更新日:2020年10月7日

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ドイツ語

国際ドイツ語オリンピック(IDO)2020報告

2020年8月3日~7日の5日間、2年次生岩崎花さんが国際ドイツ語オリンピック(以下IDO)2020に参加しました。

IDOは各国から選ばれた参加者が、3つのドイツ語レベルにわかれて、ドイツ語世界一を競います。様々な国の人と共同作業するワークショップではドイツ語力だけでなく、異文化理解力も試されます。

本選はドイツでドレスデンで開催されていますが、今年は初めて世界各国を結んでののデジタル版(オンライン)での開催となりました。岩崎さんは、日本にいながらにしてプログラムに参加しました。5日間の活動を終えた感想を聞きました。

実践的なドイツ語を身につけたい、他の国の生徒と交流したい―

Q.なぜ、国際ドイツ語オリンピックに参加しようと思ったのですか。

「私がIDO2020に参加しようと思った動機は、2つあります。
1つ目は、自分のドイツ語の能力をより高めるためです。IDOでは、自分の意見を述べたり、書いたり、また、他人の意見を聞いたりします。IDOに参加することで、より実践的なドイツ語を身につけることができると考えました。
2つ目は、他の国の生徒と交流するためです。IDOには、世界中から100人以上の生徒が参加します。他の国の文化や伝統を学ぶことができ、自らの視野を広げることができると考えました」

Q.どのようなプログラムでしたか。

「1日目は自己紹介、2日目はWettbewerb Aufgabe 1 (Mein Kunstwerk:芸術作品制作)、3月日目はWettbewerb Aufgabe 2 (Schauspiel:演劇)、4日目はレクリエーション、5日目は振り返りでした。
2日目の芸術作品作りはユニコーンを作りました。日本の伝統的なアートを紹介したかったので、折り紙をしました。苦労した点はビデオ撮影で、私たちは自分の作品を紹介するビデオを撮らなければならなかったのですが、原稿を読んではいけなかったので、とても難しかったです。
3日目の演劇では、バス停、買い物、レストランの、3つのテーマがありました。私のチームは、レストランでの物語を作ることが素敵だと思ったので、レストランを選びました」

自分の意見を相手に伝える=「論理的に自分の考えを整理し、述べる」難しさを実感

「一番印象に残っていることは、自分の意見を相手に伝えることの難しさです。もちろん、ドイツ語の能力が高いほど、自分の意見をより明確に言うことができます。しかし、本当に必要なのは、論理的に自分の考えを整理し、述べる能力であると思いました。例えば、AだからC、ではなく、AだからBだからC、というふうに、順序立てて説明することが大切です。また、他の国の人のほうが、日本人より論理的に説明することを大切にしていると思いました」

オンラインでトラブル発生!自分の状況をドイツ語でスタッフの方に伝えなければならず大変でした。

「大変だった点は、長時間のPC上での作業です。Wettbewerb Aufgabe 2 (Schauspiel:演劇)では、うまくビデオを送ることができないトラブルがあり、すぐに自分の状況をドイツ語でスタッフの方に伝える必要がありました。問題が起こった時に臨機応変に対応することの大切さと、その問題が起こらないように事前に準備することの大切さを学びました」

Q.オンライン開催でどのようなメリット・デメリットがありましたか。
「オンラインだとより深いコミュニケーションがとりづらいこと(趣味や家族など、個人的な質問をしづらい。)、美術館、食べ物、自然など、実物がわからないことは残念でした。一方で、動画、写真を共有しやすい、インターネットですぐに調べられる、休憩時間に一人になれる、というメリットがあると思いました」

将来はドイツで働きたい!

「私の今後の目標は、より論理的に自分の考えをまとめ、それをドイツ語で表現できるようにすることです。そのためには、もっとドイツ語を話す練習をする必要があると思います。今までは、教科書を中心に勉強してきたが、これからは、ラジオやテレビ、インターネットなども活用し、より実践的なドイツ語を勉強したいです。そして、将来はドイツで働きたいです」

 

岩崎さんの奮闘ぶりはゲーテ・インスティトゥートWebページ(外部サイトへリンク)に紹介されており、岩崎さんの報告書も掲載されています。