校長挨拶

 

 

　

 

　令和7年（2025年）４月１日、第20代校長に着任しました小河多香路（おがわたかじ）と申します。どうぞよろしくお願いいたします。

　本校は、昭和51年（1976年）、相模湾を一望する七里ガ浜の地に、全日制普通科の高校として開校し、今年度、創立50周年を迎えました。半世紀の歴史を重ねる中で、17,000名を超える卒業生が本校を巣立ち、現在、社会の各分野で活躍をしています。

　学力・体力・精神力のバランスの取れた人材育成、信頼と協調の精神、国際的な視野に立った豊かな教養や総合的な判断力を育成するというスクール・ミッションのもと、これまで多様で多彩な教育活動を展開してきました。

　学習面では、１人１台端末、ロイロノート、電子黒板などのＩＣＴを効果的に活用し、「確かな学力」を育成する授業づくりを進めています。また、学校行事では、七里ンピック（体育祭）、七高祭（文化祭）、合唱祭が生徒のリーダーシップにより主体的に運営され、毎年活気あふれる三大行事となっています。さらに、国際交流では、海外修学旅行や姉妹校交流に加え、海外研修旅行や留学生受入等をとおして、国際理解教育を推進しています。

　これからも、個を大切にする、一人ひとりの個性を大切に見る、そうした七高の学校文化を継承しつつ、予測困難な新しい時代に向けて、一人ひとりが、しなやかに生き抜いていく力を育みたいと考えています。本校の門をくぐるみなさんが、ここ七里ガ浜の地で、学びを深め、友情を深め、そして絶好なロケーションの中で「こころのぜいたく」を楽しみながら、将来、持続可能な共生社会の良き形成者となるよう、充実した高校生活を送ってくれることを願っています。

 

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　令和７年４月
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　第20代校長　小河　多香路