更新日:2021年4月7日

ここから本文です。

校長より

koutyou_hushimi

校長 伏見 勉

 

新入生の皆様、保護者・ご家族の皆様

 

 ご入学おめでとうございます。

 例年より少し早く花をつけた桜の樹々は、新緑の時期を迎え、鮮やかな若葉を茂らせてまいりました。輝く未来に向かって新たな歩みをスタートする新入生の皆さんの入学を祝福してくれているようです。

 今年度の入学式は、残念ながら新型コロナウイルスの影響で、ご出席者の人数を制限させていただき、時間も短縮しての開催となりました。

 しかし、このコロナ禍の中において、不便をおかけしているとはいえ、入学式が予定通り開催できましたこと、大変喜ばしく感じるとともに、関係者の皆様に深く感謝いたします。新入生の皆さんも感謝の気持ちを忘れないでいてください。

 今年度の入学式は、令和になって2回目の入学式です。「令和」の命名の出典は、1200年余り前、奈良時代に編纂された日本に現存する最古の和歌集とされている万葉集です。「人々が美しく心を寄せ合う中で、文化が生まれ育つ」という意味が込められ、一人ひとりが明日への希望とともに、それぞれの花を大きく咲かせることができる。そうした日本でありたいとの願いが込められています。本校での学びを通して、新入生の皆さんが花を大きく咲かせるよう期待しています。

 

 さて、本校の教育目標にある 3つの“C”。

 1つ目はCHANCE。好機、機会。勝ち目、勝算。偶然。幸運。いちかばちかやってみる。という意味のチャンスです。こんな格言があります。「幸運の女神には前髪しかない」。チャンスはみんな平等にやってきます。そのチャンスに気が付かず、逃してしまう人が多いのです。気が付いた時には「幸運の女神」は通り過ぎてしまっています。後ろ髪をつかもうとしてもつかめないのです。ということです。「チャンスを掴む絶好の日は、今日である。」「チャンスは幸運ではなく勇気の成果である。」といったのは、アメリカの著作家のジョン・C・マックスウェルです。チャンスは今日です。見逃さずしっかり掴みましょう。

 

 2つ目のCは、正にチャンスを逃がさないためにも必要な、挑戦のCHALLENGEです。「できるかどうか分らないような試みを、成功させるただ一つのものは、まず、できると信じることである」と言ったのは、アメリカの哲学者ウィリアム・ジェームズです。できると信じていろいろなことに挑戦してください。

 また、最近よく耳にするのが、スポーツなどでジャッジに疑問があるときに、ビデオ判定などを要求するときに使うチャレンジです。疑問を投げかけるという意味もあります。当たり前のことも、自分の中で整理して、本当かなと疑問を持つことも大切です。疑問ばかり持っていても疲れてしまいますので、なんでもかんでも自分で考えずに鵜呑みにばかりしていてはいけませんと考えてください。

 まずは、何でも「やってみよう」の精神で挑んでください。

 3つ目は、CREATIVE。創造という意味ですが、人まねでなく、新しいものを自分から作り出すこと。作られたものが、独創的な、創造性が発揮されたものである。そして、少ない資源から工夫して作った。編み出された。という意味もあります。

 自分の感覚に頼らず、色々な方面から眺めた考え方をすることで、独創的なアイディアを生み出し、そのアイディアを実現させるために必要な、十分な知識と適切な技術を身に付けましょう。目的を定め、自分でチェックできることが大切です。個の力を生かした自分らしさの中に光る個性を発揮して、世の中のためになるものを創造してください。そして、日本文化の発展につながる表現ができるようになってください。

 

 3つの C を心に、高校生活を充実させてください。

 

 本校は、制服もなく、単位制の仕組を生かし、興味のある科目や好きな科目を勉強することができる、自由な学校とよく言われます。

 服装については、TPOに合わせて、自分で判断することができる力が必要です。自分の考えとは違って、世間の考え方を見極め、理解することが求められることもあります。一人で生きている世界ではないからです。

 勉強についても、好きな科目の勉強ができる=(イコール)苦手な勉強はしなくてよい。ではありません。得意、好きな科目はどんどん勉強してください。そして、苦手であっても、教科・科目には、それぞれの目的や意味があります。社会で活躍する人材として必要な知識や考え方を身に付ける必要があります。何でも吸収するぞ、という意気込みで高校生活を送りましょう。

 

 個性は、人と違うことをすることだと思っている人がいるようですが、人と違うではなく、自分らしくというところに主眼を置いてください。自分らしくが、まだ見つかっていない人も焦らなくて大丈夫です。“3つのC”を忘れずに高校生活を送ればきっと見つかります。

 自由って自分の好きなことをすること、できること。あながち間違っているとは言い切れませんが、他者がいることだけは忘れないでいてください。他者の不自由の上に自由はありません。

 高校生活を充実させるためには、「自由と勝手気ままを混同する」という“罠”に気を付け、「権利には義務」が「自由には責任」が伴い、「夢の実現にはできるという気合や意気込み」が必要ということを忘れないでいてください。

 

 高校生活をスタートさせた新入生の皆さんに、校長から3つ、お願があります。

 

 1つ目は、笑顔で過ごしてください。笑顔は作るだけでも脳が活性化します。ひとつ笑えば若返り、ひとつ怒れば老けていきます。カラマーゾフの兄弟や罪の罰などの作品で有名なロシアの小説家、ドストエフスキーも言っています。「笑顔が気持ちよかったら、それはいい人だ」と。笑顔を大切にしましょう。

 2つ目は、目標を持って高校生活を送ってください。夢は見るものではなく、叶えるものです。ウォルト・ディズニーの言葉に「私たちにその夢を追う勇気があれば、すべての夢は実現する」というのがあります。夢は逃げません。夢が遠のいているとしたら、それは自分が後ろに下がっているのです。振り向かず、後ろに明日はありません。投げ出さず、諦めず、前を向いて行きましょう。自分の立っている足元を確認することだけは忘れずに。

 

 3つ目は、「本を読みましょう」です。何でもいいです。ぜひ本を読んでください。語彙力も増えます。思考を整理し、表現する力が付きます。何より、経験できないことを体験できるという魅力があります。いろいろな世界に触れることができるのです。

 

 若者を例える言葉にもなっている若葉。緑輝く若葉を茂らせ、本日の入学式を彩ってくれた桜は、来年また綺麗な花を咲かせるための準備期間に入ります。

 土から栄養を吸収し、太陽からエネルギーをもらって、暑い日も寒い日も、風の日も、雨の日も耐え忍び、1年後、幹も太くなり、また一つ成長した花を咲かせます。

 皆さんの桜はいつ咲きましたか。よく例にされる入試の合格の時ですか。今日の入学式の時だという人もいるでしょう。

 

 みなさんの、次の花はいつ咲かせますか。

 卒業年次の時の、進路が決まった時でしょうか。大会でいい成績が出た時ですか。検定に合格した時ですか。作品を仕上げた時でしょうか。それとも…。

 

 土からの栄養は、ご家庭での支えです。学校は、太陽からのエネルギーに相当するものをたくさん与えます。しかし、いくら栄養を与えても、自分で吸収するという意識がないと、枯れてしまいます。しっかり、吸収しましょう。クラスメイト、行事や勉強、部活動などから、エネルギーを十分吸収し、皆さんらしい綺麗な花を咲かせてください。

 

 保護者の皆様、ご家族の皆様。ご支援くださっている皆様。義務教育は終わったとはいえ、まだまだ高校生です。もうひと踏ん張り頑張りましょう。教職員一同、生徒の将来に向け、精一杯応援をします。微妙にご家庭での考え方と違うということも出てくるかもしれませんが、生徒の成長を支えるという思いは一緒です。本校の教育活動にご理解とご協力をお願いいたします。

 新入生一人ひとりの花が綺麗に咲く日を迎えるために、高校生活が充実するようお祈りして、はなはだ簡単ではありますが、校長のことばとします。

 本日は、誠におめでとうございます。

 

 皆様のご協力により、神奈川県立神奈川総合産業高等学校 令和3年度 入学式が無事挙行できましたことを心から感謝申し上げます。

 

令和3年4月6日 

神奈川県立神奈川総合産業高等学校長 伏見 勉

 

追伸

 引き続き、新型コロナウイルス感染拡大防止に取り組むことが必要です。早寝早起きなどの規則正しい生活、適度な運動やバランスのとれた食事を心掛け免疫力を高めるとともに、手洗い、うがい、マスクの着用、不要・不急な外出は控えるなどに努めてください。

 また、マスクやティッシュなどのゴミは自分で処理できるようごみ袋を持参するなどの協力もお願いします。登校前の検温、健康観察を忘れずに、元気に登校してください。

 

定時制生徒の皆さんへ

 生徒の皆さん、元気に過ごしておりますでしょうか。新年度が始まりひと月以上が過ぎました。しかし、なかなか学校が始まらず、不安な日々を過ごしていることと思います。また、行動自粛生活が続き、不自由な毎日を送っていることでしょう。連休明けには学校が再開できると期待していた中、更に5月31日まで臨時休業が延長になってしまいました。すべて、皆さんの安全・安心を守るための苦渋の決断です。引き続き感染防止に努め、一日も早く通常の日常が戻るよう、もう暫く頑張ってください。

 止まない雨はないというように、この状態がいつまでも続くはずはありません。段階的な再開になるかもしれませんが、必ず、日常生活は戻ります。その時にはきっと綺麗な虹が出ていることと信じています。

 学校再開後に、学習を先に進められるように各教科から配付された課題等にしっかり取り組んでいてください。また、自分の目標に向けた行動がスムーズにできるように準備をしていてください。今年の入学式に、夢は見るものではなく叶えるものです。夢は逃げません。夢が遠のいているとしたら、それは自分が後ろに下がっているのです。そして、「私たちにその夢を追う勇気があれば、すべての夢は実現する」というウォルト・ディズニーの言葉を紹介しました。今できることもある筈です。頑張りましょう。

 課題に取り組むとともに、ぜひ、本を読んでください。長い文章が苦手でしたら「チーズはどこへ消えた」などいかがでしょう。また、意外とへぇなるほどと思える「HOW TO」や割と読みやすい「ロボットインザガーデン」などもお勧めです。

 長い自粛生活をしていると、心が疲れてしまうこともあるかも知れません。そんな時は、生活指導グループからのプリントに目を通してください。迷わず相談しましょう。

 Stay home中に、ネットで昔の映画(タイトルは忘れてしまいましたが)を観ました。その中に「クリームの入ったバケツに二匹のネズミが落ちてしまいました。一匹はそのまま溺れて死んでしまいましたが、もう一匹はジタバタして、クリームがバターになって助かりました。」というセリフがありました。ネズミにはジタバタすることしかできなかったのでしょうが、ピンチになった時、何もしないのではなく、できることを精一杯することで、活路が見いだせるということだと思います。みなさんも、ピンチの時に発揮できる自分の力の幅を広げるためにしっかり勉強しましょう。

 これからも、規則正しい生活を送り、適度な運動やバランスのとれた食事を心がけ、免疫力を高めるとともに、人込みを避け、手洗い、うがい、マスクの着用など感染予防に努めてください。学校が再開し、元気な皆さんに会えることを楽しみにしています。

 令和2年5月6日

神奈川総合産業高等学校長 伏見 勉 

新入生の皆様、保護者・ご家族の皆様

 ご入学おめでとうございます。

 桜の花びらが華やかに舞い、みなさんの入学をお祝いしています。そして、鮮やかな緑の若葉を茂らせてきました。桜色の絨毯も綺麗に皆さんを迎えています。
   今年度の入学式は、残念ながら新型コロナウイルスの影響で、規模を縮小して実施することとなってしまいました。ご家族の皆様への出席いただけなったことを大変心苦しく思っています。ご理解、ご協力を賜りまして、誠にありがとうございました。
   この非常事態にも関わらず、入学式が開催できましたこと、関係者の方々に深く感謝いたします。新入生の皆さんも感謝の気持ちは忘れないでいてください。

 さて、本校の教育目標にある 3つの“C”。
   1つ目はChance。好機、機会。勝ち目、勝算。偶然。幸運。いちかばちかやってみる。という意味のチャンスです。こんな格言があります。「幸運の女神には前髪しかない」。チャンスはみんな平等にやってきます。そのチャンスに気が付かず、逃してしまう人が多いのです。気が付いた時には「幸運の女神」は通り過ぎてしまっています。後ろ髪をつかもうとしてもつかめないのです。ということです。チャンスを見逃さずしっかり活かしましょう。
   2つ目のCは、正にチャンスを逃がさないために、挑戦しましょうというChallengeです。「できるかどうか分らないような試みを、成功させるただ一つのものは、まず、できると信じることである」と言ったのは、アメリカの哲学者ウィリアム・ジェームズです。できると信じていろいろなことに挑戦してください。
   また、挑戦と合わせて、よく最近耳にするのが、スポーツなどで、ジャッジに疑問があるときに、ビデオ判定などを要求するときに使うチャレンジです。疑問を投げかけるという意味もあります。当たり前のことも、自分の中で整理して、本当かなと疑問を持つことも大切です。疑問ばかり持っていても疲れてしまいますので、なんでもかんでも自分で考えずに鵜呑みにばかりしていてはいけませんと考えてください。
   何でも「やってみよう」の精神で挑んでください。
   3つ目は、Creative。創造という意味ですが、人まねでなく、新しいものを自分から作り出すこと。作られたものが、独創的な、創造性が発揮されたものである。そして、少ない資源から工夫して作った。編み出された。という意味もあります。
   3つの C を心に、高校生活を充実させてください。

 入学を祝い、校長から3つ、生徒の皆さんにお願をして校長の話を閉じたいと思います。
   まず、笑顔で過ごしてください。笑顔は作るだけでも脳が活性化します。ひとつ笑えば若返り、ひとつ怒れば老けていきます。カラマーゾフの兄弟や罪の罰などの作品で有名なロシアの小説家、ドストエフスキーも言っています。「笑顔が気持ちよかったら、それはいい人だ」と。笑顔を大切にしましょう。
   2つ目は、目標を持って高校生活を送ってください。夢は見るものではなく、叶えるものです。ウォルト・ディズニーの言葉に「私たちにその夢を追う勇気があれば、すべての夢は実現する」というのがあります。夢は逃げません。夢が遠のいているとしたら、それは自分が後ろに下がっているのです。振り向かず、後ろに明日はありません。前を向いて行きましょう。
   3つ目は、「本を読みましょう」です。何でもいいです。ぜひ本を読んでください。語彙力も増えます。思考を整理し、表現する力が付きます。何より、経験できないことを体験できるという魅力があります。いろいろな世界に触れることができるのです。

 本日の入学式を彩ってくれている「桜」は、若葉を茂らせ、来年また綺麗な花を咲かせるための準備期間に入ります。
   土から栄養を吸収し、太陽からエネルギーをもらって、暑い日も寒い日も、風の日も、雨の日も耐え忍び、1年後、幹も太くなり、また一つ成長した花を咲かせます。
   皆さんの桜はいつ咲きましたか。よく例にされる入試の合格の時ですか。今日の入学式のときだという人もいるでしょう。
   みなさんの次の花はいつ咲かせますか。
   卒業年次の時の、進路が決まった時でしょうか。大会でいい成績を出せた時ですか。検定に合格した時ですか。作品を仕上げた時でしょうか。それとも…。
   土からの栄養は、ご家庭での教育です。学校は、太陽からのエネルギーに相当するものをたくさん与えます。しかし、いくら栄養を与えても、自分で吸収する意識がないと、枯れてしまいます。しっかり、吸収しましょう。クラスメイト、行事や勉強、部活動などから、エネルギーを十分吸収し、みなさんの綺麗な花を咲かせてください。

 保護者の皆様、ご家族の皆様。義務教育は終わったとはいえ、まだまだ高校生です。もうひと踏ん張り頑張りましょう。教職員一同、生徒の将来に向け、精一杯応援をします。微妙にご家庭での考え方と違うということも出てくるかもしれませんが、生徒の成長を支えるという思いは一緒です。本校の教育活動にご理解とご協力をお願いいたします。

 新入生一人ひとりの花がきれいに咲くようにお祈りして、はなはだ簡単ではありますが、校長のお祝いの言葉とします。
   本日は、誠におめでとうございました。

 皆様のご協力により、神奈川県立神奈川総合産業高等学校 令和2年度 入学式が無事挙行できましたことを心から感謝申し上げます。

 令和2年4月7日 

神奈川県立神奈川総合産業高等学校長 伏見 勉      

 

 追伸

 引続き、早寝早起き、適度な運動やバランスのとれた食事を心掛け免疫力を高めるとともに、人込みを避け、手洗い、うがい、マスクの着用、不要・不急な外出は控えるなどの感染予防に努めてください。
   授業開始の時期は未定ですが、しっかり課題に取り組んでいてください。HPやマチコミの情報に気を付けていてください。
   授業が再開し、一緒に神奈川総合産業高校で勉強できることを楽しみにしています。