更新日:2020年3月27日
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大和高校サッカー部では、選手が広い視野で、自分の好きなスポーツを捉えられるような活動を目指しています。
今回、科学的視点からサッカーを考えるキッカケとなる活動を実施しましたので、ご覧ください。
2018年10月3日(水曜日)、6日(土曜日)の2日間、NTTコムウェア株式会社、慶應義塾大学大学院SDM研究科、パフォーマンスゴールシステム株式会社、株式会社エムティーアイの各専門機関が連携して行う「スポーツ現場におけるデータ活用ビジネス」へ向けた検討・検証のためのデータ収集に協力させていただくこととなりました。
最近の報道等において、選手が練習や試合の中でどのように動き、どのくらいの身体強度なのかを数値で表すことがあります。これは、専用の機器を身につけて活動することで、心拍数計測や人工衛星を利用したトラッキングシステム(運動の軌跡を追いかけ移動距離やスピードなどを割り出す)によるデータ収集を行い、動きを可視化するシステムを利用しているためです。これを、選手育成の現場で活用することを目的として、開発していくプロジェクトの協力をさせていただく貴重な機会を持つことができました。選手にとっては、サッカーを科学的に考え、実際の動きに活かしていけたら良いと思います。
当日は、専門の担当者が選手に説明を行いながら、機器を身につけ、練習や試合を行いました。
同年代のJリーグ下部組織のチームにも協力しているチームがあるため、何が違うのか今後に活かせるポイントが見つけられると良いです。
①練習前に説明 |
②機器を身につける |
③練習中 |
④リアルタイムでデータが見られる |
⑤活動中の機器の様子を確認 |
⑥試合前 |
⑦ベストと心拍計測器 |
⑧機器とデータ処理用PC |
⑨試合中のデータ |
⑩全ての選手が計測 |
⑪女子の試合でも実施 |
⑫女子はポーチに機器を入れて身につける |
⑬ウォームアップも計測します |
選手たちの今後の人生にとって何かを感じるきっかけとなってほしいです。
データの分析やチームへのフィードバックは後日行われます。