伊勢原高等学校 全日制 > 学校概要 > 校長挨拶
更新日:2025年5月20日
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神奈川県立伊勢原高等学校のホームページをご覧いただきありがとうございます。
本校は、昭和3年に私立伊勢原実科女学校として創立し、翌年に伊勢原町に移管され伊勢原高等女学校として開校しました。昭和23年の学制改革により、県立伊勢原高等学校と改称し、同時に定時制課程も併設されました。保護者の皆様のご支援はもとより、地域の方々や関係機関のご支援もいただきながら歴史を刻み、今年令和7年度、創立97年目を迎える歴史と伝統を誇る高等学校です。これまでに全日制課程、定時制課程合わせて21,020名の卒業生を社会に送り出してきました。
「自立」「友愛」の校訓のもと主体的な学びと他者との協働を通して、多様性を理解しながら自らの価値観を醸成し、考えをしっかりと人に伝えられる「自立した大人」へと成長を促すとともに、他者を思いやる「友愛人間力」を育み、社会に貢献できる人材育成を目指しています。
令和2年度から「インクルーシブ教育実践推進校」の指定を受け、共生社会の実現に向けて教育活動のユニバーサルデザイン化を図り、すべての子どもが同じ場で学び、共に育つ環境を整えるとともに、相互理解を深める共生教育を推進しています。
また、「ICT利活用授業研究推進校」として、ICT機器を用いて生徒が主体的に、時代に合わせた学びができるよう、授業研究にも取り組んでいます。
生成AIなどの急速な発達による社会構造の変化によって、学び方や基礎学力の捉え方も大きく変わろうとしています。授業を通した学びはもちろん、校内外を通じて色々なことに興味関心を持ち、正しい情報や経験を基に、あらゆる場面で求められる「自己選択」や「自己決定」の力を養い、社会的に自立できる力をしっかりと身につけてほしいと願っています。
生徒一人ひとりの学びと生き生きとした高校生活を支えるために環境を整え、安全安心を最優先に知恵を出し合っていきたいと考えています。
伊勢原高等学校は地域の方々に愛され発展してきた学校です。地域の方々とのつながりを大切にし、『みんなが、よい変化や成果を実感できる学校』を目指し、生徒と教職員がともに充実した学校生活を過ごせるよう教職員一同力を合わせてまいりますので、保護者の皆様、地域の皆様、関係機関の皆様のご理解とご協力をよろしくお願いいたします。
令和7年4月
校長 澤田 裕