『金沢文庫研究』 351号～400号

歴史家相田二郎と神奈川県立金沢文庫

佐藤 博信

中世後期釜利谷郷の新資料

川口 成人

新出の全海写『山家要略記』類について

櫻井 唯

円戒房禅爾の書状に関する基礎的考察

三輪 眞嗣

国宝「称名寺聖教」中の宋版単刻本について ― 天台宗および華厳宗章疏を中心に ―

櫻井 唯

平山不動尊常実坊所蔵 ― 「春日舎利厨子」に関する一考察

多川 文彦

東京大学史料編纂所所蔵「称名寺并東寺文書写」

高橋 敏子・貫井 裕恵

雪村の人物表現ー滝見観音図から新出の龐婆霊照女像、以天宗清像へ

松谷芙美

東大寺図書館蔵『華厳文義網目見聞集』解題と翻刻

櫻井唯

史料紹介  称名寺聖教『山家最略記』『山王秘記』  紙背文書

三輪眞嗣・櫻井唯

栄西『喫茶養生記』の伝播とその意図について

岩間眞知子

いわき長福寺文書「醤作次第」再見

―十四世紀の発酵技術と鎌倉瓜ケ谷・佐竹氏ー

芳澤元

最勝光院における国母仏事の性格

―金沢文庫収蔵史料から―

活動報告

久米田寺展ミニシンポジウム

「中世久米田寺と東アジア仏教」

高田悠・野呂靖・横内裕人