更新日:2021年3月9日

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けやき第192号

三方良し(さんぽうよし)の精神で

校舎内外に、金木犀の甘いかぐわしい香りが立ち込め、秋本番といった趣です。先の見通しが持ちにくい状況が続いていますが、季節は確実に移り変わっていくのを感じます。

新型コロナウイルス感染症対策については、引き続き丁寧に実施しながら、遠足や校外学習など校外行事も再開しています。実りの秋にふさわしく、児童生徒にとって実り多い秋となるよう、職員一同教育活動の工夫に取り組んでいます。

さて、皆様は「方良し」ということばを耳にされたことがおありでしょうか。

近江の国に本店を置き、江戸時代から明治にかけて、日本各地で活躍した近江商人の経営哲学で、「買い手良し、売り手良し、世間良し」というものです。現代に置き換えると、「相手良し、自分よし、みんな良し」というところでしょうか。利益を追求するだけでなく、買い手はもちろん、社会にとっても良いことを考えるという発想は、学ぶところが多いと感じています。

この「方良し」を、学校に置き換えてみると、「児童生徒・保護者良し、教職員良し、地域良し」と言えるのではないかと思います。

児童生徒が学校は楽しい、学校に行きたいと思えること、保護者の皆様がお子さんを安心して学校に送り出せると思えること、教職員がやりがいを感じられること、地域に貢献し、地域の皆様から信頼されること、こうした「方良し」を大切にした学校にしていきたいと思います。

(校長 片山 葉子)