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更新日:2025年4月30日

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校長室から

笠原校長写真

 神奈川県立金井高等学校は、今年度、創立50周年という輝かしい節目を迎えました。1975年の開校以来、半世紀にわたり、多くの卒業生の皆様が情熱と努力で築き上げてこられた歴史と伝統は、私たちの誇りであり、未来へと大切に受け継ぐべき宝です。これまで金井高校は、地域に根ざした教育を通して、生徒一人ひとりの個性と才能を育み、変化の激しい社会を力強く生き抜くための実践力を培うことに尽力してまいりました。

この記念すべき日を迎えるにあたり、金井高校を温かく見守り、支えてくださったすべての皆様──卒業生の皆様、保護者の皆様、地域の皆様、そして本校の発展に全身全霊で貢献してこられた歴代教職員の皆様に、心より深く感謝申し上げます。50年の歳月の中で、金井高校は、生徒一人ひとりの多様な個性を尊重し、それぞれの違いを認め合い、互いに学び合い、切磋琢磨しながら成長していくかけがえのない学び舎として、数多くの生徒たちの青春を支えてまいりました。その学び舎での日々は、生徒たちの未来を明るく照らす灯となり、生涯忘れ得ぬ宝物として、今もなお多くの卒業生の胸に深く刻まれていることでしょう。

現在の金井高校も、開校以来変わらず「自主・自律」を校訓に掲げ、生徒一人ひとりが自ら深く考え、主体的に判断し、責任ある行動をとることで、社会に貢献できる人間力を着実に育んでいます。生徒たちは、日々の授業における真摯な学びの姿勢はもちろんのこと、自由な発想と創造性あふれる文化祭や体育祭などの学校行事、そして、友情を育み、心身を鍛える部活動においても、情熱をもって取り組み、それぞれの舞台で生き生きと輝いています。そのひたむきな姿は、私たち教職員にとって何よりの喜びであり、日々の教育活動の大きな原動力となっています。

本年度は、創立50周年を記念する行事を予定しております。この機会を、金井高校の過去と未来とをつなぎ、さらなる発展と地域社会へのより一層の貢献を目指す契機と捉え、教職員一同、心を一つにして取り組んでまいります。

今後とも、金井高校への変わらぬご支援とご協力を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。

令和7年4月

神奈川県立金井高等学校長

笠原 昭彦

校庭