけが教員の仕事ではなくて、話を聞いたり、その話に対して相槌をうつ、もしくは反応することも大事だということがわかった。私の尊敬している先生も話を聞いてくれて、アドバイスや褒め言葉を使ってくれていたのを思い出した。私も今回の講義をきっかけに、落ち込んだり悩みを抱えた周りの人へ励ましの言葉をかけられるようになりたい。

 

第1回 8月30日(日曜日) テーマ「教員になるためには」

 

第1回の写真1.

全国一斉休校に伴う夏季休業期間の短縮等から、8月26日に予定していた講座は中止となりました。この日も、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、入場前の検温やアルコールでの手指消毒、座席間隔を空けるなど、様々な対策を取りながらの開催となりました。

 

第1回の写真2.

総合教育センター所長の挨拶の後、教職員企画課職員による『教員免許と教員採用試験について』の講義が行われました。教員免許取得や教員採用試験の仕組みなど、教員となるまでの道筋を学ぶ受講者の表情は真剣そのものでした。

 

第1回の写真3.

後半は、昨年度も講師としてお招きした横浜国立大学教育学部教授 梅澤秋久先生の講義『教職課程について』でした。「勉強」の本来の意味やこれからの時代に求められる「学び」について、受講者自身が考える場面を交えた梅澤先生の熱意あふれる講義に、受講者も積極的に参加している様子が見られました。

 

第1回の写真4.

講義の後は、スマートフォンを活用して、講義の感想や教職への意識の共有をしました。「どの校種の教員に興味がありますか?」という質問では、中学校、高等学校、小学校(の先生)の順に人数が多く見られましたが、特別支援学校の先生や養護教諭に興味を持っているという回答も見られました。また、「教員のどのような所に魅力を感じますか?」という質問に対して最も多かった回答は「授業(教科の指導)を通して児童・生徒と関わること」で受講者の9割近くが選んでいました。中には、「一人一人の人生に携われるところ」「子どもの心に触れるところ」という意見もあり、想像以上に深く考えている高校生の本音を知ることができました。

 

<受講者の感想>

 

  • 自分達が教員になる頃には、自分自身で新たな教育の仕方を考えなければならない、また行わなければならない、ということを知ることができました。
  • これからの時代にあった、学習法や生徒との向き合い方などを改めて考えさせられたのと共に、「自分達で生み出す」能力をこれから自分でも意識して過ごしていきたいです。
  • 「これからの時代は未知の問題に立ち向かっていく力が求められる」という言葉がとても印象に残りました。高校の授業をしっかり聴いているだけでは自分を十分に高めることはできないと感じ、日々の授業の中でグループワークや発表する機会を大切にしながら人と積極的に関わっていきたいと思いました。
  • 今まで自分は教員にだけはなりたくないとずっと言い続けてきた。それは、素敵な先生方にたくさん出会ってきたため、自分がその立場になることに自信がなかったからだ。しかし、今回の話を聞いて、やっぱりなりたいと思えた。

 

問合せ先:教育事業部 教育人材育成課 キャリア開発班

電話番号(0466)81-0253[直通](平日8時30分から17時15分まで)