更新日:2021年3月9日

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けやき第183号

樹木のつながり

児童生徒の真剣な顔と晴れやかな笑顔が印象的だった学習発表会とともに秋が終わり、冷たい風に身を震わせる季節となりました。インフルエンザの流行が小規模で終わるような冬となることを願っています。

さて、今年の秋は、台風や大雨に悩まされましたが、その影響は、本校に植えられた木々にもおよびました。昨年の台風では、正門近くの河津桜が倒れましたが、今年は、イチョウの枝折れに加え、木塀沿いのカイヅカイブキが倒れ、体育館脇のビワが折れました(幸い、ビワは生き延びました)。校内の多種の樹木は県の財産でもありますが、児童生徒にとっても木陰や落ち葉を提供してくれるなど、大切な環境であり教材であると思います。

ご存じの方も多いと思いますが、高等部の農園芸班では、この落ち葉等を活用して腐葉土を作って販売しています。中屋敷ケアプラザでの販売では、購入者の列ができて、あっという間に売り切れになるほど好評を得ています。

小中学部では、落ち葉や木の実を教材教具として使い、生活や図工、美術など様々な授業が展開されています。校内の自然を教材にできる学校環境は、「FunTo Learn ~主体的・対話的で深い学びの実践~」の実現にも大変プラスになっています。

さて、12月14日(土曜日)に開催される「交流フェスティバル」は、地域で組織された実行委員会による地域の交流の場として定着しています。毎年、楽しみにしている方も増えていると聞いています。校内にたくさんあるイチョウの木からとれる銀杏の販売は今回行われませんが、せっかくの銀杏ですので、土日に近隣の方にも拾っていただけるようにしました。事務室に警備員がいますので、一声かけていただければと思います。春には桜のお花見もできますので、またご案内します。瀬谷養護学校の樹木は、学校と地域をつなぐ大切な命です。

樹木の話ではありませんが、昨年度から続いていましたトイレ改修が数か所を残すのみとなりました。また、B・C棟の階段1ヵ所ずつに使いやすい手すりを付けました。さらに、学校創立50周年記念プロジェクトの一環として、F棟の一部屋を学習の場として使えるように内装を整備しました。今後は、G棟とともに地域との協働の場としても活用していきたいと思います。

(副校長 水上 正樹)

びわの木 どんぐりのクーゲルバーン 教室からみた風景