更新日:2019年7月1日

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 式辞

「変 化」

 

 ただいま 入学を許可いたしました240名の新入生の皆さんを迎え、本日ここに、ご来賓の皆様のご臨席を賜り、神奈川県立相模原総合高等学校 第17回入学式を盛大に迎えることができますことに、心からお礼申し上げます。

 また、保護者の皆様におかれましては、立派に成長した我が子の晴れ姿をご覧になって、さぞ頼もしく感じていらっしゃることでしょう。心からお慶び申し上げます。

 さて、新入生の皆さん、入学おめでとう。皆さんは、義務教育終了後高校で学ぶという選択をしました。その学びの場として本校を選択した皆さんを、今日こうして迎えられることを、本当にうれしく思います。皆さんの入学を楽しみに待っていました。

 本校は、全日制総合学科として17年目を迎えました。総合学科は1994年に誕生した、それまでにない新しい学科です。その新しい学校を作る計画の中で、相模原総合高等学校は、神奈川県で2校目の総合学科高校として誕生しました。相模原総合高校の誕生は、他の学校が経験しない「新しい学校づくり」という大きな「変化」から生まれ、それからずっと、新しい仕組みや教育を作り上げてきました。

 まさに、相模原総合、私たち、さがそうは「変化」から生まれ、「変化」にしながら成長してきました。さがそうに入学した皆さんも、この「変化」に無関係ではいられません。

 これから始まる高校生活は、皆さんにとって、「変化」の激しい時期になります。様々な面で、自分で考えること、判断すること、実行することが求められます。責任も求められます。高校生として「変化」しなければなりません。

 「変化」することは今までと同じでいられないので、不安の気持ちも起きますが、一方で、何か閉塞感を払って、生まれ変われる、新しいことができそうだという期待も高まります。

 生き物は体の中に生きるため、「変化」するための大きなエネルギーを蓄えています。冬に枯れたように見える木も、春に葉を出すエネルギーをじっと蓄えていて、春に一気に葉や芽や花を咲かせます。そして目を驚かせる、華麗な「変化」を遂げます。

 皆さんの体の中にも、生きるエネルギー、「変化」するエネルギーがあります。人間の「変化」は、植物のように葉がでたり、花が咲いたりとはっきりした「変化」は見えにくいものです。

 しかし、すぐに結果として目に見えなくても、あきらめず水を与えてください。人間ですから勉強をしたり、練習を続けたりして根っこが出てくるまで続けてください。「変化」への行動は身近な小さなところからでもいい。「変化」を恐れず、良い「変化」、エネルギーを生む「変化」、生きる力を生む「変化」に挑戦してください。

 皆さんの高校生活3年間は、2023年に城山高校と再編・統合をする相模原総合高校にとっても「変化」にしなければならない時期に重なります。皆さんの活躍が相模原総合高校の歴史を刻む、そういう「変化」をもたらしてくれることを期待して式辞といたします。

 

 平成31年 4月8日 相模原総合高等学校長 野田麻由美