川崎高等学校 > 学校長挨拶
更新日:2019年4月17日
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フレキシブルスクールは進化を続けます
神奈川県立川崎高等学校長
平 松 和 夫
フレキシブルスクール川崎高校は、平成16年に、旧川崎高校と川崎南高校の2校3課程が統合されて生まれた全国初の全日制と定時制の2課程が一体化した単位制普通科の高校です。現在の校舎が建つ場所は、旧川崎高校のグランドです。旧川崎高校は今から92年前の昭和2年(1927)に8番目の県立中学校として設置された川崎中学校が前身となっています。長い歴史と伝統を礎とし、開校15年目の今年も新たな教育活動への挑戦が続いています。
本校の教育目標は「自ら学び、自ら行い、自らを高める人間の育成」です。
1日6時間(90分)授業の全定一体型の時間割と、様々なフレキシブルスクールの柔軟な学びの仕組みを活用して、知性と創造力、自主性と責任感、感性と協調性を育み社会に貢献できる生徒の育成を目指しています。
今年度も、この生徒像を実現するための全ての教育プログラムを展開していきます。
フレキシブルスクールとは(flexible:しなやか 柔軟)な教育体制を持ち、学びの時間、場所、対象、集団が様々で、一人ひとりが自分の学びを創造していく学校です。教職員を始めとして、生徒の皆さんも、既成の概念に縛られることなく、自らの夢の実現を目指して校内、そして校外での学習に挑戦していただきたいと思います。今年度は「もっとフレキシブルに!」をテーマに掲げます。
本校は平成28年度から始まった「県立高校改革実施計画第1.期」の中で、「生徒自らが時間割を組み立てる」ことのできる単位制普通科Aタイプ校(県内3校)の指定を受けました。フレキシブルスクールの仕組みを十分に生かして、自らの夢の実現を目指した選択(Choice)ができる高校としてこれからも進化を続けることを目標に、カリキュラムマネジメントを推進していきます。
平成30年10月に本校は、平成31年度から「総合的な探求の時間に係る研究(SDGsをテーマとした展開に係る研究)の指定校として選ばれました。2022年度から始まる新学習指導要領の実施に向けて、研究と実践に取り組んでいきます。