更新日:2025年4月7日
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本校は神奈川県の北部に位置し、大山・丹沢の山なみを背に、豊かな流れの相模川を間近にする恵まれた自然環境の中にあります。また、本校は、田名地域の熱い期待を受けて、田名稲荷山遺跡の地に、県立高校100校計画完成年度となる昭和62年に創立されました。全日制普通科の高等学校として、これまでに約10,000名の卒業生を輩出しております。
本校の学校教育目標とめざす生徒像は、次の通りです。
【学校教育目標】
豊かな心を持ち、次代をたくましく生きぬく知識と能力を培う
【めざす生徒像】
これからの時代に求められる、次代をたくましく生きぬく資質・能力を育成します。さらに、それらの資質・能力を伸ばすために主体的に学ぶ力を育成します。
自分に自信が持てるよう、社会の課題を自ら発見し解決する力、周りの人々への思いやりのある豊かな心、そしてルール・マナーを大切にする心を育みます。
これらを実現するために、基礎・基本の知識・技能の向上を目指した「わかる・できるが実感できる授業」や「小集団学習、習熟度別学習」、社会に出て自ら考え行動できる生徒の育成を目指した「マナー日本一・あいさつ日本一」、生徒の自己実現を支援する「一人ひとりに合わせた進路設計 キャリア教育」に取り組んできました。
また、生徒の可能性を最大限に引き出すためには、学校が持っている教育力だけではなく、保護者や地域との連携が不可欠です。生徒、教職員だけでなく、保護者や地域の皆さまと一丸となった「チーム田名」として、「未来への挑戦~やる気・元気・勇気~」のキャッチフレーズのもと、充実した地域連携活動を行うとともに、さまざまな教育活動を展開してきました。さらに、令和4年度の指定に引き続き、令和7年度から3年間、教育課程研究開発校「シチズンシップ教育」の研究指定も受けております。
生徒は、明るく素直で、授業や学校行事、部活動、地域連携活動に一生懸命取り組んでいます。その積み重ねもあり、本校は落ち着いた雰囲気で、地域に親しまれる高等学校に成長することができました。そうした地域連携活動の取組が評価され、令和4年度には文部科学省より「キャリア教育優良学校大臣表彰」を受けております。
今後も、これまでの地域に根ざした学校としての取組の充実をはかり、地域から愛される学校づくりを進めてまいります。引き続き、本校生徒のために皆様の温かいご支援・ご協力を賜りますようお願い申し上げ、ご挨拶といたします。
相模田名高等学校 第15代校長 黒川 裕樹(くろかわ ひろき)