緊急時における安全対策
大規模地震が発生した場合
想定している内容は次のとおりです。
- 東日本大震災規模の地震(震度7,マグニチュード9.0)
- 倒壊家屋多数
- 交通機関全面不通
- 電話不通
- 校舎使用可
在宅中の場合
在宅中に大規模地震が発生した場合、安全な学校生活が送れるようになるまで、学校は休業とします。(学校からの情報は,まちcomiメールや学校ホームページ、携帯災害用伝言板090-5195-0096、ラジオによる学校安否情報等を利用してお知らせします。)
登校後の場合
登校後に大規模地震が発生した場合、児童生徒は安全な場所に避難し、保護下校の体制をとります。
- 引き取りの方法は注意情報の時と同じです。
- 帰宅できないことが予想される場合は、学校に保護者とともに滞留することができます。可能であれば、必要な物を持ってお迎えに来てください。学校には各自が用意している防災用毛布・薬・非常食のほか、学校として備蓄している非常食も多少あります。
- 基本的には、学校から保護者の方へ連絡をします。電話が繋がりにくい場合には、学校と各家庭が「携帯災害用伝言板」を活用して、伝言の交換を行います。保護者の携帯電話の「携帯災害用伝言板」に安否・被災状況、引取りに関する情報、居場所等を登録するようお願いします。学校からの情報も,「携帯災害用伝言板」の学校携帯電話(090-5195-0096)に登録して、各家庭からの問い合わせに対応します。「携帯災害用伝言板」は,家族間の連絡にも活用できます。
- 遠方の校外行事中に発生した場合は、施設・現地消防署の対応に従って行動し、保護者に引き渡すまで保護します。
登下校途中の場合
付き添い通学
- 児童生徒の行動
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- 保護者の行動
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- 状況を判断し、適切な方法で安全な場所に避難します。
- 救護が必要な場合は携帯災害用伝言板に登録します。
- 学校職員の行動
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- 携帯災害用伝言板(保護者)を確認し、児童生徒の安全を確認います。
- 救護が必要な場合は保護に向かいます。
自力通学
- 児童生徒の行動
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- 関係交通機関の責任者または学校職員の指示に従って行動します。(避難場所に待機することもあります。)
- 学校~玉縄台・関谷インター・田谷バス停・大船駅・戸塚駅(分教室)間は原則として登校(帰校)し、学校で保護者の迎えを待ちます。
- 交通機関に乗車中は乗務員・駅員の指示に従います。
- 自宅~最寄駅・バス停間は原則として、通常の経路で帰宅します。
- 保護者の行動
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- 生徒の通学路を通るか、より最適と思われる道路を利用して学校へ保護に向かいます。
- 通学路の途中から一緒に帰宅する場合は、できる限り携帯災害用伝言板に登録します。
- 通学路付近の避難場所に待機する場合もあるので、予め避難場所を想定しておき保護に向かいます。
- 学校職員の行動
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- 同乗中の職員は関係交通機関の責任者の指示に従い、生徒の保護にあたります。→保護の下に登校します。
- 出勤している職員は隊長の指示に従い、できる限り保護に向かいます。
スクールバス
- 児童生徒の行動
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- バス乗車中は運転手・介助員の指示に従って行動します。
- 保護者の行動(登校時)
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- 乗車待ちの場合は、児童生徒とともに自宅へ戻る。
- バスに乗せた後の場合は、バスのコースを通って、学校に保護に向かう。
- 学校までの運行が不可能な場合は、コース付近の避難場所に待機するので保護に向かう。
- 保護者の行動(下校時)
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- バス停で待ってもバスが来ない場合は、バスのコースを通って、学校へ保護に向かいます。
- 学校までの運行が不可能な場合は、コース付近の避難場所に待機するので保護に向かいます。
- 学校職員の行動
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- 道路状況を把握し、運転手の判断でバスを安全な場所に停車させ、学校へ連絡し状況(乗車中の人員・被災状況)を知らせます。
- 学校まで移送させることを原則とするが、学校までの運行が不可能な場合は避難所等で待機させ、保護要員を出動させます。
- 登校時、まだ乗車していない場合には、保護者に伝え、帰宅してください。
以上の対策を基本線とし、校長を隊長とする対策本部を中心に、地震の程度や被害状況により臨機応変に対応します。