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更新日:2023年5月30日

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よくあるご質問(FAQ)

舞台芸術科に関するご質問は、舞台芸術科FAQをご覧ください

学校の概要について

●学年制と単位制の違いはなんですか?

学年制は1年ごとの要件を満たして進級します。単位制は3年間の要件を満たして卒業します。

神奈川総合は卒業に必要な科目の条件を踏まえた上で、自分で時間割を作成します。クラス単位での受講ではありません。

 

●どのような校風ですか?

個性豊かで主体的に行動し、国際社会に開かれた資質を伸ばすことができます。

「何でも許される自由な学校」ではなく、生徒が自律的に行動した上で、「自主的/主体的」に取り組むことができる学校です。

主体的な取り組みを通じて、自主性・創造性を育て、自律した”個人”として巣立つことができます。

 

●男女比はどのくらいですか?

ほぼ、男:女=1:3の割合です。

 

●クラスはありますか?どのようにクラス分けをするのですか?

26期生(現3年次生)は、個性化コースと、国際文化コースに分かれたクラスです。

27期生(現2年次生)と28期生(現1年次生)は、個性化コース+舞台芸術科と、国際文化コースに分かれたクラスです。

現在は1年次に9クラスに分かれ、10月に後期入学生を加えたクラスで、3年間クラス替えはありません。来年度については未定です。

朝と帰りのSHRはありませんが、週1回LHRがあります。

 

●登校時間は何時ですか?

朝のSHRがなく、一人ひとり時間割が異なるため、各自の授業開始に間に合うように登校してください。授業が2限からでも、早めに来て勉強している生徒も多くいます。

 

●普通科 個性化コース、普通科 国際文化コース、専門学科 舞台芸術科3つの違いはなんですか?

(1)必修科目が異なります

<普通科 個性化コース> フィールド科目(人文・社会、自然科学、スポーツ・生活科学、芸術、国際文化)から3単位以上履修します。

<普通科 国際文化コース> 第二外国語と、指定された国際フィールド科目の計6単位が必履修です。

<舞台芸術科> 専門科目を25単位以上履修することが卒業要件です。

舞台芸術科FAQ

 

(2)入学者選抜の方法が異なります

入学者選抜について

 

学習活動について

●時間割はどのように作るのですか?

合格後の3月に、本校職員の指導のもと3年間の履修計画と1年次の時間割を作成します。

毎年10月に、次年度以降の履修計画の見直しを行います。

 

●集中講座とはなんですか?

課業期間中に事前指導や事後指導を行い、夏休みや冬休みに実習を集中して行う講座です。キャンプやスキー、舞台技術(基礎1年次/応用2年次)、保育基礎(通常と集中がセット)などがあります。

 

●フィールド科目とはなんですか?

本校では、普通教科以外に、自分の興味・関心や個性の伸長に重点を置いている科目が設置されています。それらを、5フィールドに分け開講しています。

他校にはないような科目も多く設置されており、自身の進路実現のために選択する生徒も多くいます。

 

●コースや学科によって履修できない科目はありますか?

舞台芸術科の一部の科目を除いて、どのコース・学科でも、すべての科目を履修できます。

例えば、個性化コースや舞台芸術科でも、第二外国語を履修できます。

 

●授業は、年次やコース・学科ごとに行われますか?

単位制のため、ほとんどの授業は、年次やコース・学科の異なる生徒が混ざって受講しています。

ただし、一部の必修科目では、ほとんどの受講生が1年次生の科目もあります。

 

●普通科で履修できる舞台芸術科の専門科目はありますか?

共修の科目を履修できます。

舞台芸術科専門科目・内容

 

●テーマ研究とはどのようなものですか?

「総合的な探究の時間」を使って、3年間を通して自らの興味・関心のある事柄について学習、研究するもので、大学生の卒業研究と同じようなものです。

自分自身の興味や関心のある事柄について調べるために必要な方法や技能、批判的思考力や、文章のまとめ方、発表の仕方などを1年次に身に付けます。2年次以降では、調べるだけでなく、考察を加えながら研究を進めます。3年次に行われるテーマ研究発表会は、全校生徒を対象に発表します。

 

●高大連携の具体的内容を教えてください。

神奈川大学、洗足学園音楽大学、杏林大学など連携を結んだ大学の授業を受講し、本校の単位が認定されます。将来の夢を実現するために大学の授業を受講できますが、大学までの往復の時間がかかることなどからこの制度を利用している生徒は少数です。時間割に余裕ができる3年次が受講する場合が多いです。

コロナ以前は、大学の留学生との交流を行ったり、留学生をインターンとして受け入れる年もありました。

 

●ICTの活用状況を教えてください。

Googleの総合オフィスアプリケーションであるG Suiteを活用し、生徒全員にアカウントを配付しています。授業やHRごとのClassroomを作り、課題の提出や教員との連絡を日常的に行います。

学校からの緊急あるいは重要な保護者・生徒への連絡は「マチコミメール」で行うので、全員に登録してもらっています。

 

●数学のセメスター制とは何ですか?

理系大学進学者を対象として、数学2.、数学3.の科目をスピード、内容ともにレベルアップし、3年次前期までに教科書を終わらせる講座です。教科書内容の後に演習の時間を多く取れるメリットがあります。

 

進路について

●卒業生の状況を教えてください。

ほとんどの生徒が4年制大学へ進学しています。

国公立や首都圏の総合大学に進学する生徒が多数(早稲田、上智、明治を含む)ですが、芸術系(音楽・美術・舞台)の大学や、海外の大学に進学する生徒も一定数います。

生徒進路実績について

 

●大学の指定校推薦はありますか?

毎年多くの大学指定校推薦があります。

毎年40~50名の生徒が、学校推薦型選抜(指定校および公募)や総合型選抜で進学をしています。

 

国際交流について

●国際交流の具体的な内容を教えてください。

国際交流は、国際情勢等により、中止や内容変更をすることがあります。

 

<パートナー校交流>

例年はアメリカ、スペイン、イギリス、フランス、ドイツ、韓国、中国へ、基本的には訪問と受入を隔年で交互に実施しています。

現在は、新型コロナの影響で中止しています。(オンライン交流を実施しています。)

 

<ワールドカフェ>

県内外の他校生とともに英語で社会問題について議論・討論する行事です。

夏休み前から事前準備を行い、自主的に事前学習会などを行っています。

 

<グローバルキャンプ>

丸一日、英語により社会的な問題について討論します。事前指導と事後指導を数回行います。

今年度は他校を交えて学校開催の予定です。

 

●留学生の受け入れとは、どういうことをするのですか?

外部の留学斡旋団体が受け入れた留学生のホストファミリーを務めたり、バディを組んで学校生活を過ごしてもらったりしています。

留学形態によって、短期・長期の区別があります。

 

●グローバル教育研究推進校とはなんですか?

本校が開校以来取り組んできた実績を評価された結果、神奈川県の事業として平成31年度~令和3年度にかけて本校が指定されたものです。本年度から令和6年度までの3年間も、引き続き指定されています。

グローバル教育

 

●英語が苦手でグローバルな人間ではないのですが、入学しても大丈夫ですか?

本校のグローバル教育とは、これからの社会を生きていくうえで必要な資質や技能を育成するという視点で行っています。もちろん、国際社会で使用されている言語である英語の力を向上させることは大切ですが、それだけでなく、様々な事象に対して課題を見出そうとする力や意識、自ら調べ、考えようとする姿勢や技能など、どのような進路に進む上でも身に付けていて欲しい資質を育てることが目的です。

全ての生徒に留学や海外進学を目指させることを目的としているわけではありませんので、心配しないでください。

 

その他

●神奈川工業高校との交流はありますか?

食堂や温水プール、図書館など共有施設はありますが、2つの学校は基本的に別の学校です。

一部の授業や文化祭、部活動などで交流を行うこともありますが、日常的な交流は特にありません。

 

●アルバイトはできますか?

特に制限はしていませんが、学習の時間を確保することを優先してください。

 

●校則はありますか?

校則はありません。(自転車通学のみ禁止です)服装も自由です。

ただし、「自由」とは「何をやってもいい」ことではなく、自律した行動が求められているのだということを理解してください。

 

●将来の希望が決まっていないのですが、大丈夫ですか?

自分で時間割を作ったり、テーマ研究を行ったりということを考えると、将来の希望が決まっていればより良いです。しかし、3年間で自分のやりたいこと、興味・関心のあることを見つけることができる学校と考えることもできます。

 

●授業の空き時間は何をするのですか?

多くの生徒は、フリースペースや図書館で自習をしていたり、行事の仕事や準備をしていたりします。午後の授業がない日に、予備校に通学する生徒もいます。

 

●昼食はどのようにしていますか?

多くの生徒は、自宅から弁当を持ってきています。フリースペースのほか、昼休み前後の授業で使用する学習室で食べている生徒が多いようです。

神奈川工業との共有施設である食堂や売店で昼食をとる生徒もいます。