第11回Shonan Global Program海外研修旅行　報告

　3月26日から4月3日までの9日間、米国ニューヨーク市にて、第11回Shonan Global Program海外研修旅行が行われ、2名の教員の引率のもと31名の生徒が参加した。

　4日間の事前研修を受けた生徒たちは、ニューヨークでの日々の英語研修に加えて、9.11メモリアルとタイムズスクエアの観光、コロンビア大学見学、国連本部訪問、湘友会ニューヨーク支部との交流、セントラルパーク散策、大学1年生レベルの模擬授業受講、現地高校でアメリカ人の高校生とペアを組んでの1日体験授業、メトロポリタン美術館での美術鑑賞、最終プレゼンテーション、自由の女神の見学といった濃密な日々を過ごした。
アメリカ到着当初は、レストランでの注文もおぼつかなかった生徒が、現地での研修を積んでいくにつれ、講師やガイド、生徒が作る小グループをまとめる外国人リーダーたちとのコミュニケーションを通じ英語力を高めた。また、ホテルですれ違う見知らぬ人や現地高校の高校生と交流をし、自分から話をすることができる積極性を身に付けた。

　政治・経済・文化など世界の中心とも言われるニューヨークで、アメリカの空気と文化にさらされることにより、生徒たちは日本文化を再発見し自分という人間がどんな人間なのか、将来は何をしたいのかのヒントを得ることができた。最終プレゼンテーションで力強くアメリカで感じたことや、夢や目標を語る生徒を見て、単なる語学研修に終わらず、生徒の生き方自体に良い影響を与える研修旅行になったと確信をする。