更新日:2023年6月7日
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いじめは、いじめを受けた児童・生徒の教育を受ける権利を著しく侵害し、その心身の健全な成長及び人格の形成に重大な影響を与えるのみならず、その生命又は身体に重大な危険を生じさせるおそれがあるものです。いじめはどの児童・生徒にも起こりうる、どの児童・生徒も被害者にも加害者にもなりうるという事実を踏まえ、児童・生徒の尊厳が守られ、児童・生徒をいじめに向かわせないために、全ての教職員がいじめの防止に取り組みます。また、児童・生徒が安全・安心に学校生活を送るため、周囲の友人や教職員との信頼関係を築き、規律正しい態度で授業や行事に主体的に参加・活躍できるような授業づくりや集団づくり、学校づくりを行っていくように努めます。
(いじめの禁止)
教育活動全般を通じて、「いじめは絶対に行ってはならない。」ということを児童・生徒に周知・徹底します。
(1)いじめの未然防止のための取組み
(2)いじめの早期発見のための取組み
1.児童・生徒対象の学校生活アンケート調査(年2回、7月、12月)
2.個人面談(教育相談)を通じた学級担任による児童・生徒、保護者からの聴き取り調査年2回(4月、10月)
(3)いじめの早期解決のための取組み
2.いじめを受けた児童・生徒が心身の苦痛を感じていないこと。
(4)インターネット上のいじめへの対応
発信された情報が急速に広がってしまうこと、発信者の匿名性、その他のインター ネットを通じて発信される情報の特性をふまえて、インターネットを通じて行われるいじめを防止し、児童・生徒及び保護者が効果的に対処できるように、情報モ ラル研修会等必要な啓発活動を行います。 また、児童・生徒が自らインターネットを通じて行われるいじめを防止する意識を持って、主体的に考え、行動する取組みを進めます。
(5)学校評価
学校いじめ防止基本方針に基づく取組(いじめが起きにくい・いじめを許さない環境づくり、教職員の孤立やいじめの抱え込み防止、早期発見・事案対処のマニュアルの実行、定期的・必要に応じたアンケート、個人面談・保護者面談の実施、校内研修の実施等)の実施状況を学校の評価に位置付けるよう努めます。
いじめの防止、いじめの早期発見及びいじめへの対処等に関する措置を実効的に行うため、「 いじめ防止検討会議 」を設置し 、 学期に1回程度 開催します。 いじめについて組織的に対応することにより、特定の教職員で問題を抱え込まず、複数の者による状況の判断をします。また、この組織が、いじめを受けた児童・生徒を徹底して守り通し、事案を迅速かつ適切に解決する相談・通報の窓口であると児童・生徒から認識されるようにします。いじめと疑われる相談・通報があった場合には、会議を緊急開催します。
( 「 いじめ防止検討会議 」 の構成
企画会議メンバー(管理職、各部L、各学部L)、生活指導チームSL、寄宿舎支援部SL、養護教諭 1 名、教育相談コーディネーター 1 名
*検討事項や事案内容に応じて、依頼可能な第三者の参加を柔軟に検討し、校長が任命します。
(2)活動内容
・ いじめ防止等の 取組内容の検討、基本計画・年間計画作成・実行・検証・修正
・ いじめに関する相談・通報への対応
・ いじめの判断と情報収集
・ いじめ事案への対応検討・決定
・ いじめ事案の 記録 ・ 報告
・ いじめに関する実践的な教職員研修等の実施
・ いじめに関する児童 ・生徒、保護者及び地域に対する情報提供・意識啓発
いじめにより、児童・ 生徒 の生命・心身又は財産に重大な被害が生じた場合や、相当の期間学校を欠席することを余儀なくされている等の疑いがある場合は、 県教育委員会を通じて知事に 報告 し、県教育委員会と 協議 の上、「いじめ特別調査部会 」を設置し、迅速に調査に着手します。
(1)「 いじめ特別調査部会 」の構成
企画会議メンバー(管理職、各部L、各学部L)、生活指導チームSL、寄宿舎支援部SL、養護教諭 1 名、教育相談コーディネーター 1 名
※事案内容により構成員については県教育委員会と検討し、校長が任命する
※構成員については、専門的知識及び経験を有する者等の第三者の参加を図り、当該調査の公平性・中立性を確保するよう努めます。
(2)活動内容
・発生した重大事態のいじめ事案に関する調査
・調査によって明らかになった事実関係について、いじめを受けた生徒やその保護者に対して、適時・適切な方法での提供・説明
・神奈川県教育委員会への調査結果報告
・調査結果の説明について、いじめを受けた生徒又はその保護者が希望する場合は、所見をまとめた文書を添えて、調査結果の報告を提出
※いじめの重大事態については、国の基本方針及び「いじめの重大事態の調査に関するガイドライン(平成 29 年 3 月文部科学省)」により適正に対応します。
※調査結果については、いじめを受けた児童・生徒およびその保護者の意向等を踏まえて、特段の支障がなければ公表を行います。
いじめを隠蔽せず、いじめの実態把握及びいじめに対する措置を適切に行うため、次の2点を学校評価項目に加え、適正に自校の取組みを評価します。
表の横軸には 月 学校行事 各種取組み 学部行事 未然防止の取組み 早期発見の取組み 早期対応の取組み PDCAサイクル 備考(担当グループ) があり、縦軸は4月から3月までを取組みの時期として分けています。
ここでは、行事や取組みをある程度まとめて表記します。
これ以降、終業式(7月、12月)や始業式(8月、1月)修了式3月でも同様の取組みをします。
この他に保護者面談は各学部でそれぞれ設定された日に実施
10月に後期の健康診断を実施します。
この会議は、年4回(4月、7月、1月、3月)設定され、7月と12月に学校生活アンケートを実施し、安心安全な学校生活が送れるよう取組みます。
後期あいさつ運動は10月に行います。
学校運営協議会は11月と2月にも実施します。
12月に学校生活アンケート(後期)を実施します。
生徒の自主性を育む 集団の中での好ましい人間関係の育成 担当グループ 生徒会 担任・学年等
年間を通した取組み 未然防止の取組み 授業改善の取組み(わかる授業づくり) クラスを中心とした集団作り 生徒会を中心とした生徒主体の取組み 早期発見の取組み 相談しやすい雰囲気づくり 早期対応の取組み 事案認知時の速やかな対応 PDCAサイクル 担当グループ 全校
未然防止の取組み LHR・学年集会等を使った取組み(クラス作り、コミュニケーションスキルの育成、いじめ防止の啓発授業、いじめ防止に向けた取組みを考える等)
早期発見の取組み いじめ防止対策委員会での情報の整理と共有 学年会や職員会議等での情報共有 相談窓口の周知
早期対応の取組み いじめと判断された事案への対応検討、それに応じた速やかな対応 担当グループ 全校
以上