更新日:2019年1月31日

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卒業生宅を対象とした振り込め詐欺について

 

 神奈川県警察からの情報提供によりますと、県内各校の卒業生宅を対象とした、振り込め詐欺と思われる不審電話が相次いでいることが判明しました。実際の被害状況の中で、中学・高等学校等の卒業生名簿を悪用したと思われる事案が増加傾向にあり、今後も同じような被害の拡大が懸念されるとのことです。犯人の手口の特徴などや対応策を掲載しましたので、ご参考の上、被害の未然防止に役立てていただきたく思います。

■ 犯人の手口の特徴 ■
● 犯人は息子等の親族を騙り、親元に電話している。
●  多くが事前に「電話番号が変わった。」と連絡してくる。
● 「株の投資のために金融業者から金を借りた。今日中に返さないといけない。」などと借金の返済を名目として金銭を要求する。
● 金融業者役の犯人が出てきて金銭の要求をする。
● 警察官を騙って、「あなたの名義のキャッシュカードが出てきた。」などと話し、暗証番号を聞き   だしたうえで、キャッシュカードを騙し取る。
● 息子や銀行協会の職員を装って、「プレミアム会員になれば利息が高くなる。新しいカードにするには暗証番号が必要。」などと話したうえで、キャッシュカードを騙し取る。

   というものです。実際に被害も出ているということですので、卒業生の皆様におかれましては、自分のところへも振り込め詐欺の電話が架かってくる危険性があることをご理解いただき、ご家族にも周知し、被害の未然防止に努めてくださるようお願いします。
また、このような電話が架かってきても慌てることなく、変更前の番号に電話をして、本人に確認するようにしてください。