更新日:2022年6月6日

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3月の出来事

040329 ふくしま学宿と福島県高校生との交流会

3月26日(土)~28日(月)に、延期となっていたふくしま学宿が行われました。一昨年度から始まったこのスタディツアーは、昨年度は感染症対策のため、中止となってしまいました。今年度も夏に予定されていたものが延期され、ようやく年度末に、まん延防止措置の解除で可能となったものです。

東日本大震災からの復興に向けて挑戦する福島の人々との対話と、福島のありのままの姿(光と影)に焦点を当てた学びのツアーに、生徒10名が参加しました。

初日の26日は神奈川も強風が吹きましたが、福島は警報が出るほどの大風だったようで、それでも浪江町のフィールドワークを行い、災害の現地を自分の足で歩きました。

2日目は福島県立ふたば未来学園高校生徒のみなさんのアテンドによる、富岡町、双葉町の現地学習でした。両日ともに、福島で奮闘を続ける人々の生の声を聴いて、感じて、夜まで意見を出し合いました。

生徒にとって中身の濃い3日間になったことと思います。この大量にインプットされた情報を自分の中でどう整理し、自分事としてとらえ、外部へ発信できるようにしていくのか、大変だと思いますが取り組んでほしいと思います。

この事業は、三菱みらい育成財団と牧陵会「学びの奨励基金」からの補助を受けて実施されました。今後詳しい報告をホームページに掲載予定です。

双葉町にて双葉町にて

ツアーから帰った翌日29日(火)には、福島県教育委員会の主催による「『震災と復興を未来へつむぐ高校生語り部事業』オンライン県外交流会」がありました。

福島県立の高等学校3校(保原高等学校、安積高等学校、白河高等学校)の生徒と、オンラインで震災と復興に関連する地域課題探究活動の成果を共有し、交流しました。

 

(生徒の感想)

・自分のまちのことを調べ、考え、行動をおこしている福島の皆さんの”郷土愛”や”アクティブさ“がとても刺激になりました。せっかくですので交流を続けたいです。

・どこの学校も海外や国内と交流関係をもっていて、そのつながりがすごいいいなと思いました。

・自分と同年代の方々がこんなにも真剣にたくさんのことを考え、自ら行動していることに驚きました。今回の交流会で自分なりにできることをやろうとしている高校生を見て、できることに限度をつけてはいけないんだなと思いました。今後報告書づくり、ビデオ作りなど行うと思いますが、限度を考えないでできることを精一杯やっていこうと思いました。

・特に「発信する」ということに対しての学びが多かった。

 

さらなる生徒の変容が楽しみです。

040325 スーパーサイエンスハイスクールに採択されました!

理数教育推進校として神奈川県から指定されて3年目の今年度、未来の担い手として、科学的探究力の育成を目指し、文部科学省へスーパーサイエンスハイスクールの申請をしました。採択の可否は年度末、と言われ、待つこと3カ月。昨日3月24日、基礎枠の開発・実践型として内定した47校に選ばれたという発表がありました。神奈川県では、科学技術人材育成重点枠として内定した横浜市立横浜サイエンスフロンティア高等学校と本校です。令和4年度から5年間、将来の国際的な科学技術人材の育成のため、教育課程の研究開発を進めます。生徒にどのような教育を提供できるか、今からわくわくしています。

040324 第1回探究成果発表会

3月24日(木)関内ホールにおいて、「総合的な探究の時間」の学習成果を発表しました。

1年生から4グループ、2年から3グループが発表し、2年生の後期から始まった課題研究の中間発表を2名の生徒が行いました。司会も生徒が担当し、発表ごとの質疑応答もあって、初めて学外でホールを借りて行った発表としては、立派なできでした。

それぞれの学年で探究活動の指導をしてくださった、日本科学未来館をはじめビオスピクシス株式会社、株式会社メディンプル、パラマウントベッド株式会社、横浜トヨペット株式会社、ウォータースタンド株式会社の各企業、神奈川県政策局いのち・未来戦略本部室未病産業グループ及びSDGs推進課のみなさんにも発表を聞いていただき、講評をいただくことができました。

発表者は時間ぎりぎりまでスライドを調整し、効果的なプレゼンテーションを練習したおかげで、学内(教室)での発表時に比べ格段に良い発表となっていました。外部への発表の機会を増やし、さらに研究の質の向上を目指してほしいと思います。

黒岩知事まず黒岩県知事のビデオメッセージ

 

生徒プレゼンデータの分析結果がわかりやすくグラフに

040323 生徒総会と進路講演会

3月23日(水)今日は生徒総会と卒業生(73期生の7名)による進路講演会でした。

どちらもオンラインで各教室へ配信を行いました。生徒総会は総務部役員を中心に、今年度の予算や各委員会の活動、来年度の緑高祭についての説明等が行われました。

卒業生による進路講演会は、あらかじめ1,2年生から寄せられた質問を軸に、現在の大学生活や高校時代の取組について、生き生きと語ってくれました。どの卒業生からも、緑高での3年間を大切に、高校時代でなくてはできないことを精いっぱい行ってほしい、そして将来にわたって自分のやりたいことを見つけてほしいと、励ましの言葉をいただきました。

進路講演会教室教室で配信中の生徒総会

進路講演会司会生徒総会を進行中

進路講演会卒業生同じスタジオから今度は進路講演会を配信

040317 横浜南地区探究的学習成果発表会

3月17日(木)横浜南地区の高等学校による探究的学習成果発表会がオンラインで行われました。本校からは2年B組のグループが「廃プラスチックの再利用について」として、自然災害の多い日本で需要が見込まれる防災用品への再利用の可能性を指摘し、提案しました。例えば、避難所で必需品となる段ボールベッドは、多湿な環境での耐久性が低いことなど、段ボールの弱点を、廃プラスチックを再利用することでカバーしようとする提案です。データに基づいた現状がグラフなどでわかりやすく説明されていました。実際にどのようなものを作ることができるか、試作をしたりしたのか、との質問が参加者から寄せられました。来週の本校の探究成果発表会でもこのグループの発表があるとのことです。よりブラッシュアップされた発表を期待します。

2B廃プラ発表1オンラインで発表中

 

2B廃プラ発表2

メンバーは石原さん、後藤さん、鈴木さん、藤後さんの4人

 

 

 

040316 学習成果発表会(合唱コンクール)

3月16日(水)は1,2年の音楽選択クラスによる合唱コンクールでした。昨年に引き続き感染症対策のため、動画の配信によって行われ、1,2年全生徒は各教室で発表を視聴しました。どのクラスの合唱も、練習の成果が良く出ていました。指揮や伴奏も高いレベルで素晴らしく、選曲にもそのクラスらしさが反映されていたと思います。マスク越しであっても、しっかり気持ちをのせて歌う声に、早くライブで聴きたい、という思いが強く湧き上がってきました。音楽以外の選択科目(美術、書道、フードデザイン)の学習成果発表は展示によって行われます。

 

優勝  2年E・G組 「群青」 指揮:千葉奏太  伴奏:近藤陸一斗

準優勝 2年C組   「青い鳥」指揮:小山 歩  伴奏:〆木洋人

第3位 2年B・D組 「時代」混声合唱とピアノ連弾のための

                指揮:竹之内奏人 伴奏:紙川遥花 宗岡颯人

合唱コン教室で合唱を聴く

040310 競技大会

定期試験が終了し、3月9日(水)と10日(木)には競技大会が行われました。種目は男女ともサッカーとバスケットボールです。感染症対策で密を避けるため、当該クラスのみが応援しました。どの生徒も、久しぶりの運動を楽しんでいる様子でした。

優勝は男子サッカーが2年B組、女子サッカーが1年G組、男子バスケットボールが2年G組、女子バスケットボールが1年A組でした。

040302 卒業式が行われました

3月2日(水)、春の日差しが降り注ぐ中、74期生の卒業式が行われました。この学年では、新型コロナウイルスのため、1年生終盤の3月から臨時休業となり、2年生にかけて授業、部活動、学校行事に大きな影響がありました。卒業生代表の萩原涼介さんは、その頃のやるせない気持ちと、それでも卒業を前に心に浮かぶのは楽しかった記憶ばかりであること、前向きに取り組めるようになったのは、74期の仲間の笑顔のおかげだと、卒業生のことばの中で述べていました。担任の呼名に応える卒業生の一人ひとりが、驚くほど成長していることにあらためて気づかされました。卒業生278名の前途に幸多かれと祈ります。

卒業おめでとう!

3A各クラスの黒板にはお祝いの言葉

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卒業式中庭式後は和やかに記念撮影