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更新日:2026年3月6日

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視線入力装置用教材の紹介

教材公開にあたって

本校は、2025年度、公益財団法人ちゅうでん教育振興財団「第25回ちゅうでん教育振興助成(小・中学校の部)」を受け、視線入力装置を活用した教材開発および授業実践に取り組んできました。

その成果として開発した、視線入力装置の活用を前提とした教材を一部改変して公開します。日々の教育活動にぜひお役立てください。

【ご利用時の注意点】

本教材は、視線の履歴(選択時間や回数)を確認するためにPowerPointのマクロを使用しています。ダウンロードしたファイルを右クリックし、**「プロパティ」から「許可する」**にチェックを入れて適用してください。ファイルを開いた後、画面上部に表示される**「コンテンツの有効化」**をクリックしてからご活用ください。

 


 

教材1:ボールを見つけよう!(視覚的注意のアセスメント)

【教材1:PowerPointを組み込み】

画面の四隅からボールが順次表示され、視線で気付きやすい位置を確認できる教材です。

  • 教材の概要:右上・左上・左下・右下などに順に表示されるボールに視線を向けると、次の画面へ進みます。大きくなったり動いたりする効果を加えています。
  • アセスメント:終了後、各スライドの開始から何秒後に視線を向けたか(反応速度)の結果が表示されます。
  • 活用のヒント:ボールや画像を児童生徒の好みに変更してご活用ください。結果をもとに「左側に立ち止まって話しかける」「教材を右側から近づけるように提示する」など、個々の特性に合わせた支援の手立てを検討しましょう。

教材2:ボールを見続けよう!(注視の持続学習)

【教材2:PowerPointを組み込み】

動くボールを追い続けることで効果音が鳴り、視線を一点に留める・動かす力を育む教材です。

  • 教材の概要:画面上を円形や四角形に移動するボールを注視すると効果音が鳴ります。約15秒間後(マウスが動いている場合)、次のスライドに移ります。
  • アセスメント:終了後、各スライドで何回ボールに視線を向けたか(注視回数)の結果が表示されます。
  • 活用のヒント:画像や効果音を児童生徒の興味に合わせてカスタマイズしてご活用ください。音が鳴ることを手がかりに、画面に注意を向け続ける学習に最適です。

教材3:黄色のボールを見よう!(見比べ・見分けの学習)

【教材3:PowerPointを組み込み】

2つの選択肢から特定のターゲットを見ると効果音が鳴り、違いに気付いたり見比べたりする弁別の基礎を築く教材です。

  • 教材の概要:正解(黄色のボール)を見るとチャイム、それ以外を見ると風の音が鳴ります。約10秒後(マウスが動いしている場合)、次のスライドに移動します。
  • アセスメント:終了後、黄色のボール(A)とその他(B)をそれぞれ何回見たかの結果が表示され、どちらに注目していたかが分かります。
  • 活用のヒント:画像や効果音児童生徒の分かりやすいものに変更してご活用ください。「どちらが正解か」を教え込むのではなく、音の違いなどをヒントに児童生徒自らが色や形の「違い」に気付くためのステップとして活用しましょう。