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令和7年4月に着任しました、校長の関谷 仁(せきや ひとし)です。
城郷高校は昭和62年(1987年)4月に開校してから、本年で創立39年目を迎える全日制普通科高等学校です。横浜市中心部から北西に3.3km、横浜駅、新横浜駅、どちらからも20分圏内の、周囲をキャベツ畑とみそ工場に囲まれたのどかな丘の上にあります。
本校は令和2年度より、インクルーシブ教育実践推進校として知的障がいのある生徒とない生徒が、同じ教室で高校生活を送っています。城郷高校は誰もが大切にされ、いきいきと暮らせる「共生社会」をめざして、知的障がいのある生徒が高校で学ぶ機会をひろげながら、みんなで一緒に過ごすなかで、お互いのことをわかりあって成長していくことを目標にしている高校です。
生徒たちには「城郷高校の生徒として誇りを持とう」と呼びかけています。誇りを持つということは、城郷高校の生徒として、何かに一所懸命、真剣に取り組み、日々の小さな成功体験を積み重ね、自分自身を肯定的に評価し続けることが必要です。是非、高校生活を通して、自分自身を誇れるような生活を心がけてほしいと思います。
卒業後、いつか高校時代を思い出したとき、「城郷高校でよかった」と思っていただけるような学校を目指します。今後とも、ご理解とご協力をよろしくお願いいたします。
校 長 関 谷 仁
〇全日制の課程学年制普通科を設置する高校(インクルーシブ教育実践推進校)として、生徒の特性や地域・学校等の実情を踏まえ、すべての生徒が共に学び、相互理解を深める教育を推進する中で、生徒一人ひとりの学習や進路等の目標の実現に応えるよう、学力の育成、豊かな人間性や社会性の涵養、社会的・職業的な自立等をめざした教育課程を適切に編成する。
〇知・徳・体の調和を図る教育を推進し、社会への奉仕と協力の精神の育成、好ましい人間関係の構築、社会の中で自立し、他社と連携・協働しながら、地域の課題解決を主体的に担うことができる力の涵養に取り組む。
〇「主体的・対話的で深い学び」を実践する中で、基礎的・基本的な知識・技能、思考力・判断力・表現力、主体的に学習に取り組む態度、問題発見・解決能力などの資質・能力を育成することで、将来にわたって「自ら学びつづける」姿勢を培うことなどをめざし、不断の授業改善の実施等、教育活動の充実に取り組む。