更新日:2025年3月17日
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探究活動の一環で地元企業や自治体を訪問しました。私たちはこれをサークルアクションと呼んでいます。
事前に訪問する企業や自治体について調査を行い、その企業や自治体が抱える課題について仮説を立て解決策を考えてプレゼンテーションを行いました。今回の訪問でいただいたフィードバックや実際に現場で得た気付きを生かして、1月の最終プレゼンテーションに向けて探究活動を深めます。
1月16日(木曜日)に今年度2回目となるサークルアクションを行い、1回目に出向いた企業、自治体の課題解決案の最終プレゼンテーションを行いました。2回目となる今回のプレゼンテーションでは、実際に出向いて調査をしたグループもありました。地域の方々の協力で多くの学びを得た探究活動でした。
以下、今年度ご協力いただいた企業、自治体一覧
令和6年度4月11日(木曜日)
講師をお招きし、全体の進路傾向や具体的な入試方法と心構えについて勉強しました。
また、高校生活最後の1年間のスタートとして「受験生宣言」を行いました。
5月30日(木曜日)の総合的な探究の時間で、分野別進路説明会を実施しました。
様々な大学、短期大学、専門学校の先生にお越しいただき、生徒たちは自身が希望する進路の講演を選択し、聴く機会となりました。
この説明会を通して進路の方針が固まってきた生徒も多く、生徒たちにとって大変貴重な機会となりました。
令和7年2月7日(金曜日)
関東学院大学関内キャンパステンネー記念ホールにて、「令和6年度課題研究全体発表会」を実施しました。
1年間取り組んだ課題研究の成果を発表する場で、昨年度までは本校体育館で実施していましたが、本年度は、本格的な舞台で発表することを重視しました。自身や班でまとめた探究の取組み内容と結果、意見や考えを大勢に向けて発信する力を養う、よい機会になったと感じています。
当日のプログラムは次の通りです。
発表順 | 発表者 | 探究テーマ |
---|---|---|
1 |
1年代表1班 |
扶桑電機「若い人たちに会社の魅力が伝わりにくい、という課題の解決法」 |
2 | 1年代表2班 | マリノス「サッカー界全体を盛り上げるために」 |
3 | 2年8組代表 | 「なぜ男性は明治時代以降、化粧をしなくなったのか」 |
4 | 2年7組代表 | 「国会の必要性」 |
5 | 2年6組代表 | 「人は何を基準に美味しいと感じるのか」 |
6 | 2年4組代表 | 「クラス行事を通してMBTIに変化はあるのか」 |
7 | 2年2組代表 |
「横浜でゲンゴロウが暮らすにはどうしたらいいのか」 |
8 | 2年5組代表 | 「トマトを克服するには」 |
9 | 2年1組代表 | 「バズる音楽とは何か」 |
10 | 2年3組代表 | 「赤字路線を黒字路線に転換するには」 |
令和7年3月11日(火曜日)市ヶ尾高等学校において実施されました。
参加した高校は横浜北東地区県立高等学校17校(市ヶ尾、荏田、鶴見総合、霧が丘、神奈川工業、元石川、新羽、横浜翠嵐、港北、城郷、田奈、神奈川総合、川和、白山、新栄、鶴見、岸根)で、各校の代表生徒がポスターセッション形式で発表を行いました。探究的な学びを通して考えたことを、根拠に基づき説明し、質疑応答を通して学びを深めることを目的としており、毎年実施されているものです。
本年度は、2年生1名が「効率よく仮眠をとる方法」というテーマで参加しました。自校からの見学は3名まで可能であったため、1年生3名が先輩の応援を兼ねて参加しました。内容は、20分程度の仮眠をとることで、記憶量や能率が向上することを、同年代へのアンケートや実験を基に説明したものです。勉強の効率だけでなく、アルバイトや日常生活のパフォーマンス向上にも有効であることや、仮眠を取る最適なタイミングや方法にも言及しました。
他校の参加生徒や先生方からいただいたフィードバックに、多数のお褒めの言葉をいただき、参加した本校生徒にとって、とてもよい学びの場になったと感じました。
4月13日(木曜日)総合的な探究の時間に、3年生は、「進学(就職)とお金」というタイトルで、講師の方に話をしていただきました。
進学につきもののお金についての話を、生徒達はしっかりと聞いて、理解をしました。
4月20日(木曜日)
総合的な探究の時間の中で、看護理療系進学希望者を対象に、進路実現に向けての考え方、注意点などの説明を行いました。
6月8日(木曜日)
2年生は、総合的な探究の時間の中で、高校卒業後の進路実現のために大学・専門学校あわせて28校から講師の先生方にお越しいただき貴重な講義をしていただきました。
生徒達は、自分の希望する進路に合わせた講義を選択して、熱心に話を聞いていました。
6月22日(木曜日)には、「3年生分野別進路説明会」が実施されました。
大学や専門学校などから講師の方を招き、28の講座に分かれて、それぞれの分野についての話を聞きました。
生徒達は、自分の進路決定のために、意欲的に、真剣に話を聞いていました。
令和5年11月18日(土曜日)に成城大学にて開催された「Supporter’sForum2023atSeijoUniversityandKonanUniversity」において本校の2年生の生徒1名が岸根高校を代表しポスターセッションとポスター発表を行いました。
なお、岸根高校と成城大学は高大連携協定を締結して活動に取り組んでいます。
発表テーマ:「保育士不足解消への道」
発表要旨:保育実習の機会に現在の保育士不足という課題を肌で感じました。日本の保育事情を他国、特にフィンランドやスウェーデンの保育と比較すると、保育士不足に加え保育士への待遇に関する課題が浮かび、その原因が「サービス面の手厚さの違い」、「保育士の職業的地位の違い」に在るのではないかと考えました。そこで、岸根高校の近隣の保育園3施設にご協力頂き現状に関するアンケート調査を行い48名の保育士より回答を得ました。
アンケート結果より見えてきたことは、北欧の保育概念を日本の保育現場にうまく取り入れることで保育士の働き方と働く場所が多様になり、潜在保育士の活躍機会が得られること、チャットGPTやロボットの利用により業務量を軽減させる事が可能であることでした。
今後、行政が取り組むべき政策と現在すでに導入されているICT機器について調査を行い、近隣保育園や地域企業の方と協力しながら「保育士の離職率の低下と求職志願者の増加」を目指して活動していこうと考えています。
CIRCLEACTIONとは、総合的な探究の時間内で、1学年が各クラス各グループで行うSDGsに関する課題研究の活動です。生徒自身が調べたこと、考えたこと、各グループでまとめた課題解決策について、受け入れ先の地域の企業や大学、NPO団体に伺い、発表し、意見を頂く活動です。
本年度は、10月5日(木曜日)午後に、生徒達が受け入れ先を訪問しました。受け入れ先では、直接課題と向き合っている大人たち先輩たちの活動について直接話を聞きました。また、生徒たちも発表し、貴重なアドバイスをいただきました。今回の活動を通して、生徒たちの課題解決に向けた活動を一層深めることができました。
令和6年1月10日(水曜日)に神奈川県立総合教育センターにて開催された「令和5年度かながわキャリア教育体験発表会」において、本校の1年生の生徒5名が岸根高校を代表し発表を行いました。
発表テーマ:サークルアクション(社会見学)で見えてきた地域の課題
1月18日(木曜日)総合的な探究の時間において、年内入試で志望への合格を決めた3年生たちが、下級生に向け、自身のこれまでの学校生活を振り返り、どのように大学受験に向け取り組んだのかについて話をしました。各自の志望校の決定の仕方や学校生活で力を入れて励んできたこと、受験準備で大変だったことなどを下級生に向けて話しました。
令和6年2月8日(木曜日)、1年生が総合的な探究の時間で進めてきた課題探究の全体発表会を、体育館で実施しました。
CIRCLEACTIONなど、様々な取り組みを活かしながら、1年間の成果を各クラスの代表班が堂々と発表しました。