厚木王子高等学校 > 特色 > 総合ビジネス科の特色・イベント申込 > はじめてのDXオペラ魔笛特設ページ
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タミーノ:澤原行正(テノール)、パパゲーノ:萩原潤(バリトン)、夜の女王&パパゲーナ:肥沼諒子(ソプラノ)、パミーナ:天羽明惠(ソプラノ)、野島裕史(ナビゲーター)、村上寿昭(ピアノ)詳細は今後!

このプロジェクトは、神奈川県立厚木王子高校の高校生による挑戦です。高校でビジネスを学ぶ私たちは、2026年度、プロの演奏家集団「東京オペラネクスト」と共創し、単なる「イベントのお手伝い」ではない、芸術を経済的に自立させる新たな仕組みづくりに挑戦します。
100年前の「一番人気」を、高校生の力で再度現代へ。様々な危機に直面している「オペラ」を支援し、継続可能な新たな仕組みづくりに挑戦します。私たちの世代がオペラに熱狂し、文化を次世代へ繋ぐための第一歩。

DXオペラ「ホフマン物語」の人形オランピアの歌に飛び入り参加。係員役の生徒がうまくネジを巻きました。
様々なエンターテインメントが人間らしい感情や調和に重ねられ、私達に癒しや推しを与える現代。 そのルーツの多くは和声・対位法が生まれたルネッサンス時代に遡ります。私たちの「DXオペラプロジェクト」では、DX・会計・金融・マーケティング等の知識を融合させ、未来のオペラ芸術を見据え、継続可能な取り組みにアップデートします。

プッチーニ「トゥーランドット」よりリューのアリア「お聞きください、王子様」の背景を静止画から動画へアレンジ完了
2025年7月、DXと金融の主催イベントに新日本フィルハーモニー交響楽団鈴木崇弘氏をはじめ3名のクラシック演奏家を「さつきホール(462名定員)」招致した私たち厚木王子高校マーケティング部。芸術に人生を懸けて向き合う生き方に深く感銘を受けました。伝統的なクラシック音楽の表現者 だからこそ伝えられる素晴らしき音楽とは裏腹に、立ちはだかる多くの壁も浮き彫りになりました。ここから約半年、撮影実習をきっかけにオペラに出会うことに。

金融と芸術のシンポジウムでは金融の専門家、芸術家、高校生の間で白熱した議論が展開
私たちは小学生・中学生をターゲットに「金融リテラシー」を高めためのコンテンツを開発するとともに、少し高いハードルを越えようとすると時間を忘れて没頭する「フロー効果」について検証を重ねてきました。

オペラは一般的にハードルが高いものと考えられがちですが、、、人間らしい感情や調和に重ねられ、私達に癒しや推しを与える現代の様々なエンターテインメント。その源流が総合芸術「オペラ」であると知れば、実はハードルは低いのかもしれません。
実際、本校高校生へのアンケート調査では、初めてのDXオペラ体験の前後で、オペラに対する認識が大きく変わり、特に「プロの技術(音楽・IT技術・演出)」や「表現」について、今後の社会生活やビジネス、自己表現に活かせそうだと感じる生徒が多く、さらには非認知能力測定の定期測定に際しても影響を与えている可能性が高いという結果が表れています。
以上から、様々なことを学ぶ地域の小学生・中学生・若者層が「オペラ」に触れる意義は大きなものだと考えます。

DXオペラプロジェクトチーム・ミーティング(旋法と和声の話)
劇的なストーリーと圧倒的な歌唱、豊かな音楽に導かれる最高の総合芸術として熱狂的な支持を得ていた「オペラ」。
かつてはオペラアリアの楽譜を買い求め、ピアノで再生する時代。そして、光と音、物語の融合による「楽劇」の誕生、オペラ歌手はアイドルさながらの存在。そして「レコード」の普及による初のミリオンセラー、と、時代はオペラの隆盛を極めます。

ピアノ楽譜から演奏を忠実に再現する
音楽が「記録された商品」となり、配信・サブスク時代へ。「楽劇」はハリウッド映画、スタジアム・ロック・ライブへ。 時代の変化とともにオペラそのものはすっかりマイナーな存在となってしまいました。
プロフェッショナルな演奏家に触れて約半年。8カメラ+スイッチャーで本格的な映像編集ソフトDavincResolveを学ぶ私たちに、映像制作依頼がありました。
依頼主は本場ヨーロッパの歌劇場で活躍したメンバーが集った(一社)東京オペラNEXTの皆さん。代表の村上寿昭氏は、世界的指揮者であった小澤征爾氏のアシスタントを長年務め、公演を振り分けた、最後の愛弟子です。
2026年3月1日、制作側の視点で初めて関わったオペラ。
仕事の現場のリアル、入念な段取り、お客様を楽しませるための様々な仕掛け、資金調達、それはマーケティング実践の場そのもの。
衝撃的だったのは、恋ドラ?連ドラ?コント?日本語で歌ってる!
※歌手の皆さんの歌唱の素晴らしさはもちろんのことです。

さらに2025年12月に行われた箱根公演の映像を入手し、今回の魔笛公演と比較。資金調達が舞台セットや演奏者の人数にシビアに表れる現状を踏まえ、ビジネスを学ぶ私たちが検討。キーワードは「財務分析」「映像制作・配信」「押し活」「プロジェクションマッピング」「生成AI」「知的財産権」「ブロックチェーン(NFT)」そして「クラウドファンディング」。

BlackMagicDesign社提供のDavincResolveによる映像制作の授業

コンサートやイベントでの撮影実習

公認会計士 小島一富士氏による簿記会計・財務分析の講演
22の事業所の課題を150人の高校生のアイデアで解決する厚木王子版「デュアルシステム」。東京オペラNEXTが事業所に選定され、9名のオペラ研究プロジェクトが立ち上がりました。

オペラ研究プロジェクトの生徒がプロジェクションマッピングについて学ぶ
DXハイスクールの技術とオペラを融合させた「初めてのDXオペラ魔笛の楽しみ方1.」をプロデュース。地域の小学生・中学生・大人・そして高校生、実に130名の来場者があり、感触も良好でした。

当日リハーサルにて村上氏と打合せするプロジェクトチーム

プッチーニ《ジャンニ・スキッキ》 ラウレッタ 「私のお父さん(お父さん、お願い)」に宗方校長が参加

ホールイベントでのショット Body Rock Asia Dance Competition2026(フィリピンにて)第3位のヒップホップダンサー(本校生徒)も協力
静止画から動画へ、目立ちすぎない演出は大スペクタクル映画さながら。来場した中学生や保護者の皆さんを驚かせました。

「これって芸術鑑賞の授業ですか。」
「違います、高校生の研究活動で、演奏者以外のスタッフはすべて高校生です。」
「凄い!面白い!次もありますか。」
「本公演は8月2日に予定しています。」
金融リテラシーとは、単にお金を増やすことではなく、「自分の人生をどう選び、何を支えるか」を決める力だと学びました。私たちがプロデューサーとなり、芸術家の適正な対価を守り、DXで新しいファンを創り出す、この挑戦が、文化芸術のあり方を変える一つのロールモデルになると考えています。
私たちは、このプロジェクトを一度きりで終わらせるつもりはありません。8月の厚木公演で培ったデジタル資産等を元手に、2026年度追加公演や発表・ワークショップ等(2027年1月を予定)を重ね、次の担い手に引き継いでいく「ストック型」の芸術普及モデルを目指しています。
地域の小学生・中学生・若者層がオペラに触れる意義は大きなものだと考えます。映像制作、プロジェクションマッピング、ブロックチェーン・NFT参加証明、予算計画・統制、資金計画・調達、マーケティングによる新しい顧客層の開拓等の活動を通じ、オペラの新たな付加価値の創造への挑戦を始めます。
東京オペラNEXTは調布、箱根、海外へとつながっていると伺っています。調布、厚木、箱根、という3拠点は小田急線沿線でもあります。点を線に、線を面にして展開できる、そんな夢を実現できる日が来ることを願いっています。
また、この取組は音楽そのものの魅力を増幅する可能性を秘めていると感じます。夜の女王のアリアがSNSでバズっているなど、時代の潮流を見極め、DXオペラが文化芸術に寄与できるよう、継続していきます。

厚木王子高校の皆さんが、オペラという芸術の歴史や魅力に向き合い、芸術活動の意義を深く理解しようとしてくださったことに、まず心から敬意と感謝を申し上げます。
そして彼らは、私たち芸術団体が抱える課題を「自分たちの課題」として受け止め、DXやマーケティングを単なる技術や手法としてではなく、芸術の価値を社会へ届けるための力として捉え、自ら実践しようとしています。その姿勢に、未来への大きな希望を感じています。
一方で、私たち芸術団体が届けたいのは、舞台そのものだけではありません。芸術には、人の感性を育み、人と人とをつなぎ、生きる力や幸福感をもたらす力があります。AIやデジタル技術が急速に発展する時代だからこそ、その人間にしか生み出せない価値は、ますます大切になっていくと信じています。
この挑戦は、私たち芸術団体にとって新たな可能性を切り拓くものです。同時に、高校生の皆さんにとっても、教室では得られない本物の社会課題に向き合い、自ら考え、実践し、その成果を社会へ届けるという、かけがえのない成功体験になると確信しています。
私たちも、その思いに応えられるよう、舞台芸術だからこそ届けられる感動と価値を、8月2日の公演に全力で注ぎ込みます。
8月2日の公演は、一つの到達点です。しかし、このプロジェクトの本当の価値は、その先にあります。芸術とDX、マーケティング、会計・金融といった異なる専門性が出会い、互いに学び合いながら、新しい価値を共に創造していく。その新しい関係を築く、大きな転換点となることを心から願っています。
この挑戦は、芸術の未来と、未来を担う高校生たちの可能性を広げるプロジェクトです。皆様の温かいご支援が、その大きな力となります。このような取り組みへのご理解とご支援を、何卒よろしくお願い申し上げます。
デジタル技術が急速に発展する時代だからこそ、人の心を動かす芸術や表現の価値はますます高まっています。テクノロジーと芸術は対極にあるものではなく、新しい価値を生み出す大切な組み合わせです。高校生がDXや金融を学ぶだけでなく、一流の芸術に触れ、多様な価値観や感性を育む機会は、これからの社会を生きる力につながると感じています。この取り組みが、生徒たちにとって「知識」と「感性」の両方を育む特別な一日となり、多くの可能性を広げるきっかけになることを心から期待しています。未来を担う若者たちへの素晴らしい挑戦を、心より応援しています。

撮影プランニングから機材選定、設営、リハ、本番撮影、撤収、そしてDaVinci Resolveを用いた編集、アウトプットまで完遂する高校生たちの姿は胸を熱くさせます。十数台のカメラを駆使し、瞬時のアングルをスイチャーで決定。その場での臨機応変な対応で現場を動かすプロ顔負けの活躍には、心を揺さぶる圧倒的な熱量が存在します。歴史ある総合芸術「オペラ」にプロジェクションマッピングを掛け合わせる本プロジェクトは、デジタル時代の「新たなルネサンス」を告げる熱狂的な挑戦です。映像技術を武器に芸術の価値を高め、持続可能な未来を切り拓く若き情熱を全力で応援しています!
学科併置を生かした教育課程や県立高校最先端のDX教育設備により、地域の学校として注目を集めている神奈川県立厚木王子高等学校は、2024年に開校したばかりの学校です。
本校の特色は、総合ビジネス科と普通科の両輪がうまく回る仕掛けが柱。その仕掛けを支える柱としては、大掛かりな産学官連携が特徴です。開校記念誌として作成した人物図鑑には、48名を掲載させていただきました。

総合ビジネス科3年生全員、150名が22の事業所の課題解決を通じて学ぶ「厚木王子版デュアルシステム」。年に7~10回程度、金曜日に事業所で活動しています。
例えば、ある証券会社は「金融リテラシーが広まらない」ことが課題。この課題を解決するために、小学生や中学生の家庭科や公民の授業に出向き、資産形成について学ぶ出前金融教室を継続しています。

小学生向け金融教室のワークシート(オリジナル開発)
女子ソフトボール部は「日本一」を目指し、開校2年目にしてインターハイ優勝を成し遂げました。じつは多くの部員が「姿勢推定モデル」分析にデュアルシステムの授業で取り組んでいたのは本校ならでは。

インターハイ優勝の瞬間

姿勢推定モデル収録
先進的な取組はマーケティング部の役割。商品開発販売はもちろん、金融教室、映像制作、 NFT実装、地域向けDXイベントなど、様々なことに挑戦、検証結果の良いものは継続したり、授業に取り入れることもあります。

開発商品の試作

オリジナル商品開発の試作撮影(現在はイベント時に4種類販売 人気商品です)

関東ブロック高等学校生徒商業研究発表大会(2024年)初出場

開校記念式典(2025年)でのプレゼンテーション
地域のDX(=デジタルトランスフォーメーション)と金融リテラシーを高めることを目的に定期開催しているDX金融DAYでは、小学生(ドローン教室、eスポーツ体験、ロボットグラミング、ライフリテラシーゲーム)、中学生(金融リテラシー検定セミナー、ドローンプログラミング、日商簿記初級セミナー)、高校生以上(生成AI活用講座、NFT基礎講座)、全年齢対象のステージイベント(金融詐欺防止教室と県警音楽隊アトラクション、コンサートと芸術家・金融シンポジウム)といった各種講演会やアトラクションを行っています。

今回のDXオペラプロジェクトはこの企画の一部を構成しています。※どなたでも無料で申し込みができます。

2025年7月20日に実施したイベント(こちらは過去のチラシです)
ハイパーアカウンティングハイスクール指定 日商簿記検定の取得強化プロジェクトとして、全国で二十数校、関東圏内では本校のみの指定を受けています。中学生向け日商簿記初級講座もスタートしました。簿記検定取得プロジェクトは(一社)日本商業教育振興会、朝日大学、明海大学、高崎商科大学と連携しています。

2026年3月21日に実施したイベント(こちらは過去のチラシです)
令和6年度、開校初年度にかながわ部活動ドリーム大賞グランプリ表彰、(多数の関東・全国大会出場)。令和7年度は準グランプリ表彰を受けました。開校時よりソフトボール部、弓道部、陸上競技部、簿記部、珠算電卓部、電算部は全国大会、ソフトテニス部、マーケティング部は関東大会に出場しています。また、吹奏楽部は70名を超える大所帯で、今後の活躍が期待されます。
「DXハイスクールプロフェッショナル重点型(全国50校・県内県立で唯一)」「ハイパーアカウンティングハイスクール指定(全国23校・関東圏内で唯一)」「シチズンシップ教育研究開発校指定(県教育委員会)」「金融経済教育研究指定(J-FLEC・県内で唯一)」「BlackMagicDesign社アカデミックパートナー」など、様々な教育指定を受けています。