神奈川県立平塚盲学校 学校運営協議会 開催結果 本校の学校運営協議会を下記のとおり開催しました。 会議名称 令和7年度 神奈川県立平塚盲学校 第3回学校運営協議会 開催日時 令和8年3月3日(火)10:00〜11:35 開催場所 本校会議室 出席者 令和7年度平塚盲学校 学校運営協議会委員8名(校長含む) 事務局教職員10名 会議資料 ・令和7年度神奈川県立平塚盲学校 第3回学校運営協議会次第及び実施要項 ・説明用スライド資料 ・令和7年度学校評価(各グループ年間評価) ・令和7年度平塚盲学校 学校評価アンケート集計報告 ・神奈川県立平塚盲学校卒業生進路状況 ・第2回切れ目ない支援部会グループワーク集約資料 議事録 1 学校長及び会長あいさつ 校長及び会長より、第3回の開催にあたりあいさつを行った。 2 学校評価部会 [司会:会長] 令和7年度年間評価について (1) 令和7年度各グループ年間評価の報告(副校長) スライド資料に従い、学校評価の5つの視点に沿って、校務分掌グループや学部等での各グループの年間評価について報告を行った。 視点1-1 教育課程の見直しや実践をしての検証を行っている。教科を横断しての学習は、単一級での実践を進めるにあたっての課題が現状ではある。教員同士の学び合いも進めていく。 視点1-2 小集団のため協働的な学びが課題になっており、学年を越えた合同での授業や居住地交流を含めた交流での学習をすすめている。新着任者研修も継続していく。寄宿舎では集団生活をとおしての目標を立て指導するため、わかりやすい個別指導計画を工夫している。 視点2-1-1 学校生活アンケートでは、いじめ等重大な案件は認められなかったが、日々の情報共有、寄宿舎との連携を大事にした組織的な指導・支援を今後も継続していく。 視点2-1-2 昨年度に比べ校内の相談案件がとても増えたが、これは、ケース会の開催など、組織的に課題を考えていくことができるような形が定着しつつあることを示している。 視点3-1-1 キャリアパスポートの作成が始まり、どう活用していくかを今後模索していく。現場実習の適切な時期や回数の検討を行っていく。単一級は、教科の授業との関係で回数を増やすことなどは課題である。 視点3-1-2 国家試験合格に向け、補習等の対策を充実させる。 視点4-1 校外へ出て行ったり校外と連携したりする学習活動については、そのねらいの共有も含めて、準備や打合せを丁寧に行うなどが課題である。 視点4-2 学校運営協議会とも協働し、平恂モ学校についての情報発信や広報など広く知っていただくことを推進して行く。 視点5-1 防災、防犯の訓練の充実。実際に即した訓練を実施。防災備品の管理とそれらを使った訓練の実施を考えている。 視点5-2 スクールバスや防災、アレルギー対応などのマニュアルの改訂や改定後の検証を進める。職員への人権研修だけでなく、人権教育の推進が課題である。 (2) 学校評価アンケート集計結果の報告(副校長) 配付資料に基づき、幼小中普保護者向けアンケート、保専部生徒向けアンケート、教職員向けアンケート、そして自由記述の傾向の順に報告を行った。 (3) 令和7年度進路状況報告(支援連携GL) 配付資料に基づき、進路先の傾向や今後の動向を含めて報告を行った。 (4) 質疑 委員B:保専部のアンケートを受けて聞きたい。模擬試験のフィードバックはどうなっているのか。国家試験合格まで結びつけるためにどうしているのか知りたい。 保専部長:模擬試験後は3回行っている。3回とも生徒に個々にフィードバックを行っている。また、解説の内容についても、合格ラインも含めて、事後解説の時間でも、授業の中でも生徒に伝えている。 委員C:視点1では、学校の規模が小さいという課題の中で、横のつながりを大事にしていくということが出てきていて、小さい学校ならではの良いところを伸ばしていくという話が出てきているのが良いと思う。視点4のコミュニティスクール、地域との連携をしながら学校の課題を解決していく動きを意識して今後もやっていくことが良いと思う。 委員D:保護者アンケートの「良さを伸ばす」という設問に良い回答があるのがとてもよい。「健康状態の把握」についても高評価なのがよいと思う。昨年度より保専部の回答が上がったのが良かったが、何か工夫があったのか。 副校長:回答率があがったことに関しては、生徒が余裕のある時期だったのか、アンケートをとるタイミングが結果的に良かったのかもしれない。また、設問を短く読みやすくするなどの工夫もした。 委員E:「あまりそう思わない」という回答が出た問いもあるが、それらのことについては、今後取り組めれば良いと思う。 委員F:町内会としては祭に協力していただいていることに感謝している。生徒が楽しんでいただいていたらありがたい。祭ではクイックマッサージの人気があり、地域に盲学校があるということのアピールにもなると思うので、引き続きお願いできればと思っている。 保専部長:生徒は積極的に参加の意思を表明していて、マッサージの機会ができて嬉しいと思っていると思う。 委員G:アンケートの中で、施設・設備の面の安心面の低い評価が気になっているが、どうか。 校長:施設・設備は古くなっている。冷房の効きが悪い、点字ブロックが割れているなどの課題がある。また、防犯については、深夜に南門から西門に不審者が通り抜け、警察が対応することがあったが、警備システムの設置を始めとし、それぞれ予算がつき対応できる見込みである。  (休憩を含め、切れ目ない支援部会の協議のために、座席の移動を行った。) 3 切れ目ない支援部会 [司会:会長] 今回の部会の進め方について(副校長) 12月2日の切れ目ない支援部会でのグループワークを受けての協議を再びグループ別に行う。協議の後、結果を発表し共有する。 また、協議では、次年度着手できることを各グループ1つずつ挙げる。 委員Cからは、この協議会として、今後の取組みにどのように関わるかということも考えながら話し合えると良いという助言があった。 (20分ほどの協議を経て各グループからの協議の報告に進んだ。) 各グループからの報告 Aグループ:前回のグループでのテーマは「私たちが知らせたいこと」 盲学校の魅力を発信する。地域のイベントに積極的に参加し、理療科ではクイックマッサージをすることなどが「人の役に立つ」「喜んでもらう」経験となり生徒の学びやモチベーションの向上につながっている。また、地域のイベントへの参加によって、地域の方々に盲学校を知ってもらう機会にもなる。そのことを教員も理解し、地域のイベント等への参加などを推進していくことが必要ではないか。 Bグループ:前回のグループでのテーマは「地域の人が知りたいこと」 進路について数字だけではなく、ホームページ等で「どのように働いているのか」「どんな工夫をしているのか」など、卒業生の話やヘルスキーパーや大学進学について記事を作るなど、盲学校の卒業後についてイメージできるように具体的に伝えていく。また、ヘルスキーパーを雇用したい企業に向けてもサポートができることを発信していく。 Cグループ:前回のグループでのテーマは「どのような方法で知らせるか」 今まで、やっていないことから考えた。卒業生などのリソースも利用して「平盲の歌」の制作をしてはどうか。地域等のイベントで啓発とともに平盲の歌を流す。テーマソングを作ることで盲学校についての認知を促せるのではないか。 4 事務連絡[進行は事務局に移り、事務局より] ・次年度も今年度と同じような時期に開催を予定している。 ・本日の閉会後は、会長及び副会長と有識者による評価会議を行う。 なお、委員Cからは、協議会委員は今年までとしたく、この3年間の委員会での協議に関して「学校全体を巻き込んで熟議ができてよかった。今後もコミュニティスクールの活動の発展を期待している。」との旨のあいさつがあった。 5 会長及び校長より 会長:今回のグループ協議で話したことを、令和8年度にぜひ実行できるように学校と共に努力をしていきたい。 校長:今年度は全体での熟議などができてよかった。協議したことが、令和8年度に一つでも実現したい。 今年度の委員の方には来年度もなるべく引き続きお願いしたい。 今年度、多くの寄付をいただいた。長い歴史の中で、地域や関係者に支えられていることを感じる。 また、3月20日に開校時の校主の秋山氏を偲ぶ頌徳祭も、市内にある秋山氏の菩提寺で行われるなど、平恂モ学校が地域の中で果たしてきた役割についても感じている。 次年度幼児児童生徒数の減少も見込まれるが、少人数の体制を強みに変えられるよう努めたい。 以上