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更新日:2022年9月12日

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校長通信 令和4年8月

校長画像 令和4年4月1日に希望ケ丘高校第32代校長として川崎北高校から着任しました柴田功です。生徒、保護者、地域の皆様、卒業生の皆様に向けて、校長から希望ケ丘高校の様子をできる限り毎日情報発信していこうと思います。応援お願いします。

 

校長通信バックナンバー

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陸上競技部OB・OG会報届きました(令和4年8月31日)

本校陸上競技部は、これまでにインターハイや国体で上位の成績を収めている強豪ですが、その卒業生が会報を作っています。その会報をいただきましたのでお知らせします。特定の部活動のOB・OG会が会報を毎年作成しているなんて、珍しいですし、素晴らしいことだと思います。こうした縦のつながりが本校の強みだと感じます。引き続き、応援お願いします。

陸上競技部会報

合唱祭まであと1週間(令和4年8月30日)

コロナ感染が収まらない状況が続いていますが、できる限りの対策を取り、9月6日に相模大野のグリーンホールにて3年ぶりに合唱祭を開催する予定です。マスクしたままの合唱で、難しいパフォーマンスになりますが、どんな歌声を聴けるのか楽しみにしています。是非、クラスで一致団結して頑張ってほしいと思います。大会冊子に校長あいさつを掲載しましたが、ここにその内容を紹介します。

 

歌うことの意味

なぜ、人は歌を聴いて感動するのか、なぜ、合唱は歌う人も聴く人も感動するのか、皆さんは考えたことがありますか?この疑問をインターネットで検索しても解答は見つかりません。このような単純な疑問もわからないとは、人間の仕組みは謎がいっぱいです。

この疑問は、「歌」を「スポーツ」に置き換えても成り立ちます。スポーツはプレーする人だけでなく観る人も感動させます。

ただし、どちらの場合も周囲を感動させるには条件があり、それは、一生懸命に取り組んでいることだと言えます。表面的なウケをねらうのではなく、真摯な姿勢で一生懸命に心を込めて歌えば、周囲を感動させることができます。是非、感動が渦巻く合唱祭になることを期待しています。

希望ケ丘高等学校長 柴田功

定時制2学期始業式(令和4年8月29日)

今日から定時制の2学期がスタートしました。始業式はオンライン形式で行いました。体育館で一堂に集まることも大事ですが、落ち着いた教室で椅子に座って行う始業式は、感染予防や集中できることなどメリットがたくさんありました。始業式でお話したことを簡単に掲載します。

〇生徒の皆さんこんにちは!久しぶりに登校した人が多いと思いますが、34日間の夏休みはいかがでしたか?

〇1学期の終業式で私がみなさんにお話したことを覚えていますか?まず、あいさつの話をしました。あいさつには質の高いあいさつと、そうでないあいさつがあります。例えば、相手の目をみてあいさつすること、声に出してあいさつすること、相手よりも先にあいさつすることなどは、あいさつの質を高めます。是非、2学期もあいさつの質を高めて、居心地の良い学校にしていきましょう。

〇もうひとつは、是非、みなさんには、夏休みに何かチャレンジしてほしいと伝えました。今までにやったことがないこと、やりたかったけどできなかったこと、夢中になることなどを見つけてチャレンジしましたか?是非、クラスの仲間にそのことを自慢してください。私は、この夏、一人一台端末を活用した授業についての研究会などに参加したり、自分でも発表したり、たくさんの人と出会ったりしました。そのことを今後生かしていきたいと思います。

〇この夏にそうしたチャレンジができなったからといって、あわてる必要はありません。2学期は4ケ月あります。是非、いろんなことにチャレンジしてほしいと思います。特に2か月後には文化祭(希望祭)があります。自分が表現したいこと、見せたいことなどを思い切り発表する機会にしてほしいと思います。

〇年度末に卒業予定の皆さんは、就職、進学準備がまさにチャレンジです。最後まであきらめずに頑張ってください。

〇最後に、ひとつキーワードをお伝えします。それは、ポートフォリオということです。自分が学習してきたこと、興味あること、集めているものなどをクラウド上などに蓄積、整理することをお勧めします。これは、続けていくとやがてポートフォリオという大きな財産になっていきます。是非、チャレンジしてほしいと思います。私からのお話は以上です。

姫路で事例発表してきました(令和4年8月26日)

無事に姫路市での発表を終えることができました。希望ケ丘高校の取組を含めて神奈川県立高校全体の取組を紹介しましたが、高い評価をいただきました。発表に使ったスライド資料を参考に掲載します。全体でスライドは97枚あります。

姫路での発表の様子

発表資料前半(PDF:10,133KB) / 発表資料後半(PDF:12,128KB)

姫路で事例発表してきます(令和4年8月26日)

文部科学省ICT活用教育アドバイザー事業の一環として、兵庫県で高校GIGAスクールセミナーで講演する機会をいただきました。多くの高校でGIGAスクール構想がうまく進んでいない状況があり、神奈川県の事例を紹介することになりました。その時の発表スライドの一枚を紹介します。

高校のギガスクールの課題

 

桜蔭会報に投稿した原稿を紹介します(令和4年8月24日)

出張等で更新できない期間がありましたが、更新再開します。全日制は23日より学校が開始し、24日からは期末試験です。体調を整えて全力で頑張ってほしいです。桜蔭会報を配付することができたので、私の原稿だけここに掲載します。

校長就任の挨拶

【はじめに】

この度、第32代希望ケ丘高等学校長に就任しました柴田功と申します。創立125年の伝統ある学校に着任し、大変光栄なことと感じるとともに、身の引き締まる思いを感じています。本校は、全日制と定時制それぞれに重要なミッションがあり、特に全日制では文部科学省指定のスーパーサイエンスハイスクールの取組、県教育委員会が指定する学力向上進学重点校エントリー校の取組、さらに、今年度は新学習指導要領の確実な実施、生徒一人一台端末を活用した学習活動の充実など、取り組むべき課題がたくさんあります。それら重圧を感じる中、希高生は私たち着任者を温かく迎えてくれて、これから直面する様々な課題にチャレンジしていく勇気を与えてくれました。そんな希高生と、できるだけ毎日直接挨拶を交わしていきたいと思い、生徒の登校を正門で迎えることを日課として始めました。今では、私と全校生徒の朝のホームルームのような大切な時間になっています。

【在校生に伝えたこと】

在校生に対しては、始業式等で次のようなメッセージを伝えました。

「希望ケ丘高校は大変歴史ある学校です。これまで多くの先輩方が本校を卒業し、様々な社会で活躍しています。皆さんが社会に出たときには必ず先輩方が力になってくれると思います。しかしながら、これからの時代は先行きが不透明で、将来の予測が困難な状況です。これまでの常識や伝統そのままでは解決できない課題ばかりです。伝統の中から継承すべき本質をしっかりととらえ、これまでにない発想をとり入れて、新たな伝統にしていく『不易流行』の考えを大切にしていきましょう。」

在校生が新しい価値観、新しい生活様式の中で、新たな課題を発見、解決していく姿を、是非、見守っていただきたいと思います。

【桜蔭会の皆さまへ】

着任して数か月ではありますが、桜蔭会の皆様の愛校心を様々な場面で感じています。これまで、神奈川県尋常中学校、神奈川県中学校、神奈川県立第一中学校、神奈川県立第一横浜中学校、神奈川県立横浜第一中学校、神奈川県立横浜第一高等学校、神奈川県立希望ケ丘高等学校と何度も学校名が変わりながらも、卒業生は自学自習、和衷協同の心を大切にして、時代が変化しても様々な社会のリーダーになっているのだと思います。こうして、時代に合わせて変化していくしなやかさも本校の「不易」な強みなのだと感じています。私も希望ケ丘高校の一員として、皆様と一緒に、ますます魅力あふれる希望ケ丘高校となるように尽力していきたいと思います。どうかよろしくお願いします。

【自己紹介】

最後に簡単ではありますが、自己紹介をさせていただきます。

〇県立高校教諭15年(柿生高校、川崎北高校 理科・情報科)

〇指導主事12年(総合教育センター、高校教育課12年)

〇管理職7年(鶴見高校、総務室ICT推進担当課長、川崎北高校)

〇サッカー部顧問15年、情報教育、ICT利活用教育に長く携わる

〇趣味は地域の少年サッカーチームのコーチ、毎週末のZoom懇親会

卒業生の皆さんとの交流を楽しみにしております。

学校説明会を実施しました(令和4年8月20日)

本日、保土ヶ谷公会堂にて、本校単独の学校説明会を開催しました。来場者入替制で同じ内容を3回説明しましたが、合計約1200名の方が来場されました。今回は、生徒会の生徒が学校生活についての説明があり、生徒の生の声を中学生に伝えることができました。次回は10月15日(土曜日)、本校の体育館で行います。

学校説明会生徒の説明

学校説明会生徒会長のことば
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本校OB会より「桜蔭会報」届きました(令和4年8月18日)

本校の卒業生は約39,000人もいらっしゃいますが、そのOB会を「桜蔭会」と言います。この度、桜蔭会報130号が完成し、本校に送ってくれました。夏休み明けの日に配付したいと思います。本校の部活動の様子なども掲載されています。(本文は会報でお読みください。)

桜蔭会報

これからの時代の校長に必要な資質能力(令和4年8月17日)

今日は、これからの時代の校長に必要な資質能力について考える機会がありました。私なりに考えたことをここに紹介します。

〇「ホウレンソウ」に頼りすぎない情報収集、コミュニケーション能力
インクルーシブな社会の実現に向けて、様々な特性を持った教職員の多様性を尊重した組織づくりをめざす。例えば、コミュニケーション能力に課題がある教職員に対しては、管理職が「ホウレンソウ」を待つだけでなく、管理職の方から積極的に情報収集し、課題の早期発見に努める。また、教職員の特性を前提に、複数担任制やチームティーチングを導入し、様々な特性を互いにフォローし合える組織づくりをめざす。

〇管理職自らやって見せる、デモンストレーションする力
VUCAの時代、ベテランも若手も関係なく、誰もがこれまでに経験したことのない課題に日々直面している。(例えばオンライン学習や一人一台端末を活用した授業、個別最適な学び等は、ベテランも若手も経験したことがない)。そんな中、管理職は口先だけで教職員に指示するのではなく、まずは、管理職自らがやって見せる、失敗してもチャレンジしてみせる、校内研修会では一番前に座って一緒に学ぶなど、管理職がファーストペンギンになる姿勢が大事である。

〇情報の見える化と情報発信力
当然のことながら、学校の情報はすべて管理職に集まり、学校全体を俯瞰して強み弱みを把握している。そうであれば、管理職が外部に対して情報発信することが効率的であり、その結果、校内に対しても、管理職が今どのような課題に取り組んでいるのかが見えるようになり、情報を共有することになる。私の場合は学校のホームページ内に「校長通信」というページを設置し、校内外に学校の現状と課題、その解決策をほぼ毎日、情報発信している。このような取組により学校全体で課題を共有し、地域ともつながり、静的なグランドデザインに対して動的な解決策を示す役割になっている。

生徒から受けたインタビュー記事(令和4年8月16日)

先月、本校の生徒を含む学生団体、EIS(espoir in school)さんから取材を受けましたが、その時のインタビューを記事にまとめて掲載してくれましたので紹介します。約1時間のインタビューでしたがとても深い、本質を突く素晴らしい記事になっています。是非、ご覧ください。(記事は前編、後編に分かれています。)

取材のときに撮影した画像

前編(外部サイトへリンク)

後編(外部サイトへリンク) 

定時制広報誌の原稿「学校に登校する意味」(令和4年8月15日)

読者があまり重ならないので、定時制の広報紙の校長原稿をここに紹介します。

学校に登校する意味

早いもので、令和4年度も約半年経とうとしています。皆さんはこの半年間で自分のどんなところが成長したと実感していますか?たくさんの人と出会い、たくさんの本を読み、たくさんの場所に行ったなど、それぞれの主体的な活動が自分を成長させていると思います。

皆さんはこの2年間で、オンラインで授業を受けることも経験しましたが、その結果、学校に登校して仲間とともに学ぶことの価値を改めて実感したのではないでしょうか。多様な考え、多様な価値観、多様な文化を持つ仲間と意見を交わしたり、一つの発表資料を協働して作成したり、クラスで団結して文化祭の企画を盛り上げたりする、こうした活動はオンラインでは難しく学校に登校する価値だと言えます。11月には定時制の文化祭「希望祭」があります。仲間がいる希望ケ丘高校に登校して、互いに協力し合ったり、励まし合ったりして、一つのことを成し遂げる、そんな登校しなければ経験できない活動を通して自分の成長を実感してほしいと願っています。

保護者の皆様、何かと判断に迷う場面に直面したときには、是非、私たち教職員と一緒に、生徒の安全と成長を最優先に考える「生徒ファースト」の考えで生徒を支えていきましょう。

希望ケ丘高等学校長 柴田功

閉庁日(令和4年8月11日から14日)

全国高等学校情報教育研究会全国大会に参加(令和4年8月9日)

今回は第15回全国大会ですが、3年連続でオンライン大会で開催しました。一部の運営スタッフと発表者は新宿にある工学院大学に集まり、私も、運営に参加してきました。

私は情報の授業を行っている立場ではありませんが、オンデマンド形式で発表しましたので、その動画を紹介します。

SSH生徒研究発表会参加報告(令和4年8月8日)

8月3日、4日に神戸国際展示場にて行われたSSH生徒研究発表会(全国大会)に参加した生徒2名が校長室まで報告に来てくれました。自分たちの研究を多くの方に伝えることはもちろんのこと、他校の優れた発表を聴くことができ、大変勉強になったとのことでした。これからは進路に向けてますます忙しくなるとは思いますが、今回の経験を生かして頑張ってほしいと思います。

SSH発表報告

関西教育ICT展で発表(令和4年8月5日)

インテックス大阪で行われた関西教育ICT展にて事例発表の機会をいただきました。セミナールームには100名近くの参加があり、神奈川県立高校でのGIGAスクールの取組と、指導主事経験としての情報科の話を合わせた「情報1.とGIGAスクールを一体として考えよう」という内容を発表してきました。発表後は名刺交換のための長い列ができ、反響の大きさを実感しました。

関西教育ICT展発表

関西教育ICT展発表の様子

SSH生徒研究発表会全国大会(令和4年8月4日)

本校の代表生徒が神戸で開催しているスーパーサイエンスハイスクール生徒研究発表会全国大会に参加しています。引率している先生から写真とメッセージが届きましたので紹介します。

令和4(2022)年8月3日(水曜日)及び4日(木曜日)、神戸国際展示場にて開催されたSSH生徒研究発表会(全国大会)に本校生徒2名が参加しました。
全国から220校が集まり、互いに研究を発表・見学しました。
本校生徒は、「植物由来のキレート剤による植物の生育促進」を発表テーマに発表しました。
1年間の取組の成果を発表しフィードバックを受けることや、他校生徒の様々な発表を聞くことは大変貴重な経験となりました。

校内発表でも堂々としていました。この貴重な体験を多くの生徒に伝えていってほしいと思います。


生徒研究発表会発表の様子

生徒研究発表会会場

公私合同説明・相談会開催(令和4年8月4日)

ついに、本日、3年ぶりの公私合同説明・相談会が開催されました。本校は全日制と定時制のそれぞれのブースを設けました。どの学校の展示物や説明の方法を工夫しており、中学3年生とその保護者は、熱心に説明を聞いていました。雨天で気温が低いこともあり、無事に進めることができています。

公私合同説明相談会全日制

公私合同説明相談会定時制

公私合同説明・相談会準備(令和4年8月3日)

明日は3年ぶりに公私合同説明・相談会を実施します。過去2年間は、多くの来場者が見込まれるため、感染拡大防止の観点から開催できませんでしたが、今年度は来場者数を制限して開催します。

また、このタイミングに合わせて学校案内リーフレットも完成しました。明日会場でお配りします。

学校案内できました

 

関西教育ICT展で発表予定(令和4年8月1日)

今週、本校は夏期講習週間で、生徒は希望制で各教科の講習を受けています。また、今日は弓道部が夏合宿に出発しました。熱中症対策と感染予防策をしっかりとやって実りある合宿になるように祈っています。

私の方も、この夏、いくつかの発表する機会を設けていて、8月4日・5日に大阪で開催される関西教育ICT展で発表してきます。なぜ、このような発表機会があるのかというと、私はこれまでの神奈川県におけるICT活用教育等の取組を全国に広める役割を文部科学省からいただいており、ICT活用教育アドバイザー(外部サイトへリンク)と言います。今回の発表内容は情報科とGIGAスクールなどについてです。私も熱中症対策と感染予防策をしっかりやって気を付けて参加したいと思います。

第7回関西教育ICT展(外部サイトへリンク)

関西教育ICT展

オンラインイベントでパネラーとして登壇しました(令和4年7月31日)

この2年でオンラインイベントがたくさん開催されるようになってきましたが、今回、著名な方々と一緒に「共創での授業づくり」というテーマでパネラーの一人として登壇してきました。50分間があっという間に感じるほど、充実したディスカッションで、私も普段感じていることを自分の言葉で発言することができました。多くの方から共感していただいたことは「校長はたくさんの生徒が乗っている大きな船を操舵しているような感じで、急な舵は切りにくいけど、目指す方向に進めている」というコメントでした。アーカイブ動画が公開されたらお知らせします。

こくり

パネラー

オンライン発表の動画を提出しました(令和4年7月30日)

全国高等学校情報教育研究会全国大会でオンデマンド発表を行うことにしました。何とか締め切りまでに動画を提出できましたが、8月9日に公開します。動画の長さは12分で、校長通信でも公開していこうと思います。是非視聴してください。

全高情研発表動画

全高情研

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