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更新日:2023年4月4日

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校長挨拶

 

   神奈川県立湘南支援学校のホームページをご覧いただきありがとうございます。

   令和5年4月1日より、神奈川県条例の改正に伴い、校名を「神奈川県立湘南支援学校」に変更しました。親しんできた校名は変わりましたが、これまでと変わらず、共生社会の実現に向けて、特別支援学校の役割を果たしてまいります。

   本校は昭和55(1980)年1月に県立平塚盲学校で開校準備がはじまりました。当時は現地開校ではなく海に近い平塚市立花水小学校内にプレハブの仮校舎を建て、同年4月1日開校、4月8日に第1回小学部・中学部入学式、5月1日に開校式が行われ、この日が開校記念日と定められました。昭和56(1981)年に高等部(本科)が設置され、同年8月本校舎第1期工事竣工に伴い平塚市中原上宿1382番地の1(現住所・平塚市御殿4丁目14番1号)に移転し、第2期工事竣工を経て昭和57(1982)年6月、校舎落成記念式典が挙行されました。

   開校当初、小学部25名、中学部10名、計35名の児童生徒と21名の教職員ではじまった学校も、現在は170名の児童生徒と150名を超える教職員が集い、今後もこれまでの良き伝統や取り組みを大切にしながら、新たな目標に向けて歩みを進めてまいります。

   湘南支援学校は、鈴川と渋田川の間にあり、様々な鳥が集い季節の花々が彩を添えてくれる自然豊かな場所で、児童生徒がのびのびと生活しています。児童生徒の自立と社会参加に向け、コミュニケーションツールの活用を積極的に推進した指導に取り組み、小学部から高等部まで一貫した教育を行っています。今後も『地域に開かれた明るく楽しい活力ある学校』を目指し、教育活動に取り組んでまいります。

   3年間に渡る新型コロナウイルスの影響で、学校生活が様々な制約を受けてきました。アフターコロナを見据え学校生活も少しずつ変わってくるかと思います。今後も状況の変化を適切に受け止めながら柔軟に対応していきますが、予測困難な時代をよりたくましく生きていくためにも、ひとりひとりの「生きる力」の育成が求められていると感じます。

   児童生徒が明るく楽しい学校生活を過ごせるよう教職員一同力を合わせてまいりますので、保護者の皆様、地域の皆様、関係機関の皆様のご理解とご協力をお願い申し上げます。

 

 神奈川県立湘南支援学校 

  校長  本間 修治