更新日:2024年3月21日
ここから本文です。
実施日 | 行事名 | 実施場所・目的地 |
---|---|---|
5月 | 生徒会選挙 | 教室他 |
6月 | 1学期期末試験 | |
6月 | 生徒総会 |
教室他 |
7月 | スポーツ大会 | こども医療センター体育館 |
10月 | 文化祭 | こども医療センター体育館 |
10月 | 遠足 | 東芝未来科学館(オンライン) |
11月 | 2学期期末試験 | |
12月 | 中学部集会 | 体育館 |
2月 | 3学期期末試験 | |
3月 | 卒業を祝う会 | 体育館 |
18日(火曜日)にスポーツ大会を行いました。生徒が2チームに分かれ、風船バレーボールと「バベルの塔」の二種目に取り組みました。
風船バレーボールは、通常のバレーボールのボールではなく、専用の風船を使い、試合を行います。他学年や病棟の違う生徒とチームを組み、仲間同士声を掛け合いながら、ラリーを続けることができました。試合のルールは生徒みんなで考え、楽しく取り組めるよう内容を工夫しながら行ないました。
バベルの塔は、直径10cm、長さ15cm程の筒を床に撒き、それをホッケー用のラケットで拾い集め、塔に見立てて積んでいきます。制限時間内に積み上げた後、相手チームの塔をフライングディスクで倒し、残った塔の数で得点を決めました。
両チームとも学年を越えたつながりが深まった大会になり、夏休み前に楽しい思い出を作ることが出来ました。
13日(金曜日)の文化祭では、今年度も他学部と合同で行うことができました。中学部の演目は、『絆』というテーマで、この学校に転校してくることがなければ出会うことのなかった自分たちの出会いを、今ここでしか結ぶことのできない絆を大切に、合唱とサイリウムダンスの発表をしました。 始めの合唱発表では、「青春~僕らの答え合わせ」というテーマで、いくつかの候補の中から「正解」という曲を選択し、発表曲としました。友だちとの正解なんてない関わりの中で、私たちなりの正解を見つけていく。そんな気持ちを、歌詞にこめられた気持ちが伝わるように歌いました。当日は、本館病棟の生徒、芹が谷学級の生徒、教室登校の生徒、場所や時間を超えて混ざった歌声が体育館に響き渡りました。 ダンス発表のテーマは「横南ファミリーはとまらない」です。一緒に困難に立ち向かう関係の仲間が全力で踊る姿を披露することが出来ました。また、病棟や芹が谷学級の仲間とは、事前に録画した合唱やダンスの映像を流し、中学部一体となっての発表とすることが出来ました。
2日(木曜日)に川崎の「東芝未来科学館」と講堂・病棟をオンラインでつないで遠足を行いました。昨年度まで各教室で学年ごとに行っていたのを、今年度は教室登校の生徒が全員講堂に集まっての遠足となりました。前半は東芝科学館の指導員さんによる液体窒素等を使ったサイエンスショーを見学し、後半は現地に赴いた教員1名と共に館内の紹介をしていただきました。館内案内では、様々な機械の紹介と共に東芝の歴史・技術の進歩について学びました。生徒が事前に取り組んだ塗り絵が科学館のモニターに表示される様子や、50万ボルトの静電気の実験の観察などを通して、科学について学習しながら楽しい時間を過ごすことができました。
学期末恒例の中学部集会が体育館にて行われました。司会進行は、代表委員会の生徒たちが行いました。まずは。図書委員会、広報委員会、代表委員会による2学期の活動報告がありました。2学期は「文化祭」という大きなイベントがあったので、各委員会とも手ごたえを感じていた報告でした。
第2部は、レクリエーションタイムとして、学年毎のチーム制でクイズ大会。優勝したチームには、「先生に、冬休みの宿題を出す権利」がプレゼントされるとあって、皆の熱が入ります。教員に関するクイズや、事前に教員が書いた「今年の一文字漢字」を誰が書いたかというクイズに、生徒たちは病棟とも繋いで皆で力を合わせて解答していました。
レクリエーションの後は、生徒一人ひとりも自分たちの「今年の漢字」をしたためました。それぞれの漢字を台紙にひろげて、鑑賞しあいました。各学年の台紙は、生徒同士が贈りあった「いいね」の花が満開に咲きました。
15日(金曜日)に、本校の峰尾校長を講師として、第1回職業講話が行われました。
これまでの人生をたどる話のなかで、「好きなことをしていたら流れついちゃった人生」と「いいことばかりではなかった」 さらに「好きなことをする=楽しい・楽・幸せ」ではない。
なりたいものになることだけが人生ではない。
「できることをする」「求められている役割を果たす」のも人生。
「夢は変わる。でも夢は追い続けていい。」「その時々の最適な答えを探し続けていくことを応援しています。」と皆のこれからを応援する言葉がありました。生徒たちからは、「苦しさを楽しさにかえるにはどうしたらよいか。」「コミュニケーション力をつけるにはどうしたらよいか。」など、深い質問が出ていました。
18日(月曜日)に、地域の保育園の職員の方々が来校し、第2回職業講話が行われました。
保育園での活動についてお話をうかがいました。1日の流れや季節の行事などを、写真を使って説明していただきました。
保育園というところで、子どもたちに与えたい体験とその目的を、熱のこもった口調で語っておられました。
「保育士さん」という、生徒たちにとっても馴染みのある職業ということもあって。皆、食い入るようにスクリーンをみたり、話を聞いたりしていました。
質問コーナーでは、「一番やりがいを感じたことは何ですか。」「保育士になったきっかけは。」という質問の他に
「保育士になるには、どんな学校へ行けばよいですか。」という質問もありました。
保育士の仕事をさらに知るために、「高校生や大学生の保育ボランティア」を体験するといいという話もでました。保育士さんの「たくさんの子どもとかかわっていくことで、いろいろな人のことがわかってくる」という言葉にも、生徒たちはうなずいていました。