神奈川県立平塚盲学校 学校運営協議会 開催結果 本校の学校運営協議会を下記のとおり開催しました。 会議名称 令和7年度 神奈川県立平塚盲学校 第2回学校運営協議会 開催日時 令和7年12月2日(火)10:15〜11:50 開催場所 本校会議室 出席者 令和7年度平塚盲学校 学校運営協議会委員7名(校長含む)、事務局教職員10名 会議資料 ・令和7年度第2回神奈川県立平塚盲学校 学校運営協議会次第 ・説明用スライド資料 ・令和7年度 神奈川県立平塚盲学校 第2回学校運営協議会実施要項 ・令和7年度学校評価(中間評価) ・切れ目ない支援部会全体会意見集約資料 議事録 1学校長及び会長あいさつ  校長及び会長より、第2回の開催にあたり、今回の概要や活発な討議を促すなどのあいさつを行った。 2学校評価部会「令和7年度中間評価について」 [司会:会長] (1)中間評価の報告(副校長) スライド資料に従い、学校評価の5つの視点に沿って、今年度上半期の中間評価について報告を行った。 報告については、それぞれの視点に係る今年度の目標についての現在までの取組み状況と今後の課題やこれからの取組みについてという構成で説明を行った。 (2 質疑 委員B:地域との協働の説明の中で、様々な団体との連携が必要とあったが、具体的に どういうことか。 保専部長:例えば実際の活動の準備段階などで、相手先と日程調整をしたり、実際に学校の状況を見たり、打ち合わせたりするなどして連携を取っている。 委員B:視力障害の程度の差によって、配慮を変えるなどした方が良かったのか。以前、(配慮をした上で)墨字の紙だけを渡していたが、それで大丈夫かと思っていた。 保専部長:手から手へと丁寧に伝えて頂けたので、その際には、とても良かったと思っている。紙媒体も必要に応じて頂ければ、ありがたい。 委員C:まず、コンパクトに要点がまとめられておりわかりやすかった。今回、副校長からの説明であったが、各担当から報告して欲しかった。各担当の思いも聞けるので。 それから、情報発信の充実は、この協議会でも取り組んでいるが、良い方向へ進んでいるように感じられる。 教育課程の見直しは、何のために、どういう視点で、どこにスポットを当てているのか、教えてほしい。 校長: 例えば、時間数、教育内容等の見直しも含め、各学部で内部発生的(自分たちで課題を見つけ)に取組めると良いと思い取り組んでいる。 教務指導GL:昨年度は、小学部の単一障害の教育課程の見直しに取り組んだ。以前は、国語、数学の授業数が多くて、理科、社会、音楽、美術、体育の授業数が少なかった。そこで2年生は理科、社会を隔週で行い、4年生は音楽、図工、家庭を3週に1回行うことで国・数 以外の教科を増やした。今年度は、中普部の重複障害教育課程の自立活動の見直しに取り組んでいる。今年度は自立活動を独立した形で行っている。 委員D:説明の内容はわかりやすかった。その中の新着任者研修について、どのような工夫を行っているのか。 教務指導GL:新着任者は、週に1回授業時間内に組み込む形で、盲学校に必要な内容について研修している。年間、30回程度になる。特に4月は、集中的に行っている。また 各プロ盲(という校内組織)の担当が、点字、歩行など専門分野別に講師を務めている。 委員E:とても丁寧な説明だった。安全面で、校舎の耐震面や鉄骨は大丈夫か点検等行っているのか。防災物品は、防災倉庫からはすぐに取り出せるのか。帰宅困難者にスムーズに食糧を配れるのか。 総務GL:防災備品を校内の3ヶ所(寄宿舎、バス通り側、校舎)に分けて置いている。物の移動は、人力で行っている。定期的に訓練を年に2回行っており、スムーズに動けるかと思う。 委員C:校舎の管理は、教育委員会が行っている。コア抜き(壁に穴をあけコンクリート等の状態を調べる)での調査なども行っている。 委員F:関東視覚障害学校PTAと、全国視覚障害学校PTAの会議に出席すると、他校では「寄宿舎指導員と教員の連携が取れていない。」とか、「教員間の引き継ぎが上手くいっていない。」などの話が出ていた。本校は、たくさんの新着任者研修に取り組んでいるなどしているので、他校のような良くない話が出ないのだと思った。今後も、良い状態を続けて欲しい。 (休憩と同時に、次の部会のために、3グループでの座席の配置換え等行った。) 3切れ目ない支援部会「8月28日実施切れ目ない支援部会全体会を受けて」 [司会:会長] (事務局より進行について説明)まず、8月の全体会で最初に意見を出し合った「本校の魅力・強み」を記述した短冊をそれぞれ見ていただきたい。これだけの魅力、強みが校内外の方から出された。これらを頭に入れながらこの後の進行をしていきたい。このあと、やはり8月の部会で、熟議した3つのテーマについて、同じように用意した短冊を3つのグループで分類していくワークを行っていく。協議会の委員の皆様は、8月の加わったグループ(テーマ)と同じA、B、Cのグループに入っていただいている。 (1)グループワーク 15分程度で、8月の全体会で出された意見が書かれた短冊について、3つのグループで仕分けを行った。 ◎3つのグループで、それぞれ扱うテーマは次の通り。 Aグループ:地域や社会に知ってほしいこと・発信したいことは? Bグループ:地域の人は何を知りたいと思っている? Cグループ:どうすればもっと伝わる?発信の方法や工夫は? ◎各グループで、仕分けする項目は次の通り。 AグループとBグループについては (ア) 1年以内で発信できそうな内容 (イ) もう少し時間をかければできそうな内容 (ウ) 長く時間がかかりそうだが、捨てきれない内容・・・夢 Cグループについては、 (ア) 1年以内で実現できそうな方法や工夫 (イ) もう少し時間をかければ実現できそうな方法や工夫 (ウ) 長く時間がかかりそうだが、捨てきれないもの・・・夢 また、それぞれ仕分けしたものの中で、3つずつ程度「推し」も選ぶ。 (2)各グループより発表 Aグループ:「地域や社会に知ってほしいこと・発信したいことは?」 迷いながら、「うち(本校)じゃなきゃ」を3つ考えた。まずは理療科があること。国家資格が取れる。もっとアピールしていけるとよい。寄宿舎があること。学習の場だけでなく生活の場もある。見えにくい方への相談もできること。クライミングウォールがあること。 Bグループ:「地域の人は何を知りたいと思っている?」 外部の人は何を知りたいかを考えた。学校では発信しているつもりだが、まだ発信の仕方が弱いのか?卒業後の進路。この学校ならではの授業や取組について。どんな人が学んでいるのか等も、もっと発信していけるとよいでのは、という話が出た。視覚障害者との関わりについて、どんなふうに授業をしているのかなど、見てもらえる機会がなかなかない。見えている人も白杖を持っているという疑問。「シンボル」として持っている方のことについいての周知。盲導犬と白杖との違い、サポートの仕方等、必要なことを伝えていけるとよい。 Cグループ:「どうすればもっと伝わる?発信の方法や工夫は?」 時間が無くて(ウ)の段までいかなかったが、(ア)と(イ)については皆でいろいろ想像しながら考えた。(ア)については、子ども同士の関わりあいを充実させていくことは少人数の本校の課題でもあり、他県との情報のやりとりももっと行えるとよいので、例えば「平盲音頭」を子どもたちが踊り、それを何らかの手段で他県にも発信していく等のアイデアも考えられるという話になった。(イ)については、市役所や平塚駅や神奈中バスなどの公共の場での周知の方法をもっと考えていくという方法について話をした。 (3)質疑 委員B:「平盲音頭」は、すぐ発信できるのではないか。 委員C:視覚障害の方がどういう学び方をしているのか知らせていく、発信していくと面白い。ホームページ、地域、オープンスクール等やっている場を使って発信していけるとよいのでは。すぐはできないけど神奈中、駅などとも関係を深めていって発信できると良い。 委員D:地域の思い、学校の思い、発信方法など、今後、形にして行けそう。 委員E:観点から内容をまとめていけば、だいぶまとまった発信をしていけるのでは。 委員F:ホームページは、観に行かないとたどり着かない。チラシなどの宣伝方法、ティックトック、眼科にチラシ、等々小さいことをちょっとずつやっていければ良いのではと思う。 司会 :方向性が少しできてきたのかなと。今回(ワークや質疑)は、点と点が線で結ばれた貴重な話し合いになった。次回以降、協議会として何ができるかを考え、発信していきたい。 4事務連絡[事務局より] どんなことができるのか。どんな課題があるのか。皆さんのお知恵をいただきながら今後も考えていきたい。次回は3月3日、午前中を予定している。改めて案内する。 5会長及び校長より 会長:今日の長時間の協議会、ご協力を感謝する。よい形の話し合いが今年度中にできたらと思う。朝(協議会開会前)には、マッサージ(あんま体験)で気持ちも、皆さんクリアになり、意見がたくさん出たように思う。次回もぜひよろしくお願いしたい。 校長:見えてきたという言葉が聴けたのが良かった。職員も、「て、ことはうちのグループのこの話から、こんなことできるのかな。自分の業務と結び付けながら次につながって、次年度などに実行できるかな。」など、自分の意見が何かにつながった、という実感を持てるとよい。今日の(熟議の)資料が次につながっていく。次回は年度末、忙しい中だが、形にしていければということで、よろしくお願いしたい。 以上