横浜緑園高等学校 > 校長あいさつ

更新日:2024年1月12日

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校長あいさつ

 

第4代 大東校長 

 

 

 

 

【令和5年12月1日】  さまざまな活動で活躍しています!

 この秋も、本校生徒が活躍しました。

 吹奏楽部は、11月19日に本校を会場として実施されたジョイントコンサートで、岡津小学校、岡津中学校、フェリス女学院大学の音楽学部の皆さんとともに、演奏を披露するとともに、司会進行や会場準備など、コンサート全体の運営にも活躍しました。

 演奏に集中したい気持ちもあるはずのところ、他の業務も難なくこなしていく対応力の高さに感心しました。

 バドミントン部は、11月に開催された県新人大会で、男子個人(県)ベスト16、男子ダブルス出場(予選を勝ち抜いた52ペアのうちの一つ)という快挙を成し遂げました。

 軽音楽部は、今年度、3年生バンドが3つの全国大会で入賞するとともに、2年生バンドが2つの全国大会への出場を決めました。このうち、スニーカーエイジ全国高校軽音楽大会は12月にTOKYO DOME CITY HALLで開催されます。晴れの舞台で、全国の強豪バンドと並んで、どんな演奏をしてくれるか楽しみです。

 また、これら軽音楽部の幅広い活躍については、地元の中川連合町内会から、11月5日の中川ふれあいまつり開会式において、表彰していただいたり、相鉄線沿線スクールフェスティバルに参加協力するなど地元でも注目されています。

 チアバトン部は、中川ふれあいまつりなどの地元のイベントに出演し、写真部は相鉄線沿線スクールフェスティバルに出展するなど、日ごろの活動成果を地元で披露し、地域の方に喜ばれています。

 部活動の話ばかりとなりましたが、その他にも、地区の交通安全大会に出席した本校代表生徒(生徒会執行部の皆さん)が、他校の生徒とともにグループディスカッションなどに参加しました。

 1グループには、各校生徒1名という状況下でも、自らの経験・考えなどに基づき、臆せず意見交換を行い、考えを深めていました。この経験を、きっと校内での活動に繋げてくれると思います。

 また、交通安全標語は優秀賞1名、佳作3名、ポスターは佳作1名受賞しました。

 そして、三ツ境支援学校 横浜緑園分教室においても、工事を進めていた多目的グラウンドが、11月6日に完成し、記念のセレモニーを開催のうえ、利用を開始しました。分教室の生徒さんたちの活気あふれる声が響き、本校生徒へもよい刺激を与えてくれています。

 中学生及び保護者の皆様、このような本校をご覧いただき、ぜひ進路選択の一つとして考えていただけたらと思います。

 

【令和5年10月18日更新】 文化祭(欅鴎祭)を終えて

 4年ぶりの一般公開となる文化祭(欅鴎祭)が、10月6日・7日に行われました。

 一般公開を行った7日は、天気にも恵まれ、3,198人の一般のお客様に御来場いただきました。

 事前の想定を遥かに超える御来場をいただいた結果、事前に用意していたパンフレットや金券が不足したり、校内が渋滞するなどして、御迷惑をおかけしました。

 一方で、それだけ学校や生徒に外部の方とのネットワークがあり、これだけの集客を実現できるのだということを改めて実感しました。

 個々の企画では、食品販売の模擬店は、長蛇の列をこなしつつ、来場者の胃袋を満たし、体育館や視聴覚室でのステージ発表は、そのレベルの高さで来場者を驚かせたり、一緒に盛り上がったりしました。

 展示では、外部の来場者も「プロはだし」と評するような、目を見張る展示がいくつも見られ、日ごろからの熱心な取組がうかがわれるものでした。

 また、今年度から新たに設置された三ツ境支援学校 横浜緑園分教室も、普段の授業の作品を展示し、その完成度の高さや案内する生徒さんの親切な解説もあって、大いに感心するものでした。

 新型コロナの影響で、多くの人が集まるイベントを開催する経験が不足する中、想定外の出来事に見舞われながら、それを乗り切って、やり遂げたこと、本校が掲げる「さまざまな協働体験を通じて、豊かな人間性や社会性を培い、自ら成長する力を育む」ことに間違いなくつながったと考えています。

 御来場いただいたお客様、さらに成長した本校生徒をご覧に、来年度もお越しいただければと思います。そして、中学3年生の方、ぜひ来年は本校の一員として、このイベントに参加してください。

 

【令和5年6月21日更新】  体育祭を終えて

 前回の終わりは、「生徒の皆さん、コンピュータ相手ではなく、ぜひ人同士の競技を通して、様々なことを学んでください。」と締めました。

 そうした中、6月13日に体育祭が(2回の順延を乗り越えて)実施されました。

 悪天候が続いて、どのような形で実施できるかわからない、他の生徒がきちんと動いてくれるかわからない、まさに「天も人もどうなるかわからない」なか、関係生徒も一般の生徒もよく状況に対応し、よい体育祭になりました。

 人同士がかかわることの難しさはありましたが、この経験というのは、間違いなく、自分の成長につながってきます。これから先、AIがいくら発達しても、人同士のかかわりを調整する人間の役割がなくなることはありません(なくなるとしたら、それは、「AIの指示通りに人間がすべて動かなければいけない社会」ということです)。

 一段上がって(=苦労して)、別の景色をみた(=苦労したからこそわかることを知った)生徒の皆さん、もう一段上がって、そこからの景色を見てみましょう。次は文化祭がそういう場となり、文化祭を大いに盛り上げてくれると期待しています。

 また、6月17日には、4年ぶりに「全公立展」が開催され、全部で34名の生徒が本校のPRに活躍しました。

 (コロナの影響で自分が経験していないであろう)イベントでしたが、生徒の皆さんは、チラシ配りや来場者の質問に真摯に答え、本校の魅力を精いっぱい発信していました。きっと、本校の雰囲気を感じ取り、それを発展させられる中学生が本校を目指してくれると思います。

 保護者の皆様、体育祭には172名の御参観をいただきありがとうございます。悪天候で2度の順延があり、申込みをいただきながら、お越しになれなかった保護者の皆様、ぜひ文化祭にお越しください。

 家庭とも授業とも異なる、生徒の姿、ぜひご覧になってください。

 話は変わりますが、今年4月、本校敷地内に移転した三ツ境支援学校 横浜緑園分教室の生徒の皆さんが、現在、日々、校内実習に取り組んでいます。教室内や暑い屋外で、真剣な眼差しで実習に取り組んでいる姿、横浜緑園高校の生徒にも、きっと良い刺激になっていると思います。

 

【令和5年5月2日更新】

 早いもので、4月が終わり、5月に入りました。

 本校においては、女子バスケットボール部が、関東大会神奈川県支部予選を2連勝で勝ち抜き、県大会(県ベスト32)へ進出しました。

 2・3年生の部員が合計で"5人"という中での快挙です!本校も含め、なかなか単独校での部活動参加が難しくなる中、この快挙をあとの世代へ、そして他の部活動に広がっていくことを期待しています。

 さて、スポーツ系・文科系を問わず、様々な競技、それらを通して、どのようなことを学べるでしょうか。

 努力を積み重ねることの意義、勝つことの素晴らしさや負けることの悔しさ、団体競技であればチームワークなど、いろいろありますが、「最後にミスしたものが負ける」ということを、私自身は大切にしています。

 人間ですから、どこかの過程でミスをします。ミスをすると、慌ててしまって、次のミスもして、決定的に負けにしてしまうのですが、ここに大きな教訓があると考えています。

相手の立場になってみると、相手のミスを予測していないので、想定外の事態に、相手も慌ててミスをする。そうなると、先に平常心を取り戻したほうが勝つということが、実際に生じてきます。

 仕事に置き換えてみると、ミスしたり、あとでミスが見つかったりがあります(頑張ってやっていた時ほど、ミスが見つかると、本当に悲しいものです)。そうしたとき、慌てて対処するのではなく、また、無理なところで強引に頑張るのではなく、落ち着いて状況を見定め、(もう前には戻れないのだから)半端に振り返ったりせず、引くところは引いて、対応していくことを私自身は大切にしています。

 生徒の皆さん、コンピュータ相手ではなく、ぜひ人同士の競技を通して、様々なことを学んでください。

 

【令和5年4月18日更新】

横浜緑園高等学校のホームページをご覧いただきありがとうございます。第4代校長の大東 洋樹(おおひがし ひろき)です。

どうぞよろしくお願いいたします。

本校について

 緑豊かな、落ち着いた学習環境の中、保護者の皆様の御理解・御協力、地域の皆様の温かい御支援をいただきながら、グランドデザインに「未来を拓くチカラを創る」を掲げ、将来にわたり社会生活の中で活躍が期待できる人材の育成を目指しています。

 また、令和5年度からは、敷地内に「三ツ境支援学校 横浜緑園分教室」が開設されました。緑園生に加えて分教室の生徒との交流を通して、豊かな社会性や自ら成長する力を育むことができると期待しています。

 

 本校の教育目標

 1 「確かな学力の向上」

 社会の変容が著しい時代を迎えています。これからは、習得した基礎・基本の知識を活用し、課題に向き合い、他者と協働してその課題を解決していく力が求められます。課題に取り組み、解決の手立てを見出す力を育むために、協働学習の活用や、生徒が主体的に学習に取り組む授業を行います。そして、基礎から、応用・発展まで系統的な学習活動を通して、確かな学力の向上を支援していきます。

 2 「豊かな社会性」

 キャリア学習を通して、上級学校進学に向けた準備や社会人・職業人となるために必要な基礎力を育みます。また、本校では、校内・校外で実施されるボランティア活動への参加を推奨しています。多様な教育活動を通して、社会や多くの人と関わりながら人間性を培うと同時に豊かな社会性を育んでいきます。

 3 「自ら成長する力」

 様々な学習活動や、学校行事、部活動等の協働活動を通じて、自己と他者、自己と社会との関係を認識し、自らのあり方、生き方を考え、自己実現に向けて主体的に行動し、自ら成長する力を育む支援を行います。

あえて厳しいチャレンジを

「疾風に勁草を知る」という言葉があります。「激しい風が吹いてはじめて丈夫な草が見分けられる」、転じて「苦難にあってはじめて、その人の意思の強さや人間としての値打ちがわかる」という意味でつかわれます。(後漢の初代皇帝・劉秀光武帝の名言の一つ)

 入学式では、「あえて苦しいことにチャレンジし、失敗し、周り道をし、いろいろな経験をしてください」、始業式では「高校時代は、どんどんチャレンジして失敗してください」とお話ししました。

 生徒たちが自らの将来像を描き、その実現に向けた活動を、そして生徒自らが積極的に取り組むチャレンジを、教職員一同で支援してまいります。

 これからも横浜緑園高等学校の教育活動に御理解と御支援をよろしくお願いします。

 

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