更新日:2026年4月30日

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入学式式辞

雨が降るたびに、草木の新緑がつややかになり、春を感じるようになってきました。PTA会長の諏訪様をはじめとしたご来賓の方々のご列席および、保護者の皆様方のご臨席の下に、令和8年度茅ヶ崎西浜高等学校第47回入学式を挙行できますことは、私のみならず、本校職員の等しく喜びとするところでございます。新入生の皆さん、ご入学おめでとうございます。本校は皆さんの入学を、心から歓迎いたします。新入生の皆さんは、高校での新しい学びに期待をいただいていると思います。そこで、高校での学習の始まりに当たり、早速ですが、校長から宿題を出します。宿題の内容は、「あなたの高校生活はどのようなものでしたか。」です。この宿題に対して、2つの疑問が浮かんだのではないでしょうか。

1つ目の疑問は、いつ、この宿題の答えを出せばよいのか、ということです。宿題の内容からわかるのは、卒業式の時に答えを出す、という宿題です。2つ目の疑問は、どのような答えを出せばよいのか、ということです。この疑問に対する説明は簡単ではありません。なぜなら、皆さんの周囲の高校を卒業した人たちに聞いてみてください。答えが人それぞれ異なります。唯一の答えはないのです。また、高校生活の成果、という側面から、様々な人の答えを聞いてみると、高校での活動で成果が出た、という人もいれば、残念ながら思っていた成果は出なかったという人もいるかもしれません。残念ながら思っていた成果は出なかった人の高校生活は、不十分だったのでしょうか。その人が送った高校生活が、その後の人生に生きているならば、高校生活は、意味のあったものといえるでしょう。成果の出た、否かが唯一の物差しではないとしたら、何を重視すればよいのでしょうか。それは、成果という結果を重視するのではなく、プロセス(過程)を重視すべきです。言い換えるなら、自分の高校生活はどんな高校生活になるのか、ということを常に考えながら、行動することです。まずは考えることが大切です。

次に、考えただけでは実現できないので、行動することが大切です。卒業するまでに、常に考え、行動してほしいと思います。さて、本校の教育で大切にしていることの一つに「気高さと誇り」を身に付ける、ということがあります。常に考え、行動するプロセスは、自己を高める努力になり、その継続が気高さにつながります。卒業するまで、努力を続けてください。最後になりますが、保護者の皆様、本日はお子様のご入学おめでとうございます。我々教職員は、本日入学した新入生の皆さんが、充実した高校生活を送れるよう、力を尽くしてまいりますので、本校の教育活動に、温かいご理解とご支援、ご協力を賜りますようお願い申し上げます。以上を持ちまして、入学式の式辞といたします。

茅ケ崎西浜高等学校校長倉田