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更新日:2022年8月2日

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小坪小学校5年生が農業体験に来てくれました!

 令和4年5月27日(金曜日)、土砂降りのなか、雨がっぱに身を包んだ45人の小学生が、三浦初声高等学校 都市農業科の門を元気いっぱいにくぐりました。

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 迎えるのは、都市農業科の選択授業で「グリーンライフ」を選んだ3年生。

 「グリーンライフ」という科目では、農山村の豊かな自然や伝統文化の魅力に気づき、グリーンツーリズム等、生活体験を提供する活動に必要な知識・技術の習得を目指しています。小学生たちの農業体験の内容を決めて準備を整え、当日は体験指導までを行います。今年度はじめての受入れなので緊張気味の高校生たち。

 実習は、野菜・草花・果樹の3部門に分かれて、それぞれのテーマで農業体験を行いました。

野菜部門 ~トマトの収穫~

 野菜部門では「トマトの収穫体験」を行いました。

 トマトを収穫するハサミは、少し変わった形をしているので、怪我をしないよう、高校生が十分に注意をします。小学生は全員しっかり軍手を持参して熱心に話を聞き、トマトの樹を傷つけないよう大切に扱いながら、真っ赤なトマトを上手に収穫できました。

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 小学生からの質問、「おいしいのはどんなトマト?」。

 高校生からの応え、「見かけは良くないけど、おいしいトマトもあるんだよ。それはね…」。

 みんな熱心に聞いてくれました。

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 収穫が終わった後には、仕上げ調整のやり方を学んだり、自分が摘んだトマトのスケッチをしたり、ナスやピーマンなど夏野菜の苗を観察したり、野菜についてたくさん学びました。

 

草花部門 ~バジル苗の鉢上げ~

 草花部門では「バジル苗の鉢上げ」行いました。芽を出したばかりの小さな苗を大き目の鉢に移し替えて、畑に定植できる大きさまでに育てあげるための作業です。小さな苗の根を傷つけないように、丁寧に扱って鉢上げできました。

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果樹部門 ~農作業と道具~

 果樹部門ではみかんの摘果を予定して準備をしていましたが、雨のため、果樹調整スペースにて「農作業に使う道具」について学びました。普段の生活では見ることのない様々な道具を前にして、その仕組みや使い方などについて、怪我することなく学ぶことができました。

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農業高校の学校案内

 みんな一生懸命に農業体験をしている間に、空が明るくなり雨がやんできました。

 農業高校の特色ある施設を見学してもらう「学校案内」を行うことができました。

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 各部門に分かれて行った農業体験の施設からそれぞれ出発して、緑豊かな農場全体を歩いて見学します。草花温室では色とりどりの花に囲まれ、野菜温室を見て回り、果樹園を眺めて、畜舎で飼育されている和牛にも会うことができました。

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小学生たちは「牛がいる!」と言って大喜び。

牛のほうでも、小学生たちに興味津々。

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 コロナ禍で休止していた活動が再開され、「グリーンライフ」の授業でもこうした実習が行えるようになりました。後日、振り返りの授業では、「小学生が楽しそうだった」「小学生がやる気があってよかった」「怪我なくできてよかった」などなど充実感あふれる感想がたくさん出されました。

 元気に農業体験をしてくれた小坪小学校の皆さん、ありがとうございました。

 ぜひまた、いらしてください。

bye