展示のご案内

展覧会リーフレット

特別展 社寺明細帳図 ―明治13年神奈川県下の神社・寺院の姿―
同時開催「金沢東照宮の徳川家康像」


   明治維新の廃仏毀釈の後、明治12年(1879)に内務卿伊藤博文が全国の神社・寺院の調査を命じて作成した「社寺明細帳」という各郡の基本台帳があります。所在地と敷地面積、建物の場所や大きさ、祭神・本尊などが文字で記録されました。
 神奈川県では翌明治13年(1880)図面を4枚作成するように命じたのです。この図面がこの展覧会でご紹介する「社寺明細帳図」です。残念ながら、橘樹郡、愛甲郡、津久井郡、都築郡、陶綾郡のものはご紹介できず、足柄上郡・足柄下郡の資料もとても少ないのです。しかし、久良岐郡の図がかなり残っています。もしかしたら、戸長をしたお宅などにも何の図かわからないまま残っているかもしれません。
 明治13年頃、140年前の神奈川県下の神社・寺院の姿をぜひご覧ください。
 京急線・金沢八景駅横にあった金沢東照宮(現在の金沢八景権現山公園敷地内)の祭神・徳川家康像も特別公開します。

※チラシに一部間違いがありました。お詫びして訂正いたします。
   表面右下写真9のキャプションおよび裏面主要展示品欄 (誤)東禅寺、(正)東漸寺 

           
主催 神奈川県立金沢文庫
後援 神奈川県神社庁 神奈川県仏教会 金沢区佛教会
協力 神奈川県博物館協会 横浜市金沢区役所 横浜金沢観光協会 瀬戸神社
会場 神奈川県立金沢文庫
会期 令和5年5月26日(金)~7月23日(日)
休館日 毎週月曜日(ただし7月17日を除く)、7月18日(火)
観覧時間 午前9時~午後4時30分(入館は4時まで) 
交通 京浜急行「金沢文庫」駅下車徒歩12分(品川より快特33分)
JR根岸線「新杉田」駅接続、シーサイドライン「海の公園南口」駅下車徒歩10分
(最寄り駅から金沢文庫への地図はこちら

当館に駐車場はございません(身体障がい者用を除く)。
  ご来館の際は、公共交通機関をご利用ください。
主要展示作品
  • 神明社(合祀 横浜市金沢区 寺前八幡宮) 個人蔵

  • 香徳寺(秦野市) 県立金沢文庫蔵

  • 三浦郡神社明細帳 横須賀・諏訪神社蔵

  • 瀬戸神社(横浜市金沢区) 個人蔵

  • 徳川家康像(合祀 瀬戸神社) 瀬戸神社蔵


観覧料金


個人 観覧
区分 料金
一般 400円
20歳未満及び学生 250円
65歳以上 200円
高校生 100円
 
団体 観覧
区分 料金
一般 300円
20歳未満及び学生 200円
65歳以上 100円
高校生 100円

※備考 団体は20名以上

●中学生以下及び教育課程に基づく教育活動として入館する高校生は無料。
●障害者手帳/療育手帳/精神障害者保健福祉手帳をお持ちの方は、手帳又は、スマートフォンアプリ「ミライロID」の手帳画面の提示で観覧料は免除(無料)となります。介助者の方1名も免除(無料)となります。
●図書閲覧室のみの利用は無料。
神奈川県立の他の美術館・博物館の有料観覧券の半券利用で、観覧料の割引サービスを受けられる場合があります。

次回展示予告

令和5年7月28日(金)~9月24日(日)
特別展 中世学僧列伝!!