更新日:2023年11月14日

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1月の出来事

030127 高校文芸コンクールで高文連会長賞

 今年度の神奈川県高等学校文化連盟(高文連)主催の文芸コンクールで、短歌の部に本校から46点応募しました。全県4312点の応募から、1年生 田島優由子さんの作品二首が、高文連会長賞の優秀と優良に選ばれました。おめでとうございます。

 

午前9時水面のきらめき弾かせて泳ぐ身体と始まった夏

 

 歌人谷岡亜紀先生の選後評は「プール開きの日と読みたいですね。まだ水を張ったばかりのプール。そして朝一番の誰もいないプールサイド。澄み切った水面が、初夏の清潔な日差しにきらめいています。フレッシュな予感に満ちた歌です。」といただきました。

 

浴衣着る君居なくても過ぎる夏嘘じゃないって思えなくって

 

 どちらも高校生ならではの、みずみずしく、こころの熱が感じられる歌です。今年度、新型コロナ対策として進んだものがオンラインの授業でした。この技術を活用し、夏期講習として、光陵高校とオンラインで教室を結び、両校の生徒が一緒に短歌の授業を受けました。お互いに歌を詠みあい、鑑賞しあう授業はとてもすばらしいものだったと思います。さらには、このような形で結実をみることにもなりました。

 作者の田島さんに聞きました。「夏休みの講習で、緑高の友だちや先生、光陵高校のみなさんとの学び合いがあったから、このような結果を残せたのだと思います。素直に嬉しいですし、感謝の気持ちで一杯です。経験が少ないからこそ、まだ知らない短歌の楽しさ、豊かさをどんどん吸収していけると思います。少しでも上達して、自分の感性が読み手に伝わるよう、これからも創作活動を続けていきたいです。」
いいですねえ。がんばって!

 

 

030122 神奈川県高等学校教育書道コンクールで本校が優勝しました

 本校は1年生と2年生で芸術選択に書道があります。この授業中の作品と、書道部の作品をあわせて頭書のコンクールに応募したところ、団体の部で優勝(神奈川県知事賞)をいただくことができました。また、創作の部で2年の牧瀬久美子さんが横浜市教育委員会賞を受賞しました。牧瀬さんの書は躍動感あふれる作品で「筆の活躍が良い」と講評されています。他にも臨書の部奨励賞を16人、創作の部奨励賞を12人が受賞しました。
牧瀬さんにお聞きしました。「先生のご指導のおかげで、様々な作品作りから得たことを発揮できました。今後もより良い作品ができるよう、書の楽しみを味わいながら精一杯取り組んでいきます。」コメントもすばらしいですね!

030122神奈川県高等学校教育書道コンクール「無」だそうです

 

030115 緊急事態宣言の中で

  新年が明け、1月5日から授業が始まっています。今年もどうぞよろしくお願いいたします。    1月7日に発出された緊急事態宣言に伴い、学校も時差短縮授業を行うこととしました。部活動や行事も影響を受けています。今年度様々なことに我慢を強いられた生徒の心情を思うと、苦しい思いです。一方で、今週末からは共通テストがあり、大学入試も次々と始まります。体調を整えて実力を発揮してほしいと、心から応援しています。

 新年早々に行われたアカデミックキャラバンでは、安田菜津紀さんの講演に多くの生徒が深い質問を寄せたと報告を受けました。ホームページにも記事を紹介しています。生徒の学びを止めないために、生徒も教職員も、できる限りの感染防止に努めつつ、次の一歩を踏み出したいと思います。