更新日:2021年3月9日

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けやき第180号

「ともに生きる」社会の実現に向けて

 

今年は夏空を仰ぐことなく、1学期終業式を迎えました。関東地方の梅雨明け宣言は7月29日(月曜日)に発表され、例年より8日遅かったようです。また、昨年度は6月29日に梅雨明けをしていますので、30日遅くなった今年の梅雨明けに気分が晴れなかった子どもたちが多かったように思います。

2学期が始まる9月初旬は厳しい残暑を心配していましたが、始業式以降は不安定な天候が続き、バケツをひっくり返したかのような短時間豪雨に驚いたりもしました。最近の異常気象はやはり地球環境の変動が大きな原因ではないかと危惧してしまいます。

さて、3年前の平成28年7月26日は「津久井やまゆり園」で入所者19名が犠牲になり、職員を含む27名が負傷した凄惨な事件が起きた忘れられない日となりました。令和元年7月22日(月曜日)には、神奈川県が主催する追悼式が相模女子大学グリーンホールで開かれ、黒岩知事は「悲しみを力に変え、ともに生きる社会を実現する」と述べています。また、「重度知的障害者の暮らしについて理解を深める集会」が同年7月28日(日曜日)に相模原市緑区で開催されています。その中で、親元や入所施設でなく地域で支援を受けながら生活を送ることで障害者の日常が豊かになる実践例が報告されています。

この事件を契機に神奈川県は、かながわ憲章「ともに生きる」を直ちに制定しました。しかしながら、神奈川県民のかながわ憲章「ともに生きる」の認知率が20%(昨年度調査)という現実はとても寂しいと思います。しかし、先の参議院選挙では重度の障害のある方が当選されました。この結果は共生社会の実現に向け大きな一歩であり、また大きな推進力となることを期待できるのではないかと思いました。「ともに生きる」という理念が少しでも早く社会に浸透することを心から願います。


次に、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会の学校連携観戦チケットの予備調査にご協力いただきましてありがとうございました。予備調査の時点では本校の割り当てチケット枚数が未定でしたが、その後確定いたしましたので、ご報告いたします。

オリンピック
野球(横浜スタジアム)…80枚
サッカー(横浜国際競技場)…200枚

パラリンピック
陸上(新国立競技場)…40枚

上記の割り当て枚数となりましたが、来年度早々には正式な申込をしていただくことになります。抽選の可能性も十分に考えられますが、楽しみなイベントとしてもうしばらくお待ちください。

最後に、水害訓練についてご報告いたします。本校では境川氾濫を想定した訓練を昨年度、初めて垂直避難(校舎2階部分への避難)を実施しました。今年度はさらに現実問題として捉え直し、高台(瀬谷柏尾道路まで)へ徒歩またはスクールバスでの避難訓練を9月13日(金曜日)に行いました。今後も災害等に対し安全対策をしていきます。保護者の皆様そして、地域の皆様には、ご理解とご協力をよろしくお願いいたします。

(校長 加藤 裕之)