更新日:2022年5月23日

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校長より

はじめに

 大和西高等学校のホームページをご覧いただきありがとうございます。令和4年4月1日、第11代校長として着任しました、佐藤 教道(さとう のりみち)と申します。どうぞ宜しくお願いいたします。本校の特色をご紹介するとともに、どのような学校をめざしていくかについて少しお話ししたいと思います。

 令和4年4月7日、第37回入学式を行い、37期278名の新入生を迎えて、全校生徒824名がそれぞれの抱負を抱いて新年度がスタートしました。

 

国際教育と進路実現

 本校は、昭和61年に100校計画の後期にここ緑ゆたかな林間の地に開校しました。時あたかも日本経済が絶頂期に向かい、高校生の数も最大に近づいていた頃で、多くの県立高校が新設されました。

 大和西高校は、開校当初から「国際教育」と「生徒の進路実現」を教育の柱として学校づくりが進められてきました。これまで「スーパー・ランゲージ・ハイスクール」「国際教育推進校」など、国際教育に関連する指定を受け、現在は神奈川県の「グローバル教育研究推進校」に指定されています。

 進路実現をめざす進路指導では、生徒の第一希望を下げさせないことに力点を置いており、特に大学への進路実績は少しずつ伸び続けています。生徒一人ひとりが主体的な学習により、確かな学力を身に付け、希望する進路実現をサポートする体制づくりを進めています。

 また、生徒の自己実現をサポートするため、本校の教員一人ひとりが不断に授業力を高めつつ「生徒の頭脳を活性化する授業」の工夫を行っています。

 

グローバル人材の育成をめざして

 世界の状況を俯瞰し、しっかりと事象をみつめながら自分で情報収集と判断ができる力を養うために、単なる外国語の運用力にとどまらず、コミュニケーション力、多様な存在を受容できるマインドなど、総合的な人間力を高めることをめざしています。そのために、学校行事、部活動、地域連携活動などをベースに、高校生活のあらゆる局面で生徒同士が切磋琢磨する機会、お互いの気持ちを理解し尊重できる心遣いや寛大さを養う機会を大切にしています。グローバルな活躍のためには、学校というローカルな世界で自己を向上させ、総合的な人間力を獲得していくことが不可欠であると考えています。

 

おわりに

 新型コロナ感染症や大規模災害など、困難な事象に見舞われながらも、よりよい人間社会の実現を目指して学校教育が行われていかなくてはなりません。本校が「1日1日」、「1年1年」歴史を刻みながら、保護者の皆様、地域の皆様とともにこれまで築き上げてきた校風をしっかりと受け継ぎ、更なる飛躍を遂げられるよう教育活動の創造と改善を進めてまいります。本校へのご支援をどうぞよろしくお願いいたします。

 令和4年4月 校長 佐藤 教道