更新日:2024年1月19日

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校長だより

令和5年度 校長だより November and December

                        YOKOHAMA HITORIZAWA HIGH SCHOOL  

           Nov13   November and December  Nov1

〇調理実習

   調理室の配膳台が新しくなり、いよいよ「家庭基礎」の授業で調理実習が始まりました。1年生のあるクラスにお邪魔して、写真を撮りました。今回のテーマは「お弁当」。生姜焼き、卵焼き、カボチャの煮物を作り、彩りを考えて詰め、(初めて作ったとは思えない?)おいしそうなお弁当が完成しました。お弁当は持ち帰らずに、出来上がった順にいただきます。

Nov2Nov3Nov4Nov5

〇韓国姉妹校シフンヌンゴク高校来校Nov7

12月19日(火)~12月21日(木)に韓国から2名の先生を含む総勢23名の皆さんが来校しました。初日は歓迎・記念撮影後、調理室にて「和食作り体験」をしました。ご飯を焚いて大根と油揚げの味噌汁を作り、トンカツとキャベツの千切りで、懇談しながらお昼を食べました。

午後は2年生の英語(論理・表現)や3年生の美術Ⅲの授業に参加し、文芸・競技かるた部による「かるた体験」や茶道部による「茶道体験」も行いました。

7時間目には歓迎会を行いました。ボランティア部のハンドベル演奏、ダンス部によるダンスが行われ、シフンヌンゴク高校もダンスパフォーマンスを披露してくれました。

Nov8   Nov9    Nov10 

Nov11翌日、20日(水)はバスを借りて、みなとみらいの「カップヌードルミュージアム横浜」にてマイカップヌードル作りの体験、ビュッフェレストランにて昼食、午後は鎌倉市内の散策をしました。(写真左)      21日(木)、会議室で短いお別れ会を開催し、3日間の交流が終わりました。Nov12

 

これで、令和5年度の韓国姉妹校交流事業は終了しました。ご協力いただいた皆さま、ありがとうございました。

   

 

     YOKOHAMA HITORIZAWA HIGH SCHOOL  October

oct1  10月の大きな行事は、oct2

       「修学旅行」と「スピーチ・プレゼンテーションコンテスト」でした。

○修学旅行

 今年度の修学旅行は、計画時にコロナ禍だったため、台湾ではなく、沖縄となりました。それでも、青い海と美味しい料理と沖縄の皆さんの暖かいおもてなしに、大満足の3泊4日でした。

               〔10月8日(日)羽田出発、平和学習〕             10月9日(月)コース別体験学習〕

oct3 oct4  oct5

〔10月10日(火)伊江島民泊〕  〔10月11日(水)国際通り〕

oct6 oct7oct14

○スピーチ・プレゼンテーションコンテスト

 10月25日(水) 本校体育館にてスピーチ・プレゼンテーションコンテストが行われました。コンテストは、全員参加による1次、2次予選を経て各学年9名の決勝進出者を選出します。1年生は著名人のスピーチレシテーション、2年生はSDGsに関連するテーマでプレゼンテーションを行います。6月から英語の授業の中で予選に向けて指導が始まります。今年は、発表者の発音、内容、表情、ジェスチャーなど、さらにレベルアップし素晴らしいコンテストとなりました。

〔1年生スピーチコンテスト 開会式〕 〔2年生スピーチ・プレゼンテーションコンテスト ファイナリストによる発表〕 

oct10  oct11 oct12

 

 

 

    YOKOHAMA HITORIZAWA HIGH SCHOOL  September

 september1september2 9日(土)、10日(日)第4回氷焱祭 開催september3

9日(土)は一般公開、10日(日)は保護者のみ公開で開催されました。

8日(金)の台風が心配でしたが、雨も止み、土日合わせて3,000名近いお客様が来校し、活気あふれる行事となりました。後夜祭は10日(日)に中庭で開催されました。オープニングセレモニーでは曇り空でしたが、3年生が中庭で風船を飛ばしました。今月の校長だよりは文化祭の写真を集めました。           

    ≪オープニング≫             ≪国際交流委員会展示≫      ≪競技かるた部 模範対戦≫  september4

 september5september6
              

                    ≪ ジャズ部演奏 ≫ september9

   september8

september12   september11september10                             ≪金沢支援学校分教室(ボッチャゲーム)の皆さんも参加してくれました!≫   

september10september10

       

 

 

                                     

 ≪軽音楽部演奏≫

september2 september10  september10                                                                                                      ≪PRポスターも素晴らしかったです≫                         ≪吹奏楽部演奏≫ september10    september10september10

 september10 september10         ≪PTA 氷取沢茶屋≫              ≪男子バスケットボール部紅白戦≫

 

 

 

JulyYOKOHAMA HITORIZAWA HIGH SCHOOL  July and August   July

 

・7月3日(月)~7月6日(木)まで前期の期末試験が実施されました。

・7月7日(金)試験も終わり、テスト返しが始まりました。30分×6時間のハードスケジュー

ルの中、採点されたテストが返却されます。次も頑張ろう! 

同日、1年生の性感染症予防講話と救急救命法講習会が開催されました。

・7月14日(金)韓国語講座。韓国訪問に向けて気合が入ります。

・7月20日(木)ニュージーランドとのオンライン交流を行いました。     

July    July   July

 ≪1年生性感染症予防講話≫    ≪ 救急救命法講習会 ≫      ≪ 韓国語講座 ≫

 

【韓国姉妹校訪問】8月21日(月)~8月24日(木)

1日目 

 訪問が始まりました!「景福宮」の見学では 、雨にあたりましたが、概ね天候は晴れで蒸し暑い天気でした。2日目よりシフンヌンゴク高校との交流が始ます。  JulyAugust6

2日目

シフンヌンゴク高校に到着しました。午前中は体験授業に参加、その後、ドッチボールなどのレクリエーション。学食での昼食後、プラスチック細工で、記念品を作成。最後のプログラムは、シフンヌンゴク高校生徒さんの企画による歓迎会でした。その後、ホストファミリーの家庭に入りました。                                                                      ≪ 景福宮の見学 ≫

July    July   July

≪正門に掛けられた歓迎幕≫        ≪クワンミョン洞窟前≫               ≪クワンミョン洞窟入口≫

3日目

バスで校外活動。雨の中での活動となりました。午前中は、光明(クワンミョン)にある洞窟です。廃坑となった鉱山の跡地が、観光地となった所です。午後は、富山(プチョン)にある韓国漫画博物館です。体験活動では各自が、お気に入りの漫画(アニメ)をマグカップに描いてお土産でいただきました。その後、韓国の漫画の歴史の展示を見て周りました。見学後、学校に戻り各自ホームステイ先へと帰っていきました。

4日目

明洞で自主行動をしました。夕方に羽田空港に到着し、現地解散となりました。12月には、シフンヌンゴク高校の皆さんが来校します。楽しみにしています!

 

YOKOHAMA HITORIZAWA HIGH SCHOOL  JUNE  kouchoudayorijune

                  6月、横浜氷取沢高校の三大行事がスタートしました。

◆6月5日(月)3年生の進路講演会が開催されました。

大学や専門学校など、それぞれの教室やブースに分かれて受講しました。3年生は卒業後の進路に向けて、いよいよ動き出します。生徒の皆さんも真剣な表情です。

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(希望する大学の説明を受けます) (それぞれのコーナーで相談)  (進路室も開いてます)

 

◆6月7日(水)体育祭開催!

 予行も当日も晴天に恵まれ、それほど暑くなく爽やかな天気の中で開催できました。皆がルールを守り、大きな事故もなく気持ちよく終えることができ、三大行事のスタートとしては最高です。実行委員、応援団そして保護者の皆様、ありがとうございました。

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◆6月12日(月)~6月16日(金)面談週間

 保護者も交えて三者面談や、学年によっては先生との二者面談もありました。学校のこと、勉強のこと、将来のことを考える良い機会となりました。

◆ボランティア部とジャガイモ掘り

 6月14日(水)2日から延期になっていたボランティア部とのジャガイモ掘りに行ってきました。学童の皆さんも一緒に掘りました。お誘い、ありがとうございました。

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                                         (校長)

 

 

YOKOHAMA HITORIZAWA HIGH SCHOOL  May5月

〇1日(月)
       身体計測、新体力テストを実施 しました 。1nennennsoku
〇2日(金)
      遠足を行いました。1年生は清川リバーランドで
      バーベキュー(写真)。
     2年生は修学旅行の集合練習を兼ねて、羽田→東京方
     面へ。                                                                           3年生は上野公園→浅草等→東京駅 へ 。 素晴らしい天
    気に恵まれ、それぞれ楽しい思い出を作ったようでした。

ロールストンカレッジ   〇10日(水)
  ニュージーランドのロールストンカレッジ との オンライン交流を行いました。                           

 〇30日(火)
 オーストラリアのパラフィールドガーデンズハイスクールとの令和5年度第 1 回目のオンライン交流を行いました。 国際交流も順調です。

 〇22日(月)~25日(木) 前期中間試験が実施されました。1年生にとっては高校入学後、 模試以外では初めての試験となります。

 〇25日(木)試験後には、いよいよ韓国姉妹校訪問が動き出しました。

韓国募集進路講演会

 

    〇29日(月) 1年生対象の進路講演会が開催されました。(写真右)


◆横浜氷取沢高校の図書館は、図書委員会や司書の先生の楽しい工夫があちらこちらに見られます。 図書委員推薦の「怖い本」のコーナーや 読み たい本の検索システムも導入されています。

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                                                                                                                                                                 校 長

                                   

 

  YOKOHAMA HITORIZAWA HIGH SCHOOL   April

 4月

  5日(水) 始業式・2、3年生が体育館に集合しました。今年は着任式も対面で行いました。

  6日(木) 入学式・358名の生徒を迎えました。 在校生たちが体育館で校歌を披露してくれ、

        とても感動的でした。

          R5入学式1        R5入学式2

  7日(金) 対面式・全校生徒と金沢支援学校分教室の皆さんが体育館で対面式を行いました。  

        久しぶりに全員集まることができました。

 21日(金) 体育祭結団式・赤、青、緑の団に分かれて体育祭に向け、結団を誓いました。6

        月の体育祭が楽しみです。

  R5中庭   26日(水) ニュージーランドの「リットンハイスクール」

                         とオンライン交流を行いました。

      27日(木) ニュージーランドの「ロールストンカレッジ」

                         とオンライン交流を行いました。お互いに自己

                         紹介をしたり、充実した時間を過ごしていまし 

                                                                       た。

      そのほか、模試や保護者懇談会、一斉委員会など、行事が盛りだくさんの4月でした。

      いよいよ令和5年度が本格的にスタートします。                    校長

     5月から生徒昇降口のモニター(2台)も稼働します。R5電子モニター

 

 

 

 

 

 

 

 

 

令和4年度校長だより vol.18

【合唱祭を終えて ~実行委員長と最優秀賞クラスの代表に聞く~ 】(令和5年3月20日)

3月16日(木曜日)、令和4年度第3回合唱祭が県立音楽堂で行われました。昨年度は新型コロナウィルス感染症の影響により、予定していた藤沢市民会館では実施できず、クラスで撮影した合唱動画を視聴する形になりましたが、今回は、1・2学年18クラスがマスクをせずにステージで歌うことができました。合唱祭を終えて、実行委員長と最優秀賞クラスの代表に話を聞きました。

〇合唱祭を振り返って、いまどんな気持ちですか。

「たくさん練習を積み重ねてきたので、最優秀賞という形になってとても達成感があります。」

「自分は小中学校で合唱にとても携わってきたので、合唱は自分の人生の中でも重要な一つです。そして、合唱祭が横浜氷取沢高校にもあると聞いて、それも入学の大きな決め手でした。自分は合唱というものを通して団結する楽しさ、みんなでつくりあげていく楽しさを是非みんなに知ってほしいと思い、委員長を務めてきました。その目標は達成できたのかなと思います。同時に、難しさとか乗り越えていかなければならない壁なんかも感じてもらったと思います。だから、自分としてはとても有意義で充実感のある合唱祭になりました。」

合唱祭

〇今回の合唱祭で力を入れて頑張ったこと、または苦労したことなどがあったら教えてください。

「今回の「正解」という曲は、テノールのパートで比較的高い部分があって、そこが弱くなってしまうと完成度が低く感じちゃうので、そこで高い声が出せるように工夫しました。」

「昨年度はコロナで映像という形になったんですけれども、あれはあれで自分にとっては新しい形、新しい合唱の形で良かったと思っています。そして、今回、2年生にとって、ホールでみんなで歌うというのは初めての経験でしたが、2年生が頑張ることで1年生が次の年に頑張ってくれるという、そんな文化の継承もあると思い、頑張ってきました。結果として、どのクラスも堂々と前に立って歌ってくれたので、それを見て横浜氷取沢の合唱がこれからも発展して続いてくれると思いました。」

〇最後に、これからの横浜氷取沢高校の合唱祭に期待することを教えてください。

「歌っていて楽しいことが一番だと思います。楽しく歌うことで相手に気持ちがより伝わると思うので、これからも楽しく歌ってほしいと思います。」

「合唱は人の心を動かすものだと思います。会場に聴きにきてくれた母が、自分たちの合唱を聴いて、今ある苦しいことも乗り越えられそうな気がした、と言ってくれました。人にそういう感動を与えられる、人の心を動かす力が合唱にはあるということを大切にして、合唱祭を続けていってほしいと思います。」

多くの人が声と声を合わせ、心と心を合わせて歌う合唱は、いわば平和のシンボルだと思います。遠くウクライナの地では戦争が行われ、人と人とが銃を向かい合わせていることを考えると、同じひと続きの空の下で、ここ日本では合唱ができることの幸せをかみしめ、合唱祭が行える横浜氷取沢高校にいることの喜びをかみしめた1日でした。

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令和4年度校長だよりvol.17

【1年生対象グローバル教育講演会】(令和5年2月20日)

令和4年12月20日(火曜日)、1年生対象のグローバル教育講演会を行いました。講師は横浜市立みなと赤十字病院の看護師である亀岡美沙さんです。亀岡さんは、普段は病院のICU(集中治療室)に勤務し、災害時は日本赤十字社海外派遣チームの一員として被災地に派遣され、医療救護や難民支援をしています。講演会では、2015年4月に発生したネパール地震における医療支援、そして2017年8月以降のバングラデシュ南部避難民に対する保健医療支援の経験について話していただきました。講演会後の生徒アンケートからいくつか紹介します。

「自分たちがまだ知らないことがたくさんあることを教えてくれてありがたかった。」

「世の中にはたくさんの問題があることに気づいた。これからは自分も行動しなければと思った。」

「実際に体験した人から聞いたから、ネットに書いてあることよりも内容がしっかりしていて面白かった。」

「自分たちの当たり前は、海外では当たり前じゃないことがわかりました。きれいな水が飲めたり、暖かい場所で寝られたりするのは、当たり前じゃない。」

「難民に安心してもらうためには、同じ目線で関わることが大切だと知りました。上から目線の対応をしても決してうまくいかないと聞いて、間違いないなと思いました。」

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亀岡さんは、日本とは文化や宗教などが違う環境の中で、救援チームとして何ができるのか、コミュニケーションをどうとったらよいのかなど、現地の人々に寄り添いながら活動してきた経験を語ってくれました。これからのグローバル人材に求められる力とは何か。今回の講演は、そのことを考える横浜氷取沢の生徒たちへ大いなるエールになったと思います。講師を引き受けていただいた亀岡さん、そして今回の企画を実現してくれた日本赤十字社神奈川県支部の皆様、ありがとうございました。

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令和4年度校長だよりvol.16

【「図書委員Xの本棚」とオリジナルブックカバーについて】(令和5年1月25日)

昨年11月から、図書館では「図書委員Xの本棚」という企画を行っていて、図書委員の展示班が、図書館の本棚の一角のレイアウトを任されています。一人の生徒が期間限定でその本棚を担当し、思い思いの構想で本を選定して「図書委員Xの本棚」をつくります。また、オリジナルブックカバーを作成して図書館にくる生徒に配っています。今回は「図書委員Xの本棚」を担当する生徒、そしてブックカバーを担当する生徒に話を聞きました。

本棚1

〇「図書委員Xの本棚」をすでに担当した人もいれば、これから担当する人もいます。はじめに、本棚の一角を任される「図書委員X」の心境を聞かせてください。また、オリジナルブックカバーを担当した時の心境を教えてください。

「企画を聞いたときに楽しそうだなと思いました。中学時代も同じようなことをやったことがあるので、再チャレンジといった感じで、やらせてもらいたいと思いました。」

「自分の好きなものをこういった表立った活動の中で見てもらい、興味をもってもらうのは、とても貴重な機会だと思いました。とても新鮮な気持ちでしたし、楽しかったです。」

「かなり小さい頃から本が好きで、なかでも心霊系が好きでした。周りに本を読む人が少なかったので増やしたいなという気持ちで本棚を担当しました。」

「図書委員の当番が早めに終わってしまって、仕事があまりない状況だったんですけど、(ブックカバーの作成を)やってみないかという話を学校司書の方がしてくれて、図書委員らしいことができるなと思いました。」

本棚2

〇自分が担当する(担当した)「図書委員Xの本棚」の構想を教えてください。また、オリジナルブックカバーで工夫したところを教えてください。

「(これから担当するにあたって)卒業も間近なので、自分が1年生、2年生、3年生それぞれのときに読んだ本、それから読んでおけばよかったなという本を置きたいと思っています。そして、さすがにこのくらいは読んでおくといいのでは、というものも提供したいです。」

「自分が好きなものを飾りたかったので、ゲーム画面をモチーフにして、表紙のデザインを生かせるような、シンプルかつはっきりとした装飾にこだわって見てもらえるようにつくりました。」

「自分の中では、ホラーを扱いたいと思っていたんですけど、中でも日本系のじんわりとしたホラー、スプラッター系じゃないホラーをめざしたくて、シンプルイズベストで黒色を基調とした感じに仕上げました。」

「カバーを実際に本にかけたときに、これはお化けなんですけど、お化けの頭やしっぽの部分が本からはみ出ないようにレイアウトを工夫しました。そして、一人だけ後ろ姿のお化けがいるんですけど、それもポイントのひとつです。」

ブックカバー

〇最後に、図書委員会の仕事の魅力、それから全校生徒に向けて一言お願いします。

「図書委員会はよく活動していますし、自分がやりたいことができるので、やると楽しい思い出ができるし、交友関係も広がるし、やってみると楽しいと思います。」

「自分は本が好きなんですけど、図書委員にならなかったら、絶対自分では手にとらないようなジャンルの本に出会える、それが図書委員の魅力だと思います。横浜氷取沢の図書館は文字の本だけでなく写真集や雑誌も数多くあるので興味があったらぜひ来てほしいです。」

「図書委員の魅力は、いろんな本に接することによって、自分が新しく好きになれそうなものを見つけられることです。本は読み始めてから最初はつまらないなぁと思うこともあるかもしれないですけど、後ろから3分の1くらいのところから急におもしろくなったりするので、そこまでは何とか読んでほしいと思います。」

「私は本が好きなので、放課後その好きな本に囲まれて当番が出来るので、それが魅力だなと思います。」

学校文化は一人ひとりの生徒によってつくられます。いま横浜氷取沢の図書館には、生徒がつくる横浜氷取沢の文化があります。横浜氷取沢の生徒のみなさん、ぜひ図書館に寄ってみてください。そして、みなさんも、一人ひとり、自分の考えをさまざまな場で発信し、これからの横浜氷取沢の文化をつくっていってほしいと思います。

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令和4年度校長だよりvol.15

【ダンス部・クリスマスイベントを終えて】(令和4年12月19日)

12月15日(木曜日)放課後、中庭でダンス部によるクリスマスイベントが行われました。翌日16日(金曜日)の昼休み、3名の部員(部長1人、副部長2人)から話を聞きました。

〇クリスマスイベントを終えての感想を聞かせてください。

「練習期間が短い中で、みんなで協力しあってやり遂げることができました。一番は、楽しかったこと。ギリギリまで、完成するのかなと思いましたが、本番になったらみんな自分の踊りを最後まで踊りきることができました。」

「本番2時間前まで、できるかできないかわからないくらいせっぱつまって、頭もパンクしそうでした。これまでも時間がなくて追い詰められた状態が多かったんですけど、そうやって、ヤバイヤバイ、時間ないっ!て言いながら。みんなで頑張るのも、あとは定演くらいになっちゃったなぁと思うと寂しいです。前日にみんなで『頑張ろう』なんてやったんですけど、その時も泣いちゃったりして(笑)。」

「やっぱり一番は、楽しかったし、思い出に残ったし、2年生もみんなで踊れるの最後だね、なんて言いながら、ツメツメの練習時間だったけど、それでもみんなで頑張ろうとか、アドバイスしあったりとか、すごいみんな励ましあいながら、本当に良かったなぁと思うし、今回反省点があったところは、やっぱり定演で準備できるようにしたいです。」

ダンス部1

〇ダンス部はどんな部ですか。また部として大切にしていることは何ですか。

「一番は仲の良さです。部活に対する思いが強い人が集まってます。みんなHDF(氷取沢ダンスファミリー)への思いが強いな、って思います。せっぱつまっているときも、一人ひとり動画みて練習したり、空き時間があると踊ったりして。ダンスへの思いも強いし、一人ひとりの思いも強いし、いい部活だな、入って良かったな、って思います。限界突破してから、よっしゃぁ、いくぞー!、コレカラコレカラ、みたいな感じです(笑)。」

「何か小さなことでも、必ず全体で話し合うっていうのをこれからも心がけてほしいです。これまでも何かあったら話しあって、一人ひとりに寄り添って理解しあうとか。若干気まずくなることもあるんですけど、でも、どこかでお互い歩み寄りたくなる時期って来るんですよ。一回ぶつかっておくというのが必要なんじゃないかなと思うんです。」

「部の中でも挨拶とか礼儀とかは大事にしたくて、できていないときは、誰かしら気づいてくれる人がいて、それを全体で共有して、高めあって良くなっていくというのがあるし、みんな努力家だし、納得するまでやるし、そこはとてもいいなと思います。」

ダンス部3

〇ダンス部のこれからの目標を聞かせてください。

「いったんぶつかりあう時期があってからの方が仲が良くなる、絆が深まっていく、と思う。これから新しい三役を選ぶ時期が来るんですけど、誰かが率先して前に出てくるといいなと思います。」

「2年生としては最後に踊るのが定演なので、このメンバーで踊れて良かったとか、この部活に入って良かったとか、一人ひとりがいてくれて良かったとか、そんなふうに思えて終われるといいなと思います。」

「定演に向けてみんなで突っ走りたい。後悔したくないし、やっぱり悔いなく最後まで踊れたらいいなと思います。」

次の大会は、神奈川県高等学校ダンス新人大会(令和5年1月21日:海老名文化会館)と聞いています。あらたな目標に向かってまた頑張ってください。

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令和4年度校長だよりvol.14

【能見台一斉清掃に野球部とテニス部が参加】(令和4年12月12日)

12月10日(土曜日)、町内会が主催する「能見台一斉清掃(落ち葉清掃)」に、野球部とテニス部、合わせて約50名が参加しました。本校の中庭で永井金沢区長と丸田自治会長からご挨拶いただき、清掃を開始。校門を右手に出て能見台入口までの坂道、そして左手に出てグラウンドに沿った街路樹の落ち葉を拾いました。参加してくれた野球部とテニス部の生徒に話を聞きました。

落ち葉1

〇地域の落ち葉清掃、ありがとうございました。参加した感想を教えてください。

「清掃への参加だけでなく地域の方と話ができて楽しかったです。」

「ふだんは地域の方と一緒に活動することはないので貴重な経験になりました。」

「掃除をしている時にたくさんの人に声をかけられました。ふだん地域の方と話す機会はあまりないので良かったと思います。」

「コミュニケーションが地域の方々ととれて良かったです。『ここやってもらってもいい?』と頼られたりするのが嬉しく思いました。また部活の中でも、今までより仲良くなれた気がします。」

落ち葉2

〇小中学校に比べると、高校の生徒は広範囲の地域から通ってきます。学校があるこの地域のことについて何か思うことはありますか。

「地域の方々と話をして、日ごろ見えないところで地域の方々に支えられているということがわかりました。」

「ふだん部活動が楽しくできているのは、地域の方々の協力があってのことだと思うので、今回いっしょにできて良かったと思います。」

「土曜の清掃が終わったとき、『ありがとう』と言ってくれる方が多くて、親切な方が多いなと感じています。」

「私はこの地域の近くに住んでいるんですけど、自分が小さい頃から自然が豊かで、土曜も多くの人の力できれいになっていくのを見て、これからもきれいにしていきたいと思いました。」

落ち葉3

〇最後に、それぞれの部で大切にしていたり、目標にしたりしていることがあったら教えてください。

野球部「これからもこうした活動に参加して、来年の夏の大会では、自分たちの目標である満員の横浜スタジアムで野球をして、そこで地域の方々にも応援してもらえるように頑張りたいです。また、ふだんから応援してもらっているので、満員のスタジアムでプレーすることで恩返しがしたいです。」

テニス部「テニス部はいつも男女や学年関係なく仲良く活動しているので、今回のように一丸となって練習して大会でも良い結果が出せるように頑張りたいです。地域の支えがあることを知って、感謝して活動を続けていきたいです。」

落ち葉を拾い集めているとき、地元の方から「横浜氷取沢の野球部とテニス部が参加してくれているんですね。ありがたいです。」というお言葉をいただきました。こちらもその言葉を聞いてありがたい気持ちになりました。今後も、学校と地域が、お互いにより身近な存在になれたらいいと思います。

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令和4年度校長だよりvol.13

【ニュージーランド、リットン・ハイスクールとのオンライン交流】(令和4年11月24日)

11月1日(火曜日)(今年度第4回目)及び11月8日(火曜日)(同第5回目)の2日間、ニュージーランドのリットン・ハイスクールとオンライン交流を行いました。現地校の学期の関係で、今回が今年度は最後の交流となりました。生徒の声を紹介します。

「これまで私は単語がパッと出てこなかったり、自分の英語が上手く文になっているか気になってしまったり、自信をもって英語を話すことができませんでした。でも、交流を通じて、とりあえず英語に変換してみよう、文法がぐちゃぐちゃでも伝われば!と思えるようになりました。」

「話が途切れないように、質問をたくさんして会話を広げました。会話をつなげることは大変ですけど、単語をつなげてこちらの気持ちを伝えることができたと思います。」

「交流をする中で、少しずつ英語が通じるようになって、今までどこか避けてきたネイティブとの会話が楽しくなりました。自分にとって今回の交流がとてもいい機会になりました。」

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「最初は上手く英語を話すことができず悩みましたが、だんだんと質問ができたり、相づちを打てるようになったりして、自信がついてきました。」

「こちらが日本語を教えたり、逆に向こうから英語の知らなかった表現を教わったり、とても勉強になりました。コロナがもう少し収束して、ニュージーランドに行けるようになったら、みんなに会いたいです。また、日本に来てくれたときは日本を案内してあげたいです。」

リットン・ハイスクールは、昨年度、シドニー事務所から紹介があって交流が始まりました。今後もオンライン交流は継続する予定で、現地では、来年度、できれば横浜氷取沢を訪問したいという意向も持っているようです。今後も両校生徒の交流が深まることを期待しています。

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令和4年度校長だよりvol.12

【英語スピーチ・プレゼンテーションコンテスト】(令和4年11月1日)

10月26日(水曜日)、今年度の英語スピーチ・プレゼンテーションコンテストが本校体育館で行われました。1・2年生全員が予選から参加。予選を勝ち抜いたファイナリストがこの日のコンテストに臨みました。1年生は偉人や著名人のスピーチを暗唱するレシテーション、2年生はSDGsに関連したテーマでスライドを作りプレゼンテーションを行います。どの発表もみな素晴らしく、聴衆の心を動かしました。ここでは、両学年の入賞者へのインタビューを紹介します。

<1年生>

〇今回の入賞、おめでとうございます。コンテストが終わって今の気持ちを教えてください。

「ひとまず安心しました。ゴールドアワードという名誉ある賞ももらって嬉しいです。」

「いろいろ準備してきて、2位という結果が残せたので、これからの勉強も頑張っていきたいです。」

「嬉しい気持ちがまず先にあって、驚いたこともすごくあります。クラスでは本選のように発表できていなかったので、2週間で一生懸命練習して、3位という結果が得られたのは自分にとって良い経験になりました。また、本選に出られたということで英語の勉強への意欲が増しました。」

〇今回のスピーチで、いちばん大切にしたこと、または苦労したことは何ですか。

「大切にしたことは気持ちをこめて話すことです。また、スピーチの速度やはっきりした発音に心がけてスピーチしました。」

「何が一番言いたいことなのかを考えて、そこに焦点をあてて強く言ったり抑揚をつけて言ったりすることに気をつけました。」

「自分が言いたいことを英語だけでなく日本語でも考えて、伝えたいことに身ぶり手ぶりを加えることに苦労しました。」

〇来年はプレゼンテーションコンテストになります。これからの目標を聞かせてください。

「自分の一番のゴールは、思ったことをすぐ英語で言えるようにすることです。そのために英語の学習はもちろんですが、英語の文化にもどんどん触れていきたいです。」

「中学生の時はあまり英語が得意ではなかったんですけど、このスピーチコンテストを終えて、結構自信がつきました。来年は、自分で考えたことを英語でしっかり伝えられるように頑張っていきたいです。」

「私の目標の一つは、英語を言われたら、すぐ頭の中で日本語が出てくるようになることです。そして、その日本語をまたすぐ英語に変換できるようになりたいです。そういうことができるように、もっと英語を頑張りたいです。」

<2年生>

スピーチ2年

〇入賞おめでとうございます。今の気持ちを教えてください。

「率直に嬉しいです。去年ゴールドメダルをいただき、今年も優勝するぞという気持ちで臨みました。みんなの発表がハイクオリティで、正直負けそうかも、と思いましたが、何とか1位になれて嬉しかったです。」

「第一にホッとしました。2位という結果で終わって、本当は1位を取りたかったんですけど(笑)。今までずっとプレゼンに向けてたくさん準備をしてきたので、最後、自分としてはやりきって終われたと思うので、そこは達成感でいっぱいでした。」

〇今回の発表で一番大切にしたこと、または苦労したことは何ですか。

「去年のスピーチコンテスト(暗唱)と違って、自分の意見を述べるプレゼンだったので、中学生でもわかるような英文で、ゆっくり、はっきり、これでみんなが理解してくれるかな、と思いながら準備しました。」

「相手にしっかり伝わるプレゼンになるように気をつかいました。内容や構成もそうですけど、話すときにジェスチャーとかアイコンタクトとかを入れて、伝えたいことが届くように工夫しました。」

〇今の1年生が来年プレゼンテーションを行います。後輩にメッセージをお願いします。

「今日の1年生のレシテーション、とても良かったです。オリジナルの原稿があるわけですけど、自分の思いをしっかりのせて発表していたのが良かったです。来年のプレゼンも頑張ってほしいです。」

「プレゼンでは、スライドとかジェスチャーとか気にすることが増えてくるので、しっかり伝えるという意識をもってやれば相手に届くと思います。頑張ってほしいです。」

〇最後に、今後の目標を聞かせてください。

「将来何の職業に就きたいか決まっていませんが、小さい頃から英語を勉強してきたので、できれば英語を使った仕事に就ければいいなと思っています。それに向けて英語を頑張りたいです。」

「今回の経験を生かして、もっと英語の力をつけて、世界のいろいろなところに出かけて、友達をたくさん作りたいなと思います。」

受賞者の皆さん、インタビューに答えていただきありがとうございました。レシテーションでもプレゼンテーションでも、英語で発表することを通じて、自分の考えが深まったり、自分の世界が広がったりします。今回の受賞者だけでなく、横浜氷取沢高校のすべての生徒の皆さんが、日々のさまざまな学びを通して、これまでの自分には見えていなかった新しい地平線を見に行ってほしいと思います。

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令和4年度校長だよりvol.11

【陸上・男子棒高跳で関東大会出場へ】(令和4年10月4日)

9月17日(土曜日)、神奈川県陸上競技新人大会で、本校2年生の齊藤颯人さんが、男子棒高跳で第4位に入り、10月の関東大会に進むことが決まりました。校長室に報告に来てくれた齊藤さんに話を聞きました。

〇関東大会出場、おめでとうございます。今の気持ちを教えてください。

「今まで県大会以上の大会に出たことがないので、そこまで行くことができた嬉しさと、それから不安や緊張があります。」

〇今回の記録4m10はパーソナルベストでした。当日の自分の競技を振り返ってどうでしたか。

「自分の調子を上げていきながら、確実にベストを出すんだ、という気持ちで一つひとつの動作をしていきました。その結果が自己最高記録だったので、本当にうれしいです。」

〇棒高跳の魅力は何ですか。また、始めたきっかけを教えてください。

「ポールを使って、自分の体をできるだけ高くまで上げていく、その時に見える景色が魅力の一つです。始めたきっかけは、中学の頃、先輩がやっているところを見て、やってみたいと思ったからです。」

bar2

〇関東大会も含めて、今後の目標を教えてください。

「関東大会は、さらに自己ベストを更新することが目標です。今後はインターハイを目指して頑張っていきたいと思います。」

今回の記録はこれまでの自己記録を30センチも超える大ジャンブでした。自分の身長の2.5倍の高さまで跳ぶことの魅力を語ってくれました。陸上競技は、個人で行う競技であっても、団体競技の側面があります。学校全体の温かい声援が力になると思います。関東大会がんばってください。

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令和4年度校長だよりvol.10

【氷焱祭(文化祭)が終わって~実行委員長と副委員長に聞く~】(令和4年9月21日)

9月10日(土曜日)及び11日(日曜日)、令和4年度第3回氷焱祭が行われました。オープニングセレモニーから始まり、後夜祭、そして12日(月曜日)のクロージングセレモニーまで、予定どおり実施することができました。氷焱祭が終わって10日ほどが経ち、3年生の実行委員長、そして2人の副委員長(1人が3年生、もう1人が2年生)、計3人に話を聞きました。

文化祭1

〇氷焱祭を振り返って、いまどんな気持ちですか。

「クラスが食品団体だったんですけど、夏休みから準備してきたので、終わると寂しい気持ちです。3年間で一番充実した文化祭でした。」

「クラスの企画はクラスのみんなが動かないとできないので、文化祭をとおして、クラスの雰囲気が良くなったと思います。」

「クロージングセレモニーは、3年生の前で司会をするので緊張しました。クラスではクラスTシャツの金賞が取れて良かったです。」

〇今回の文化祭で頑張ったこと、または苦労したことを教えてください。

「食品の注文、配達、管理など、業者さんといろいろなやり取りをするのが大変でした。」

「オープニングセレモニーで風船飛ばしをしたんですけど、1・2年生も楽しめるように、映像を取り入れた企画に取り組みました。」

「クラスの出し物がカジノで、ポーカーやブラックジャックなどをしましたが、ルールの説明が難しいものがありました。」

〇来年度以降の氷焱祭に期待することを教えてください。

「来年、コロナの制限があるかわからないけど、全学年が参加できるようなオープニングセレモニーを考えてほしいです。」

「今年は保護者が来てくれたので文化祭らしい雰囲気がありました。来年は一般の人も来られるような文化祭にしてほしいです。」

「ルールについてみんなでもっと考えていけたらいいと思います。また、後夜祭も、より全員で楽しめるようなイベントにしていきたいです。」

実行委員長と副委員長のみなさん、インタビューに答えていただき、ありがとうございました。全校生徒のみなさんも、みんなで工夫しながら、ひとつのことを作り上げていった経験をこれからも大切にしていってください。

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令和4年度校長だよりvol.9

【オーストラリア、パラフィールド・ガーデンズ・ハイスクールとのオンライン交流】(令和4年9月5日)

9月5日(月曜日)1校時、オーストラリアのアデレードにあるパラフィールド・ガーデンズ・ハイスクール(PGHS)の高校生とオンライン交流を行いました。8月29日(月曜日)に引き続き2週連続で、今年度3回目の交流となりました。本校生徒は、1・2年生合わせて16名。今回のトピックは「お互いの学校紹介」でした。生徒はタブレット端末でスライドを作成し、オンライン上で画面を共有しながらお互いにプレゼンテーションを行ない、その後、質疑応答をしました。生徒の振り返りアンケートの中から、いくつかを紹介します。

「オーストラリアの学校のことを知ることができて嬉しかった。とても楽しそうで、私もいつか行けたらいいなと思いました。」

「交流している相手の高校生が好きなことや部活のことなど、知ることができて距離が縮まった気がします。SNSなど交換してもっと仲良くなりたいと思いました。」

「自分の発表はしっかりできましたが、質問に対応ができませんでした。次回はもっと頑張って答えられるようになりたいです。」

「発表のあとの質問を聞き取るのが難しかった。でも、オーストラリアの生徒がゆっくり話してくれたので、良かったです。」

オーストラリア2

今回、横浜氷取沢の生徒が英語で発表し、その発表にPGHSの生徒が英語で質問。PGHSの生徒が日本語で発表し、その発表に横浜氷取沢の生徒が日本語で質問、という形式で行いました。上の生徒の声にもあるように、英語の質問を聞き取り、それに答えるというのは難しいスキルですが、Practicemakesperfect!(習うより慣れろ)とよく言われます。今後、交流の回数が増えていく度に(質問が)しっかり聞こえてくると思います。

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令和4年度校長だよりvol.8

【ジャズ部:「たをやめオルケスタ」によるJAZZクリニック】(令和4年9月4日)

9月4日(日曜日)、プロの女性ビッグバンド「たをやめオルケスタ」のメンバーの方が来校し、横浜市内で唯一「ジャズ部」として活動している本校生徒に、演奏技術のクリニックをしていただきました。今回が2度目の訪問。横浜音祭り2022がめざす「クリエイティブ・チルドレン」(次世代育成)の一環です。指導してくださった3人のメンバーの方、そしてクリニックを受けた生徒に話を聞きました。

jazz1

<たをやめオルケスタのメンバーの方から>

〇指導していただいた感想をお聞かせください。

「前回のアドバイスをしっかりモノにしてくれていて、すごい成長だと思いました。」

「吸収率がすごいです。シャイだけどしっかり受けとめてくれている感じがしました。」

「先輩と後輩の連携が取れていて、後輩が困っていると先輩が手を差し伸べている様子がとても良いと思います。」

〇ジャズ部の生徒にメッセージをお願いします。

「高校生にとってプロの人と接するのはめったにないことだと思います。将来に向けての刺激や思い出になってくれればうれしいです。」

「自分が高校生のときは演奏するだけで精一杯でした。将来、生徒の皆さんには、楽器の演奏をとおして何か自分のメッセージを伝えられるようになってほしいと思います。」

「プロになった後も、あらためて基礎の大切さを感じています。つまらないように見える基礎は、実は面白いものなんです。基礎を大切にしてほしいと思います。」

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<クリニックを受けた部員から>

〇演奏技術についてアドバイスをもらった感想を聞かせてください。

「ジャズの基礎から教えてもらうことはめったにないことなので、とても嬉しかった。また、プロの方に近くで演奏してもらって、こんな風に弾けたらいいなと思いました。」

「基礎が重要なことを教えてもらってとても勉強になりました。基礎練をした後、みんなで合わせたら、音がまったく違っていたので、基礎の大切さがわかりました。」

「自分はジャズの演奏に少し慣れてきたなと思っていたけど、基礎を教わると、やっぱり質が上がったと思いました。みんなに感動を与えられる演奏をこれからしていきたいです。」

〇これからの目標を聞かせてください。

「演奏の機会を去年よりも多くもらっているので、ひとつひとつの演奏をもっとジャズっぽく演奏できるように頑張りたい。」

「この後、文化祭や街頭ライブなど、たくさんの演奏機会をもらっているので、みんなで楽しく演奏できるようにしたいです。」

「今までなんとなく吹いていたけど、今回のアドバイスを生かして、自分もお客さんも楽しめるような演奏をしたい。」

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プロの演奏家に指導してもらうのは大変貴重な機会だったと思います。「たをやめオルケスタ」のメンバーのみなさん、本当にありがとうございました。

10月8日(土曜日)、三井アウトレットパーク横浜で行われる「横濱JAZZPROMENADE2022」では、本校ジャズ部JAZZYBEATSが街角ライブに出演し、「たをやめオルケスタ」との共演も予定されています(13時30分~14時30分)。今回のクリニックの成果をぜひ生かしてください。

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令和4年度校長だよりvol.7

【磯子区「横浜子ども会議」への参加について】(令和4年8月30日)

8月30日(火曜日)、「横浜子ども会議~だれもが安心して豊かに生活できる磯子区を目指して~」が磯子区役所で行われ、本校の2年生2名が参加しました。区内の小・中学生が「いじめを許さず、だれにとっても居心地のよい学校づくり」をテーマに発表・意見交換する中、横浜氷取沢高校、磯子工業高校、横浜学園高校の高校生たちが、一人ずつ小・中学生のグループに入り、活動を支援しました。会の終了後、参加した本校生徒から感想を聞きました。

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「なかなかできない体験だった。小・中学生の発表が立派だった。」

「小・中学生の話し合いに参加して、いじめを見過ごさないことが大切、と話しました。」

「居心地のよい学校づくりにはあいさつが大事という小・中学生の意見に共感しました。(自分の)学校に戻ってからも、あいさつを気にかけていきたい。」

「発言を求められたときに、自分の考えをストレートに言った方がいいのか、高校生の立場ということを考えて話したらいいのか、迷いました。」

コロナ禍で3年ぶりの開催となった「横浜子ども会議」でしたが、小・中・高の縦割りの話し合いから得られた気づきをこれからも大切にしてほしいと思います。

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令和4年度校長だよりvol.6

【電子図書館の導入について】(令和4年7月21日)

横浜氷取沢高校電子図書館トップページ

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横浜氷取沢高校では、昨年6月から図書館の蔵書検索システム(クラウド版)を導入しています。そして、今年7月から、新たに電子図書館を導入しました。これによって、生徒は自宅や登下校中であっても、自分のスマホやタブレットなどから、図書館の本を検索したり、電子書籍を借りて自分の端末で読んだりできるようになりました。返却もボタンひとつで簡単にできます。図書館に行く時間がない人、学校を出てから本を探す必要が出てきた人は、24時間利用できますので、ぜひ利用してください。今回は、電子図書館を使った英語の授業について生徒の声を紹介します。

「図書館に直接借りに行く必要がなく、簡単に予約もできるし、試し読みもできる。借りたい時にはすぐに借りられて、初めて読む本でも、試し読みをして、どんな内容なのか分かるのでとても便利です。」

「電子書籍の数がまだ少ないけど、試しに読んでみたらとても読みやすくて、iPadで見ることができるのはとても便利だし、期限過ぎても自動で返却されるのはとてもいいなと思った。」

「電子書籍で英語版の白雪姫を読んだ。日本語版とは雰囲気が違った面白さがあった。文法や単語でわからないところがあっても、話の内容を知っていたおかげでスラスラと読むことができた。」

紙の本には紙の本の良さが、電子書籍には電子書籍の良さがあります。県内で電子図書館を導入している県立高校は横浜氷取沢を含めてまだ数校です。今回導入されたサービスを有効活用し、図書館が開いてない日であっても、気になる本があったら、電子図書館で探してみてください。

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令和4年度校長だよりvol.5

【PTA主催「親の学び講演会」について】(令和4年6月25日)

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6月25日(土曜日)、PTA主催「親の学び講演会」が行われました。今回は、関東学院大学教育学部教授・青戸泰子先生をお招きし、「思春期の子どもの理解と対応―心の声が聴こえていますか?-」と題してお話を伺いました。

参加した保護者からは、

「発達特性の中で、できないことばかり見ていた。普通にできていることを見ていなかった。」

「子どものいいところを3つあげてくださいと言われて、出てこなくて考えこんでしまった。」

「親の願いや期待が心理的虐待になっていると聞いてハッとした。」

「子どもと本音が言えて、家庭が子どもにとって心の安全基地であることが大切だと思いました。」

「拒む心の裏に求める心あり。身にしみることばでした。」

などの声が聞かれました。

参加者の心を惹きつける青戸先生のお話に、90分という講演はあっという間に過ぎ、日々のことをいつもとは違った視点から振り返る機会となりました。講師を引き受けていただいた青戸先生、講演会を企画していただいたPTA学年委員会の皆様、そして、ご参加いただいた保護者の皆様、ありがとうございました。

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令和4年度校長だよりvol.4

【韓国姉妹校オンライン交流】(令和4年6月22日)

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6月22日(水曜日)放課後、韓国の姉妹校である始興陵谷(シフンヌンゴク)高校の生徒とオンライン交流を行いました。両校校長の挨拶のあと、生徒たちは、日本語、韓国語、英語を織り交ぜ、自己紹介や学校紹介、いま興味をもっていること、いま流行していることなどについて話をしました。参加した本校生徒の声をいくつか紹介します。

「韓国の生徒は、日本語が上手で驚きました。自分も韓国語をもっと話せるようになりたいです。」

「いま韓国で流行していることや韓国の文化を知ることができて、とても嬉しかった。」

「すごく緊張していてうまく話せなかったけど、楽しかった。今度はもっと積極的に話したい。」

「韓国のレベルの高さを実感した。向こうの高校生はとてもよく勉強しているとわかった。自分の勉強のモチベーションが上がった。」

「はじめて韓国の人としゃべって楽しかったです。最初は緊張したけど、途中からだんだんしゃべれるようになってきました。自分の韓国語が通じて嬉しかった。」

「想像を超える楽しさだった。今回の貴重な経験を大切にしたいと思います。」

「韓国の高校生が作った自己紹介ビデオのクオリティが高くて驚きました。私も次の交流までに、質問をもっと用意したり、頑張って良いビデオを作ったりしたいです。」

「昨年の交流よりたくさん話すことができて良かったです。また次につなげていきたいです。」

「ジェスチャーや翻訳機や英語も使って、頑張って自分からコミュニケーションを取ろうと頑張りました。」

訪問や受入れはまだできませんが、今回のようなオンライン交流を通じてお互いの理解を深め、今後の直接交流につなげていければと思います。

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令和4年度校長だよりvol.3

【教育実習を振り返る】(令和4年6月24日)

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(最終日、控室として使っていた被服室を片付けて、部屋を出る準備をする。)

6月6日(月曜日)~6月24日(金曜日)、教育実習が行われました。今年度は、4人の本校卒業生が教育実習生として教壇に立ちました。最終日、すべての実習が終わった後、話を聞きました。

教育実習の3週間を振り返って、いまどんな気持ちですか。

「3週間あっという間でした。ようやく生徒とコミュニケーションがうまくとれるようになってきたので名残惜しいです。」

「やりきった達成感があります。多くのことを学びました。」

「日々勉強の毎日でした。もっとこうしておけば、というものもたくさんあります。」

久しぶりに戻ってきた母校は、どのように映りましたか。

「生徒の頃とは別の目線で学校を見ることができました。多くの先生方がさまざまな動きをして学校全体が動いていることを知りました。」

「校舎は変わっていませんが、教室の電子黒板など、当時はなかったICTがずいぶん進んだなと思いました。」

「体育祭の盛り上がりや、日々のあたたかな雰囲気、居心地の良さは変わってなくて、嬉しく思いました。」

教育実習で苦労したことは何ですか。

「ウクレレとか自分が今までにやったことがない楽器を一から覚えて、生徒に指導することが大変でした(音楽の教育実習生)。」

「自分が教えたいという気持ちだけではだめで、生徒の理解に応じて教える内容や教え方を工夫することです。」

「やはり教材研究です。その日に教えることは誰よりも知っているんだという気持ちで教材研究に臨みました。」

最後に、横浜氷取沢の生徒たちにメッセージをお願いします。

「できないことがあったとき、その分、自分には伸びしろがあるんだと考えてほしいです。」

「全力で何事もやり切ってほしいです。迷ったらチャレンジしてほしい。やらずに後悔するよりやって後悔をした方がいいと思う。」

「高校時代に失敗したことが将来生きてくるので、失敗を恐れずにやってほしい。」

「興味があることにいろいろ片足をつっこんで可能性を広げてほしい。抜け出せない場合もあるけど(笑)。」

教育実習生のみなさん、お疲れさまでした。今回の母校での教育実習の経験をぜひ将来に生かしてください。横浜氷取沢の卒業生から、一人でも多く、これからの教育の分野で、活躍してくれる人が増えることを願っています。

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令和4年度校長だよりvol.2

【体育祭が終わって~実行委員長と応援団長に聞く~】(令和4年6月14日)

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6月10日(金曜日)、令和4年度第3回体育祭が行われました。昨年度はコロナの影響で半日開催、一昨年度は中止となっており、1日開催で実施するのは3年ぶりとなりました。

好天の中、すべてのプログラムが無事終了。週が明けて、体育祭実行委員会の委員長と青赤緑3色の応援団長、計4名の3年生から話を聞きました。

〇今回の体育祭でいちばん力を入れたことは何ですか。

「1、2年生も楽しんでもらえるようにすることです。」

「全員が同じ方向を向いてもらえることです。」

「ダンス練です。1、2年生への呼びかけが大変でした。」

「当日、みんながスムーズに動けるよう準備に力を入れました。」

準備から当日まで、苦労したことは何ですか。

「苦労はあまりないです。全部楽しかった。」

「学校のルールや風紀をこわさないことです。渡り廊下の使い方とか、インクを床につけないようにとか、片付けとかです。」

「1、2年生についてきてもらうことです。」

「実行委員一人ひとりの分担です。当日、自分が何をしたらよいか明確にすることです。」

体育祭を振り返って、今どんな気持ちですか。

「もう1回やりたい。ふだん話さない人と円陣を組んだりとかして。」

「コロナでちゃんとした行事ができたのが今回初めてだったのでうれしかった。」

「当日もそうですけど、準備期間がなつかしいです。終わってほしくないと思った。」

「みんなでこうしようという協力ができたのが良かったです。」

今後の体育祭に向けて後輩に言いたいことはありますか。

「3つのカラーが今回のように仲良くやってほしい。」

「ルールを守ってほしい。度を過ぎないようにしてほしいです。」

「体育祭を進化させてほしい。自分たちがやった体育祭を超えていってほしい。」

「一人ひとりができることを考えて楽しくやってほしいです。」

実行委員長と応援団長のみなさん、ありがとうございました。参加した全校生徒のみなさんも、今回の体育祭から得たものを今後に生かしていってください。

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令和4年度校長だよりvol.1

【ボランティア部・地域の子どもたちとイモ掘り体験】(令和4年6月2日)

本校ボランティア部の生徒たちと地域の学童保育の子どもたちが、一緒にイモ掘り体験を行いました。日ごろから、ボランティア部は、学校近くの畑を借りて野菜を育てており、この日は、自分たちが育てたジャガイモの収穫に、地域の子どもたちを呼んで行われました。

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生徒たちは、「土からジャガイモが出てくるときの感覚を子どもたちも忘れないでほしい。」「年齢の違う子どもたちと一緒に何かをやることの大切さを学んだ。」と話していました。

みずから立案し企画する喜び、実施までの地味な積み重ねの大切さ、相手に気持ちを伝えることの難しさ、いろいろな学びが含まれている行事でした。