更新日:2021年3月9日

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けやき第179号

テントから見えたつながり 

梅雨というと、しとしとと雨が降り梅雨寒となるイメージがあるのですが、カラッと晴れ上がった日があったり豪雨になったり、暑かったり寒かったり、亜熱帯のように極端な天候が多くなったと感じるのは私だけでしょうか。児童生徒だけでなく大人も健康管理には十分に気をつけたいものです。 

7月になり、各学部で児童生徒に合わせた学習活動が展開されていますが、お手元にある今年度の個別教育計画をもう一度ご確認ください。児童生徒の実態把握から導き、生活年齢を考慮した重点課題に沿って指導が行えるように書かれているのにお気づきでしょうか。分教室は生徒の自己目標・評価などがありますが、基本的な部分は小学部から高等部まで統一された書式となり、系統的な学習とともに指導の継続性を考えたものになっています。個別教育計画は、児童生徒の指導について学校と家庭をつなぐツールになっていますので、指導の成果や目標の見直しなど常に担任と情報を共有していただけるとよいでしょう。 

さて、今年も小学部と中学部の運動会が6月に行われました。児童生徒の元気いっぱいの姿と保護者の皆様の声援、ボランティアさんの頑張りなど参加者みんなで盛り上げた行事となっていました。詳しい様子は、今号の記事をぜひお読みください。

また、記事の中の写真にも写っていますが、今回は、神奈川県民共済生活協同組合より寄附していただいたテントも活躍しました。このテントは、災害時用としてリアカーとともにいただいたものですが、今回は、屋外での活動で日差しから児童生徒を守ってくれました。これからも、必要に応じて児童生徒の学習活動に活用していきたいと思います。

そして、県民共済からは、これまでも大型モニターやワイヤレスアンプ、ポリッシャー等の清掃用具など、たくさんの寄附をいただいており、教育活動に役立てています。その他、「神奈川県まなびや基金」という制度では、皆様からいただいた寄付金を県立学校等の教育環境整備の資金に充当しています。本校の事務室前のカウンターにもF棟の耐震補強鉄骨と同じ青い色の募金箱が置いてあります。これまでも、まなびや基金を活用して、体育館の暗幕を新しくしたり、図書室の本100冊以上を追加したりしてきました。感謝申し上げます。

いつも思うのは、毎日欠かさず生徒の通学を温かく見守ってくださっているボランティアさんを含め、本当にたくさんの方に支えられて教育活動が成り立っているということです。

「Fun To Learn ~主体的・対話的で深い学びの実践~」には、教育課程編成や個別教育計画、授業実践とともに、児童生徒が関わっていける人と環境があることが何より大切です。そして、瀬谷養護学校がここにあってよかったとみんなが思えると幸いです。

(副校長 水上 正樹)