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学校長より

全日制全校集会「校長あいさつ」(令和3年12月23日)

 みなさん、昨日の文化発表会、お疲れさまでした。どの団体も、コロナ感染対策を講じながら、工夫を凝らして素晴らしいパフォーマンスを発揮してくれました。今年もあと僅か、みなさんにとって2021年はどんな年だったでしょうか。毎年この時期になると「今年の漢字」が話題になりますが、この漢字、どのように決まるか知っていますか?

 京都の清水寺で発表される「今年の漢字」は、本校も1月に実施予定の漢字検定、いわゆる「漢検」で知られる、公益財団法人日本漢字能力検定協会により、漢字の普及啓発を目的に、今から26年前の1995年から始まりました。この時期に今年の漢字が発表されるのは、12月12日が「いい字一字」の語呂合わせで漢字の日となっているからです。また、主催者である協会の本部が京都にあるため、京都を代表する寺院である清水寺で発表されています。そして、今年の漢字の決め方ですが、毎年11月から1か月ほどの期間で、はがきやインターネット、投票箱などにより全国から一般公募する形をとっています。

 さて、今年の漢字には何が選ばれたでしょうか?ちなみに昨年(2020年)は、3密の「密」という漢字が選ばれ、他にも「禍」、「病」、「新」など、新型コロナウイルス感染症に関連する漢字が上位を独占しました。

 今年の漢字は、応募総数22万3773票のうち、1万422票を集めた「金」が選ばれました。協会は、「金」が選ばれた理由として、東京オリンピック・パラリンピックで日本人選手が多くの金メダルを獲得したこと、大谷翔平選手が大リーグでMVPを獲得したり、将棋の藤井聡太さんが史上最年少で四冠を達成したりと各界で金字塔を打ち立てたこと、新型コロナウイルスの感染拡大による飲食店への休業支援金や給付金など、お金にまつわる話題が多かったことをあげています。

 さあ、ここで質問です。みなさん一人ひとり、自分自身の「今年の漢字」は何ですか?少し考えてみてください。そして、漢字がひとつ決まったら、周りの人同士で互いに披露し合ってみてください。同じ漢字の人はいるでしょうか。

 ちなみに私の今年の漢字は「転」です。4月に勤務する学校が秦野総合高校に変わり、心機一転、新たな気持ちで頑張ろうと思ったこと、また、以前より血圧が高く、体重も増えてしまい、健康面にずっと不安を抱えていたので、今年の夏から食事を制限したり運動を行ったりして健康管理に努め始めたこと、そして、今の仕事を退職したあとにやりたいことがあるので、休みの日や隙間時間に色々勉強を始めたことなど、これからの人生の転機となる年という意味も込めて「転」という字にしました。でも、「転」は「転ぶ」とも読めるので、調子に乗って転ばないように気を付けたいと思います。

 さあ、来年はどんな年になるでしょう。コロナも収束して、この秦野総合高校で過ごす、あるいは3月に学び舎を巣立ったすべての人が、笑顔で楽しく生活できることを願っています。

 それではみなさん、よいお年をお迎えください。年明け1月7日に元気に会いましょう。

全校集会「学校長の言葉」(令和3年7月26日)

 みなさん、新しい年度となって、早4か月の月日が経ちました。この4か月は皆さんにとってどのような毎日だったでしょうか。

 世の中は、依然として、新型コロナウイルス感染症の収束には至っておらず、むしろ、感染力の強いデルタ株の脅威に晒されている状況にあります。そのような中、本校は、感染症対策を徹底し、これまで何とか学習活動を継続してきました。6月には陸上競技大会を行い、また、部活動も女子ソフトテニス部の関東大会出場を筆頭に、それぞれの大会等で大いに活躍してくれました。9月の清峰祭(文化祭)についても、例年より企画や来場者数等に制限があるものの、実施する方向で進めています。各自治体(市町村)では、感染リスクの高い高齢者や医療従事者から順にワクチン接種を始めていますが、それでもかつての安全で安心な生活に戻るまではまだまだ時間がかかるでしょう。どうか、これからも感染対策を徹底し、熱中症にも気を付けて、充実した夏休みを過ごしてください。

 さて、東京オリンピックが開幕しました。今日は、今回で4度目のオリンピック出場となった、体操界のレジェンド、内村航平選手の話をします。

 私は以前、神奈川県のスポーツ振興に関する仕事に携わっていたので、神奈川県にゆかりのあるトップアスリートや優秀な指導者と接する機会に恵まれました。ある時、1984年ロサンゼルスオリンピック体操競技の個人総合とつり輪で金メダルを獲得し、その後、日本体育大学で内村選手を指導された具志堅幸司先生にお話を伺うことができました。

 内村選手が大学に入学してからの2年間は、とにかくよく叱ったそうです。全然練習をしない。一つの技しかやらない。試合のような通し練習を始めるのが遅い・・・・・。でも、彼自身は「そんなに練習しなくてもオリンピックで金メダルをとれる」と思っていたので、「こんな練習ではだめだ」と、どんなに注意をしても分かってもらえなかったそうです。そして2008年、北京オリンピック体操競技個人総合に19歳で臨んだ彼は、銀メダルという結果に終わりました。

 その北京オリンピックへの出場が彼を変えました。具志堅先生の言っていることが100%理解できるようになりました。それから卒業するまでの2年間は、彼を一度も叱ったことがない。彼に唯一かけた言葉は、「もう今日はやめよう」と、練習を止めるための言葉だったといいます。そして2012年のロンドンオリンピックで、彼は具志堅先生以来28年ぶりの個人総合金メダルを獲得します。

 私は具志堅先生に、「なぜ彼はそんなに変わったのですか」と尋ねると、「彼自身の中に、もう一人の自分、“コーチ内村航平”が生まれたからだ。」とおっしゃいました。自分が勝つために、強くなるためにはどうすればよいのかということを、自分自身で見つけられるコーチが彼の心の中に生まれたからだと。

 自分の中にコーチが生まれるタイミングは人それぞれ違います。皆さんの心の中に、“もう一人の自分”は存在していますか?それともまだ生まれていませんか?この夏休み中に“コーチ自分”と出会い、しっかりと向き合ってください。そしてこれからは、何か言葉を発しようとするとき、行動を起こそうとするとき、一度立ち止まって心の内のコーチと話し合い、常に正しい発言・行動を選択できるようにしてください。“もう一人の自分”を手に入れたこれからの皆さんの成長をとても楽しみにしています。

 

入学式「学校長のことば」(令和3年4月6日)

 

秦野総合高等学校 校長の奥津 賢一でございます。どうぞ、よろしくお願い申し上げます。

ただ今、入学を許可しました(第14回生)203名の新入生のみなさん、入学おめでとうございます。入学に至るまでの努力を称えるとともに、本校への入学を心から歓迎いたします。また、お子様をここまで見守り、支えてこられました保護者の皆様には、心からお祝い申し上げます。
残念ながら、新型コロナウイルスの感染拡大を防止する措置として、本日は入学生一人に対して保護者お一人のみの出席とさせていただきました。どうか趣旨ご理解の上ご了承くださいますよう、お願いいたします。PTA会長様にもご臨席を賜り、ありがとうございます。
さて、みなさんが自分の進路として選択した「総合学科」は、国語、数学などの普通教科を中心に学ぶ「普通科」と、農業・工業・商業・家庭・福祉などの専門教科を中心に学ぶ「専門学科」に並び、第三の選択肢として平成6年度に導入されました。
「総合学科」では、生徒一人ひとりが自分の興味・関心や進路希望に応じて独自の時間割を作って学習していきます。また、単位制で、一定の単位数を取得することが卒業につながります。少人数授業や体験的授業、社会人講師等による専門的な授業も実施します。それらの学びを通じて、「国際社会でたくましく生き抜く力のある生徒の育成」を目指していきます。
1年次では、「産業社会と人間」という授業を全員に履修していただきます。将来の「なりたい自分」を明確にし、確かな科目選択ができるよう、自分を知り、社会を知るための学びです。つまり、みなさんは、この秦野総合高等学校に入学したことで、「なりたい自分」に向かってより実践的・効率的に学習できる環境を手に入れたことになります。
これからの社会は、「都市集中」と「高齢化社会」、「キャッシュレス化」がさらに加速し、あらゆるものがインターネットに接続されていく時代になります。この予測困難な時代に必要となる力を、ぜひ本校で身に付け、国際社会でたくましく生き抜いていってください。
ここで、別の学校の話ですが、国際社会で活躍する人間を目指す「グローバル・リーダーシップ講座」という勉強会で講師を招いたときのお話をします。
ある生徒が講師に質問しました。「私は将来、国際社会で活躍できる人間になりたいです。そのためには、英語は話せた方がよいのでしょうか・・・。」
もし私が質問されたら、「これからは国際社会だから」とか、「受験に有利になるから」なんて、ありきたりな返しをしていたかもしれません。しかし、国際経験が豊富で厚い人脈を持つ講師の回答は大変印象に残るものでした。
「ある人が、業績を評価されて当時のアメリカ大統領、ビル・クリントン氏に表敬訪問することになった。しかし、彼はまったく英語が話せなかった。友人に相談したところ、『とりあえずHow are you ?(元気ですか)って聞けばいいんだよ。そしたら大統領はI’m fine, thank you. And you?(元気だよ。あなたは?)って聞いてくるから、Me too.(私もです)って返せばいい。』と言う。
実際に大統領の前に立った彼は緊張で頭が真っ白になってしまった。思わず口をついて出た言葉は『Who are you ?(あなた、誰?)』!!すると大統領、自分のことを知らないはずはないから、このジャパニーズ・ジョークに普通に返しては面白くないので、『I’m Hillary’s husband.(私はヒラリー(・クリントン)の夫さ。)』と言った。すると彼は言葉の記憶が蘇り、こう叫んだ。『Me too !(私もです!)』!!!!・・・・・こういう失敗をしないためにも、英語は話せないよりは話せた方がいいかもね。」

最後に、新入生の皆さんが、新しい人生のステージに立つ今日この日の感激と決意をいつまでも心に留め、秦野総合高校での3年間で大きく成長されますことを祈念し、式辞といたします。

卒業式「学校長のことば」(令和3年3月6日)

ただいま、呼名いたしました全日制第13期生、230名の卒業生の皆さん、ご卒業おめでとうございます。

また、ご家族の皆さま、本日は誠におめでとうございます。皆さまには、いつも温かいご支援、ご協力を賜りましたこと、この場をお借りしまして厚く御礼申し上げます。

この3年の間には、大変なご心配やご苦労もあったかと思いますが、こうして高校卒業を迎えたお子様に感慨もひとしおのことと存じます。心からお祝い申し上げます。

そして、本日、この晴れの卒業式に、PTA会長・佐藤様にご臨席を賜り、花を添えていただきました。この場をお借りして、厚く御礼申し上げます。本当にありがとうございました。

本日の卒業式は、今年度2回目の非常事態宣言中のため、例年通りの卒業式を実施することが出来ませんでした。思い返せば、昨年の3月1日には、君たちの先輩である12期生の卒業式を卒業生のみの出席として、残念な気持ちを抱えながら実施しました。

今年も在校生を入れることはかなわず、校長としても非常に残念ではありますが、現在の状況を考えると致し方ないことと思い、第13回の卒業式を実施させていただきました。

この高校生活最後の1年間は、皆さんが想像していたものとは大きく異なり、様々な行事が中止となってしまいました。そのたびに皆さんは、大きな失望を抱えたことと思います。そうした苦しい状況の中でも、皆さん一人一人が、現実を受け止め一歩前に進もうとしてくれたことを大変誇りに思っています。

皆さんが手にする卒業証書は、そうした皆さんの努力の賜物であることはもちろんですが、そこには多くの人たちの、皆さんに託した希望や夢が込められています。今後も続くであろう新型コロナとの戦いは、これからの社会を大きく変えていく可能性があります。

新しい時代を迎えようとしている中、すでに始まっている高齢化社会・国際化社会・福祉社会では、自分と同じように相手を尊重し、共に生きていこうとする姿勢がきわめて大切なものとなります。

共に生きること、共生を実現する第一歩は、まず自分自身を含めて一人一人の人間がかけがえのない大切な存在なのだということをしっかり認識することです。人間がかかわる問題を解決できるのは「やさしさ」だけです。「やさしさ」は「思いやり」であり「愛」です。また「温かな心」です。人間は一人では生きられません。人との出会いや、触れ合いを大切にし、豊かな心を持ち続けてください。豊かな人間性と健康な心と身体を持った人間を育成することは、本校の大きな教育目標でありました。 

皆さんは、これからも様々な課題に直面するはずです。困難に遭遇した時、誠実な心で現実から逃避することなくその壁に立ち向かって欲しいと願っています。そのためには、常にいろいろなものを学んでおくことが必要です。どうか立ち止まることなく日々物事を学び続ける人になってください。学んだものを自分のものとするためには、実践すること、継続することが必要です。簡単なことではありませんが、ぜひ実践する力と継続する力を身につけてほしいと願っています。

最後になりましたが、230名の新しい卒業生の限りない発展を心からお祈りするとともに、心からのエールを送り、お祝いのことばといたします。本日は誠におめでとうございます。

校長

 

入学生の皆さまへ

 秦野総合高等学校 校長の塩浦 健吾でございます。どうぞ、よろしくお願い申し上げます。

 今日は、やさしい春の日差しにあふれ、満開の桜に囲まれ、この秦野総合高校はまさに「春爛漫」です。今日このよき日に、只今、入学許可をいたしました201名の新入生(13期生)をお迎えすることができました。新入生の皆さん、入学おめでとうございます。まずは、秦野総合高等学校全職員を代表し、心より歓迎申し上げます。

 残念ながら、新型コロナウイルスの感染拡大を防止する措置のため、本日の入学式には、新入生である君たちと職員のみでの開催となりました。3月から続く臨時休業のため、中学校での卒業式も同じような形式をとったものと思います。君たちにとっては、中学生から高校生へという節目の行事が、このような形での開催となることは、私自身も大変残念な気持ちでいっぱいです。また、こうして、晴れて入学式を迎えた皆さんには、今後も2週間の臨時休業により、大切な高校での様々な取り組みが実施できないことをこの場でお伝えしなければならないことは、重ね重ね残念な気持ちでいっぱいです。

 しかし、今日の入学式は、皆さんが自ら学び、自らの成長を願う決意を確認する場であり、時でもあります。これからの高等学校3年間に、何を学び、何を行うかの目標は、すでに皆さんの胸の中にあると思います。その達成のために大いに頑張ってもらいたいものです。

 皆さんが生きていく21世紀の時代は、今後も大きな変化を遂げていくことになります。この時代の転換点に、皆さんはここ秦野総合高校で学び、自らの進むべき道を切り開いていくことになります。

 本校は、総合学科としての特徴を最大限に生かし、「自主自立の精神をはぐくみ、社会の有為な形成者たりうる、高い知性と教養をみにつけるとともに、豊かな人間性と健康な心と体を持った人間を育成する」ことを教育目標・教育方針としています。その実現のためにも、進路実現に向けたキャリア教育、人間性を高めるボランティア活動、心身を鍛える部活動に特に力を入れています。

 皆さんには、困難な物事に対して、すぐ投げ出すことなく、考えて行動できる強さを身につけて、ひとりで解決できないのならば、周囲の仲間とともに力を合わせてその問題に立ち向かって欲しいと思っています。よく考えることは、他を思いやることに通じます。人間が人間として生きていくためには、温かな人間関係がますます重要です。思いやることができる人は、他人の痛みもわかります。ともに学ぶ仲間とともに喜び、共に泣き、心の中から話し合える友人は、高校時代の切磋琢磨の中から生まれ、一生にわたって大きな力となることでしょう。3年間の秦野総合高等学校在学中に是非多くを経験し、いろいろと挑戦し失敗を重ねてほしいと思います。がんばってください。

 最後になりますが、明日からの学校生活については、この後のホームルームにて担任の先生から話があると思います。今日現在、二週間の臨時休業となっていますが、今後も状況の変化により、学校再開の方法が変わることがあります。皆さんには、最新の情報をメールとホームページにてお知らせすることになります。臨時休業の趣旨をしっかりと理解し、むやみに外出することのないようお願いします。皆が力を合わせ、一日でも早く、普段通りの生活ができるよう頑張っていきましょう。皆さんの健康をお祈りして、挨拶を終わります。

 入学、おめでとう。

 

卒業生の皆様へ

 全日制第12期生、227名の卒業生の皆さん、ご卒業おめでとうございます。

 また、ご家族の皆さま、本日は誠におめでとうございます。

 皆さまには、いつも温かいご支援、ご協力を賜りましたこと、この場をお借りしまして厚く御礼申し上げます。

 この3年の間には、大変なご心配やご苦労もあったかと思いますが、こうして高校卒業を迎えたお子様に感慨もひとしおのことと存じます。心からお祝い申し上げます。

 本日の卒業式は、新型コロナウイルスの感染が国内に広がる状況を踏まえ、「出席者は生徒等に限ることとするほか、時間短縮、在校生の参加人数の制限などの工夫をしたうえで感染防止の措置を講じる」との県教育委員会からの通知により、例年通りの卒業式を実施することが出来ませんでした。校長としても非常に残念ではありますが、現在の状況を考えると致し方ないことと思い、第12回の卒業式を実施させていただきました。

 さて、卒業生の皆さんが手にする卒業証書は、皆さんの努力の賜物であることはもちろんですが、そこには多くの方々が、皆さんに託した希望や夢が込められています。

 私が皆さんと顔をあわせるのは、陸上競技大会や文化祭などの学校行事や授業参観などに限られていました。しかし、そこで見る皆さんの明るい表情は、いつも私を励ましてくれるものでした。

皆さんにとって、この3年間は、今振り返るとあっという間の出来事ではなかったでしょうか。この3年間、皆さんはたくさんの挑戦と失敗を経験できたでしょうか。今、この場で心の内を去来するものはなんでしょう。

 今、3年間の様々な思い出を一瞬の出来事のように思い出している人も多いでしょう。楽しかったこと、辛かったこと、嬉しかったこと、悔しかったこと、様々な出来事は、再び巡ってくることのない貴重な思い出として、いつまでもそれを大切にしてください。

 令和も2年目となり、新しい時代を迎えようとしている中、皆さんは、これからの人生に思いをはせ、たくさんの分かれ道の中から、1つの道を選択しました。今日までのたくさんの思い出とともに、旅立ちの時を迎える皆さんを心から祝福します。

 今後、新たな出会いを迎える皆さんには、「ともに生きる」ことの大切さを学んでほしいです。これからの時代、すでに始まっている高齢化社会・国際化社会・福祉社会では、自分と同じように相手を尊重し、共に生きていこうとする姿勢がきわめて大切なものとなります。共生を実現する第一歩は、まず自分自身を含めて一人一人の人間がかけがえのない大切な存在なのだということをしっかり認識することが大切です。人間がかかわる問題を解決できるのは「やさしさ」だけです。「やさしさ」は「思いやり」であり「愛」です。また「温かな心」です。人間は一人では生きられません。人との出会いや、触れ合いを大切にし、豊かな心を持ち続けてください。

 卒業生の皆さんは、これからも様々な課題に直面するはずです。困難に遭遇した時、誠実な心で現実から逃避することなくその壁に立ち向かうためには、常にいろいろなものを学んでおく必要があります。どうか立ち止まることなく、日々物事を学び続ける人になってください。学んだものを自分のものとするためには、実践すること、継続することが必要です。簡単なことではありませんが、ぜひ実践する力と継続する力を身につけてほしいと願っています。

 最後になりましたが、227名の新しい卒業生の皆さんの限りない発展を心からお祈り申し上げ、卒業生へのお祝いのことばといたします。本日は誠におめでとうございます。

 夏休みが終わりました!

7月23日(火)から始まった夏季休業も無事終了し、8月26日(月)より学校が始まりました。今年の夏も昨年同様、厳しい暑さのなか熱中症が心配される日々が続きましたが、生徒たちは部活動、ボランティア活動、補習や文化祭準備等、様々な活動に積極的に取り組んでいました。休み明けの全校集会では、生徒の元気な姿が見られ、嬉しさとともにほっとした気持ちになりました。

土・日には、いよいよ「清峰祭」の開催です。秦野総合高校となって12回目の文化祭となります。今も学校全体がその準備で大忙し、皆のパワーで素晴らしい文化祭となりそうです。頑張れ、秦総生!

 

 

夏休みが始まってすぐの7月26日(金)本郷台にある神奈川県警察学校の卒業式に来賓として出席してきました。本校の卒業生が成績優秀で答辞を読むとのこと。学校長として誇らしい気持ちで参列しました。当日の式は、壇上から卒業生の皆さんのきびきびとした動きと声に圧倒され、感激して帰ってきました。大変なことも多いと思いますが、神奈川の治安を守るため、日々の活躍を期待しています。

 

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<本校卒業生との記念写真 右側が今回の卒業生です。>

 

 

学校が始まった8月26日(月)には、放課後、職員対象救急法講習会(AED講習会)が実施されました。学校管理下における緊急事態発生時に、全ての教職員が適切に対応できるよう、実技を身に付けるため毎年行っているものです。今回も2回に分けて実施しました。AED1AED2

あれだけ暑い日が続いていたのに、学校が始まってからは比較的涼しい日が続いています。前期も残すところ1か月となってきました。3年生は、進学、就職ともにこれからが本番です。1・2年生は前期の反省を踏まえて、後期に向け更なる努力をしていきましょう。

 

 

令和元年8月29日(木)  学校長 塩浦 健吾

 

 

 初めに

 秦野総合高等学校のホームページ(HP)をご覧いただきありがとうございます。

今年4月1日の異動に伴い、本校第5代校長となりました塩浦健吾(しおうら けんご)と申します。今後ともよろしくお願いいたします。
本校HPは、皆さんにいち早く学校の様子をお伝えできるよう、日々更新を続けていきます。これからも引き続き本校HPを多くの方々にご覧いただきたいと願っています。
本校は、平成20年に大秦野高等学校と秦野南が丘高等学校が再編統合されて開校した、全日制と定時制を併置する総合学科の高校です。
この4月に12回目の入学生を迎えた本校は、秦野市の南の丘陵地帯に位置し、秦野盆地とその先の丹沢の峰々が一望のもとに見渡せ、澄んだ空気の朝には富士山もはっきりと目にできる素晴らしい環境を誇っています。
そんな環境のもと、全日制・定時制ともに「生徒・教員ともに、いつも明るく前向きで、やりがいを持って夢中になり、笑顔で活気あふれる秦野総合高校」を合言葉に、毎日の学校生活を活気のあるものにしていきたいと考えています。
また、平成30年10月に発表された「県立高校改革実施計画Ⅱ期県立高校指定校事業(平成31年度~平成33年度)」において、本校は『教育課程研究開発校(総合的な探究の時間に係る研究)』に指定されました。
これにより、生徒が自ら課題を発見し解決する力を育み、主体的に学ぶ態度を養うことをめざした不断の授業改善により、これからの時代に求められる資質・能力の育成に向けた教育活動をより一層推進していくことになります。
「自主自立の精神を育み、社会の有為な形成者たりうる、高い知性と教養を身に付けるとともに、豊かな人間性と健康な心と身体を持った人間を育成する」という本校教育目標実現のため、これからも教職員全員で一致団結して取り組んでまいります。

<めざす学校像> 全ては生徒の成長のために教育活動を展開する学校。
<めざす教師像> 生徒の成長を自分の喜びとする教師。
<めざす生徒像> 国際社会でたくましく生き抜く力のある生徒。

秦野総合高等学校は、これからも保護者や地域の方々から信頼される学校づくりを推進してまいりますので、今後ともご支援、ご協力をよろしくお願いいたします。
平成31年4月  学校長 塩浦 健吾