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更新日:2021年4月23日

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令和3年4月6日 第13回入学式の話

今年は、いつになく早い春を迎えました。桜が舞い散る中、本日、こうして、神奈川県立平塚湘風高等学校の第13回の入学式を執り行うことができました。

ただいま189名の入学を許可いたしました。

新入生の皆さん、そして保護者の皆様、改めまして、ご入学おめでとうございます。

新型コロナウイルスの感染防止ということで、保護者の皆様のご出席を1名に限定したり、来賓の皆様をお迎えすることができなかったことは、とても残念なことでありますが、私たち、教職員一同、新入生の皆さんのご入学を、心より歓迎いたします。

さて、新入生の皆さんは、9年間の義務教育を終え、大人への第一歩を踏み出しました。高等学校という学びの場は、皆さんにとって、未知の世界であり、荒波を感じるところなのかもしれません。そんな皆さんに、私から三つの言葉をもとに、お話しさせていただきます。

 

一つ目は『今、置かれている場所で、輝きなさい』

この言葉は、「今のいる環境で、自分のもてる力を精一杯出して活躍しなさい。」ということだと思います。

今まで、こんな考えを持っていた人はいないでしょうか。

「このクラスのメンバーじゃあ、つまらないよな。」

「部活でレギュラーになれないから、部活を続けていても無駄だよな。」

「コロナだから、何もできなくてつまらないな。」

どの考え方も、置かれている環境のせいにしていませんか。

楽しいクラスにするためにあなた自身が活躍できる場所がきっとあるはずです。その場所を見つけて輝いてください。

部活でレギュラーになること以外でもチームに貢献できることはたくさんあるはずです。あなたの輝ける場所を見つけてください。

コロナで何もできないのは、あなただけではありません。この状況下で、何かできることを工夫し、あなたが輝ける時を見つけてください。

今、あなたが置かれている環境が、最高のものとなるよう、前向きな、ポジティブな考えも持って行動してください。

 

二つ目は『過去は変えられないが、未来は変えることができる。』という言葉です。

どんなに頑張っても、あなたの過去を変えることはできません。でも、あなたの未来はまだ何も決まっていません。過去を悔やむのであれば、その分を新たな未来を創るために費やしてください。

水泳選手の池井璃花子(いけいりかこ)さんをご存じでしょうか。白血病という病に侵され、東京オリンピック出場は難しいとされていながら、未来に希望を持ち、練習を再開し、この度オリンピック出場の切符を手にすることができました。このことは、多くの人に感動を与えました。

あなたの未来作ることができるのは、あなただけです。あなたも、ぜひ、輝ける未来を築いてください。

 

三つ目は『他人は変えられないが、自分は変えることができる。』という言葉です。

ほかの人の考え方を変えるのは、難しいことです。このような経験が、ありませんか。

「あの先生は、なぜ自分に怒ってばかり、なんだろう。」とか、「あの友達は自分の自慢ばかりして、いやだなあ。」などです。

自分の考え方をこう変えてはどうでしょう。「あの先生は、自分の成長を思って叱ってくれているんだ。」とか「あの友人はきっと寂しいんだろうな。話を聞いてあげよう。」と。自分の考え方を変えただけで、少しは気持ちが楽になるはずです。そんなに簡単に、自分の考えを変えることはできないかもしれません。また、変えたからと言って、人との付き合い方が、すべてうまくいくわけではありません。でも、あなた自身が、気にすることはずっと減るはずです。

 

『今、置かれている場所で、輝きなさい』

『過去は変えられないが、未来は変えることができる。』

『他人は変えられないが、自分は変えることができる。』

これらの三つの言葉は、どれも「前向きに、ポジティブに生きなさい。」ということであると思います。

皆さんは、今日が、高校生活のスタートラインです。これからの3年間、平塚湘風高校で、前向きに、ポジティブに精一杯活動してください。

皆さんの活躍を教職員一同支えていきたいと思います。

頑張ってください。期待しています。

 

最後になりますが、緊急事態宣言が解除されたとはいえ、新型コロナウイルスの新規感染者数は東京・大阪を中心に増加の傾向にあります。

本校では、感染対策を徹底し、工夫をしながら教育活動を続けていきます。皆さんも、不要不急の外出は控え、マスクの着用、手洗い・うがいを欠かさずに、体調・体力の維持・向上に努めてください。

 

以上をもって学校長の挨拶といたします。