更新日:2022年8月31日

ここから本文です。

8月の出来事

040826 夏季休業が終わり授業再開

8月26日(金)今日から再び授業が始まりました。本校は2期制なので、この時期には始業式はありません。休業明けは大掃除から始まります。その後、午前中は短縮授業、午後は平常授業です。まだ暑いですが、生徒はしっかりと授業に集中しています。

授業再開2

 

 

 

 

 

 

 

 換気をしながらエアコンつけて

 

 

授業再開3

 

 

 

 

 

 

 

 グループワークの授業も

 

 

授業再開4

 

 

 

 

 

 

 

 こちらは三角関数かるた

 

 

授業再開1

 

 

 

 

 

 

 

 植物探索実習中のクラスも

 

 

040825 緑の科学セミナー 医療統計

8月25日(木)「医療にまつわる統計学」という夏季講座がありました。中外製薬の臨床開発本部から講師の方が7名お見えになり、薬の開発や、そもそも薬が効くかどうかをどうやって確かめるのか、といった医療統計に関する講義をいただきました。インターネット上に、本当かどうかよくわからない広告があふれる昨今、私たちも医療リテラシーをしっかり持たなくては、と感じました。生徒は臨床実験に関するグループディスカッションがとても楽しそうでした。

 

 生徒の感想から

・製薬にはとても興味があったので今回たくさんお話きけて楽しかったです、データの扱いもこれから、探究活動などで使っていくものになるので、今後の活動のためにもとても参考になりました。ありがとうございました!

・説明を受けるだけじゃなくてディスカッションを踏まえた上だったので内容が入ってきやすかったです。一つの薬を作るのに膨大な時間とお金がかかっているのに驚きました。また新たな感染症とかが出てきたら大変だなと思いました。

・この講座を受講して、製薬会社や薬、データの扱い方などたくさんのことを知ることができてとても良かったと感じました。グループディスカッションも面白かったです。製薬会社の方ともご一緒に話し合うことで、自分が知らない事を聞けたことが嬉しかったです。グループは先輩達と一緒でしたが、自分には無い発想が出たりしたので、考え方が広がってとてもいい経験になりました。進路のことでも、理系文系ではそれぞれ進める職業が限られてしまうと思い込んでいたけれど、製薬会社にもいろんな学部出身の方がいると知って、理系文系や学部にとらわれずやりたい事を探していこうと思うことができました。

 

医療統計1

 

 

 

 

 

 

 

 クスリの開発って?

 

 

医療統計2

 

 

 

 

 

 

 

 研究職も一緒にグループ討議

 

 

040821 緑のスタディツアー釧路湿原

 

8月21日(日)~23日(火)に1・2年生20名で「釧路湿原スタディツアー」を実施しました。日本で最初にラムサール条約登録湿地となった釧路湿原の実際の地形、植生、土壌、生物を観察することで、生態系の繋がりを確認することができました。また生態系回復をすすめる現場を訪れ、保護活動についても学びました。2日目は、関係機関から許可をいただき、胴長を着用して内部まで足を踏み入れて湿原を体感するという貴重な経験ができました。夜には学習会を行い、その日に感じたことや疑問について共有して学びを深めました。詳しい報告は後日SSHのページに記載される予定です。

 

釧路1 

 

 

 

 

 

 

 

 湿原内にて

 

釧路2

 

 

 

 

 

 キラコタン岬 広い!

 

 

釧路3

 

 

 

 

 

 胴長着用ハンノキ林を歩く

 

 

釧路4

 

 

 

 

 

 カヌーで川を遡行

 

 

釧路5

 

 

 

 

 

 

 細岡ビジターラウンジにて

 

 

 

040819 緑のミニツアー神奈川県温泉地学研究所

 

 8月19日(金)SSHの緑のミニツアーとして、神奈川県温泉地学研究所に見学に行きました。本校卒業生でもある萬年一剛主任研究員から説明をいただきました。神奈川県には地学教材となりうる地質や構造がたくさんあります。箱根ジオパークもその一つです。

 当日は午前「地震は予知できるのか」、午後「温泉について」というテーマでご講演いただきました。午後の施設見学では普段は入れない地震計のデータが集まってくる部屋の見学もさせていただき、大変興味深いものとなったようです。

 

温泉地学2

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

温泉地学1

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

040819 東京大学スーパーコンピュータ見学

 8月19日(金)緑のミニツアー「東大スパコン見学」がありました。講義の後、詳しく案内していただきました。亀井教諭の報告です。

東大としても、高校生の見学は久しぶりだったようで、説明は生徒にとって難しい部分も多かったと思います。しかし、わかりやすく解説しようと懸命に取り組んでいただけて、感謝しています。教員にとっても大変興味深い経験でした。

 

tokyospc4

 

tokyospc3

 

tokyospc

 

tokyospc2

 

040817 緑のミニツアー中外製薬研究所

 今年度SSHに指定され、生徒が先端の研究に触れる体験やフィールドワークを行う、様々なスタディツアーやミニツアーがたくさん実施されています。その一つとして、8月17日(水)に中外製薬鎌倉研究所に行きました。中外製薬は戸塚に大きな研究施設を建設中で、鎌倉研究所を見学できるのは今回が最後の機会となります。薬学に興味のある生徒も多く、本格的な研究施設を見学し、実験できる貴重な体験となりました。報告文中のマイクロピペッターは高校の実験では使用しない、微量の液体を正確に測りとれる精密機器です。戸塚研究所が完成したら、生徒が探究活動をする際の支援もしていただけるそうで、今から楽しみです。

引率した市川教諭からの報告です。

 8月17日に中外製薬鎌倉研究所の見学に行ってきました。

所内の見学では、数十億円もする機器に囲まれて研究を進める姿や、訓練を積んだ人以外立入禁止のドアを外から見ることができました。

また、電気泳動によるDNAの長さ測定を体験しました。マイクロピペッターの操作ははじめてでしたが、コツを押さえて希釈することができました。

中外製薬さんや業界の話の場面では、説明者が変わる度に、自己紹介や学生時代のことを交えて、職歴の話をしてくださいました。

たくさんの質問にも丁寧に答えていただき、よい学びの機会となりました。

特に、大学や学部・学科を選ぶにあたって、薬剤師を目指すのか、研究者を目指すのかという視点は、今後の進路選択に生きてくることと思います。

 

 

chugai1 お天気に恵まれたツアー

 

chugai2 レクチャーを受け

 

chugai3 いざ、実験!

 

040811 吹奏楽コンクール県大会で2年連続最高賞!

 8月11日(木)神奈川県吹奏楽コンクール高校Aの部が神奈川県民ホールで行われ、吹奏楽部が最高賞である朝日新聞社賞を受賞しました。昨年に引き続き2年連続の快挙です。顧問の山口先生によると、部員が自主的に部活動を運営していて、自分たちのことをよく考えて行動している。本番へ向けて直前までアドバイスを吸収して自らの演奏に反映させている。とのこと。次は東関東大会が9月3日(土)、栃木県宇都宮市の宇都宮市文化会館で行われます。これまで同様、のびのびと自分たちの演奏をしてほしいです。

 

040803 SSH生徒研究発表会

 8月3日(水)神戸において、令和4年度スーパーサイエンスハイスクール指定校が一堂に会し、生徒研究発表会を開催しました。本校からは2年生が昨年の睡眠に関する研究をポスター発表しました。新型コロナ感染拡大防止のため、一校からの参加は生徒3名引率教員1名と制限され、残念ながら他の生徒職員は見学できませんでした。しかし、引率した伊藤先生によると、生徒は堂々と説明し、質問にもしっかり対応できていた、とのことです。

 これからも外部への発表の機会はたくさんあります。説明することであらためて気づくこともあるはずです。発表や質疑応答のスキルもどんどん伸ばしていってほしいです。

 

happyou2 左から山元さん、小栗さん、園山さん

 

happyou1 聴衆を前にポスターを発表する

 

happyou3 代表校発表の場

 

 

 

040802 ふくしまスタディツアー

今年も震災と復興について現地で見て聞いて考えるふくしまスタディツアーが行われました。7月31日(日)から8月2日(火)の3日間、東日本大震災の遺構や復興の様子を見学し、現地のいろいろな方に直接お話を伺いました。福島県立ふたば未来学園の生徒さんのアテンドにより街をめぐり、考える一日は、参加した生徒にとって深い学びとなったようです。

参加者の大岡さんのまとめから一部を紹介します。文中の下枝さんとは葛葉村で町おこしに携わっている方で、3日間ずっと案内をしてくださった方です。

 

私はこの福島学宿を通して、大きな学びを得ることが出来た。考え方が広がったし、自分のやりたいことを明確化することができた。 

一日目、下枝さんに「町がどんな状態になったら、復興できたって思うかな?」と聞かれた。 

それに対して一日目の私は「町に人が溢れて、活気が戻った状態」と答えた。 

しかし三日目の振り返りで私はその事について触れ、「復興は、元に戻すことではなく、また活気づけることでもない。大事なのはその地域の人々が幸せかどうか、にある。」と考えた。今回実際に現地を訪れることで、たくさんの「顔」が見えた。ただ数字的に見ただけじゃ解決しないこともあると分った。 

そんな三日間を送ることで、徐々に復興とはこちらの一方的な押し付けではなく、その地域の人がどう思うかを考えてやるべきなんだという考えに変わった。 

家に帰って母に三日間のことを資料なども見せながら話すと、福島に興味を持ってくれた。 

そして、すごく良い経験をしたんだね、とも言ってくれた。常に考えていて、もしかしたら学校で勉強しているよりも疲れたかもしれない。 

今回は異例の二人での開催となり、その分話を振られたり話すことがいつもより多かった。 

その分、下枝さんとも深く関わることができて、より自分事にすることができたのではないかと思う。 

 

hutaba ふたば未来学園の生徒と歩く

 

shinsai 震災遺構の旧請戸小学校で

 

reienn 大平山霊園

 

040802 公私合同説明相談会

 8月2日(火)横浜南地区の高等学校が明治学院大学において合同説明相談会を実施し、本校も参加しました。学校ごとに部屋を割り当て、写真や成果物の掲示やミニ説明会を実施しました。中学校3年生と保護者の方がたくさんお見えになりました。本校のミニ説明会はスライドを用いて、広報グループの職員が交代で説明を行いました。自分の学校について、すべての職員がきちんと説明し、アピールできるようになってほしい、と思うからです。そして高校を選ぶ中学生の皆さんには、教育内容を調べるのはもちろんですが、ぜひ実際に高校の場所や在校生の様子を見ていただきたいと思います。コロナの影響で、なかなか高校へ行けない状況があるかもしれませんが、3年間には様々なことがあります。天気の良い日ばかりではありません。それでも、ここで学びたい、と思える学校がきっと見つかると思います。本校も、今後は学校説明会や学校見学を実施していきますので、ぜひおいでください。詳細はホームページ「入学希望者の方へ」のページをご覧ください。

 

 

goudou1goudou2

写真やパネルを設置