更新日:2022年1月10日

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Today's いせはら(2020年10月)

10月28日(水)

 

紅葉盛り 山は日ごろの 朝ぼらけ

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秋雨が降り続き、寒々しい日が続いていた今日この頃でしたが、ようやく束の間の秋晴れを垣間見ることができました。

 

このような、気持ちまでさわやかにしてくれるハレの日。今日はこんなことが行われていました。

 

1年生による校外学習「大山ウォーク」です!

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今年度は三密を避けるため、クラスごとに集合時間をずらして実施されました。

各自、伊勢原駅から大山ケーブル駅行のバスに乗って、現地集合します。

1年生にとっては今回が初めての学年行事!心なしか、どこかウキウキしているムードが漂っていました。

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集合場所のインフォメーションセンター前。

こちらで、バスに乗ってくる仲間たちを待ちます。中には自転車や徒歩で来る強者も!秦野から歩いてきた生徒の体力の底なし具合にびっくりします。

 

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ここからは、クラスごとに集合してゆっくり上まで登っていきます。1時間程度とはいえ、登山は登山。一歩一歩足を踏みしめて歩きます。

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中には紅葉が進んでいるところも見受けられました。生徒たちは、写真を撮ったり歩いたりで大忙し。少しでも秋らしさを感じていただけたならなによりです。

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こちらは道中の大山寺。昔この大山寺と阿夫利神社は同じ場所にあったようです。

ここから、また険しい道のりが続きます。それにしても、さすが高校生。休憩をせがむ教員をよそにどんどん上に登っていきます。エネルギーの強さを見せつけられました。

 

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鳥居をくくればようやくゴールの下社に到着です!

早い生徒は30分もかからず登り切っていました。恐るべし高校生。

 

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紅葉シーズンでないにもかかわらず、下社には一般客の方の姿もそれなりにありました。さすが阿夫利神社。その歴史の深さが伺えます。

 

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下社では、宮司さんの講話を聞きました。

大山阿夫利神社の由来や、大山講、大山参りの由来について話をしていただきました。

個人的に驚いたのは、国道246号線は元々大山につながる大山街道であったこと。江戸時代辺りから大山参りが流行し始めたそうですが、そもそもの発端は訳4000年前だとか。我々が通う伊勢原高校の近くに、ここまで歴史の深いところがあるとは、驚きです。生徒も興味深い顔で話を聞いていました。

 

講話を聞いた後は、昼食をとって下山します。

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小川のせせらぎが、耳に心地よいです。久々に汗をかき、良い運動となりました。

登る前は、少し肌寒いかな?と思いましたが、登っているうちにそんなことは忘れてしまうほど。

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初めての学年行事はクラスでの登山となりましたが、1年生の間の素敵な思い出の1つになってくれたなら何よりです。

クラスの友達とも親交を深める良い機会になったのではないでしょうか。

これを機に、12月のスポーツ大会でも、クラスの団結力を見せてくれればと思います。

 

1年生の皆さん、長々とお疲れ様でした。

教員も生徒共々、良い思い出になったと心から思います。