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更新日:2024年4月1日

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校長あいさつ

 令和6年4月、神奈川県の県立高校改革Ⅱ期実施計画により、厚木東高校、厚木商業高校が再編・統合され、厚木王子高等学校として開校いたしました。 
 本校は、普通科と総合ビジネス科の併置の特色をいかした多様な科目配置等により、実社会を生き抜く力を育むための幅広い学びの実現を図ることを目的とし、地域における新たな高校としてこれからの社会に貢献する人材の育成を目指します。
 旧厚木東高校敷地内に新設した「商業教育棟」には、新しいデザインの教室、広い図書館、600人を収容する大規模ホール、DXハイスクールを推進するためのスタジオや多目的利用が可能な施設・設備が整理されるなど再編・統合により、これからの時代に求められる資質・能力の育成に向けた学習活動を展開するための設備が大変充実しています。
 生徒一人ひとりの興味・関心や多様な進路希望に応じて設定した課題について、普通科においては総合的な探究の時間で、総合ビジネス科においては課題研究での発表・討論等をとおして知識や技能の深化・統合化を図ってまいります。
 普通科では、共通教科・科目を中心に設置し、学習の基盤となる言語能力や問題発見・解決能力の育成を図るとともに、一般的な教養を高め、豊かな感性を育むことで、将来のキャリアを見据えた進路目標を実現できるよう学習を展開します。
 また、総合ビジネス科においては、共通教科の科目及び専門科目により系統的な専門教育の展開を図るとともに、生徒の希望に応じて専門的な内容が深められるよう、マーケティング、マネジメント、会計、ビジネス情報の4分野における、系・コースを設置し、実践的・体験的な学習活動や大学等との連携をとおして、地域産業をはじめ経済社会の健全で持続的な発展を担う職業人の育成に向けた専門教育を展開します
 それぞれ歴史のある2校の伝統と成果を継承していく本校は、新たな校章、校訓、校歌、施設や設備のもとで地域とともにある学校として新しい教育活動を展開し地域における新たな高校として、これからの社会に貢献する人材の育成を目指してまいります。
 開校に向け、これまで多大な御尽力、御支援をいただいたすべての皆様に厚く御礼申し上げますとともに、ここから始まる本校生徒、教職員の新たなチャレンジに対し、御指導、御支援を賜りますようお願い申し上げます。

 令和6年4月
 神奈川県立厚木王子高等学校 校長 宗方 泰司