更新日:2022年7月25日

ここから本文です。

校長のあいさつ

LiSA-HP へようこそ。アクセスありがとうございます。

LiSAは、本校の愛称です。学校理念であるLiberal Science & Arts Academy の頭文字から付けられました。地域の方々にもLiSAの名称で親しんでいただいております。学科は、神奈川県唯一(調べた限りでは全国唯一)の総合産業科の高校です。LiSA同様「神奈川総合産業高等学校」の名称も是非覚えてください。県内に“神奈川”と名前が付いている県立高校は本校を含め3校だけです。神奈川県を代表する高校であることは間違いありません。開校は、平成17年(2005年)で、今年の入学生は18期生になります。

 教育目標は、CHANCE,CHALLENGE,CREATIVEの3つのCです。何事もチャンスととらえ、積極的にチャレンジする、創造性豊かな人材を育成しています。幸運の女神の前髪をしっかりつかみ、やってみようの精神で挑み、創造性が発揮され、工夫されたものを創り出す。そんな学校です。

 科学技術の高度化やICT社会の進展、グローバル化に対して、科学技術や国際的な視点や観点から幅広く産業を捉え、工学系・情報系・環境バイオ系・科学系と、リベラルアーツ分野の4系1分野に体系的にまとめた教育課程を通して、縦断的・横断的、総合的に産業を学ぶことができるように、様々な教育プログラムを展開し、基礎・教養・知識を理解の上、探究活動、体験活動や研究活動を始めとする特色ある教育を実践しています。そして、生徒一人ひとりが自身のキャリアデザインを描き、興味・関心に応じた、自己の夢の実現に向け、学習計画を作成し、進路実現につなげることができるよう単位制による学習システムを形成しています。

こうした教育プログラムの実践や学習システムを活用し、自律し、自立した社会の有為な形成者を育成しています。

みなさんの夢の実現の為に、職員一丸となり支援・応援をしています。みなさんが夢を持ち、自らの可能性を引き出し、県内随一を誇る施設設備と特色ある豊富な教育プログラムを有効に活用し、無限の可能性に意欲的に、積極的に挑戦をしてください。あきらめることなく継続的に挑戦し続けることにより夢は実現できます。自身の可能性を信じ、また、発見することで、是非大きな素晴らしい夢を実現しましょう。

第7代校長 伏見 勉

新入生の皆様、保護者・ご家族の皆様へ

 新入生・保護者の皆様

第18 期生のみなさん。ご入学おめでとうございます。
校内の桜の花びらが、みなさんの入学をお祝いするように綺麗に舞っています。桜の樹はこの後、新緑の時期を迎え、若者を象徴する鮮やかな若葉を茂らせ、更に綺麗な花を咲かせるためのエネルギー充填期間に入ります。台地から栄養を吸い上げ、太陽からのエネルギーを吸収し、厳しい自然環境に鍛えられながら幹も太くなり、更に一つ逞しくなって、来年もまた、華やかな春を彩ります。

 今年度の入学式は、令和になって3回目の入学式です。「令和」の命名の出典は、1200 年余り前、奈良時代に編纂された日本に現存する最古の和歌集とされている万葉集です。「人々が美しく心を寄せ合う中で、文化が生まれ育つ」という意味が込められ、一人ひとりが明日への希望とともに、それぞれの花を大きく咲かせることができる。そうした日本でありたいとの願いが込められています。
ここで詠われている花は、桜と同じく日本を代表し、春の訪れを知らせてくれる梅です。花には色々な種類があり、特長も様々です。新入生の皆さんも、今日から将来に向けて自分らしい綺麗な花を咲かせるためのエネルギー充填期間に入ります。それぞれの目標により、花開く時期は異なりますが、自ら栄養を吸収しようという意識をしかり持って、高校生活を充実させてください。

 皆さんは、新型コロナウイルスの真っただ中での中学校時代を過ごされました。不便だったこと、できなかったことがたくさんあったのではないでしょうか。しかし、できること、しなければならないことに一所懸命取り組んだことで、新しい経験もあったのではないでしょうか。その中には、今後進化し、スタンダードになっていくものもあるのではないかと思います。新型コロナウイルスに私たちは、協力し、工夫することによって、困難を乗り切る。そして、転んだらそのまま転んでいないで何かを掴んで起き上がる。そんなことを考えさせられました。
まだまだ予断を許さない状況が続くのかもしれませんが、引き続き、できること、しなければならないことに全力で取り組んでください。


さて、本校の教育目標は、次の3つの“C”です。
1 つ目はCHANCE。好機、機会。勝ち目、勝算。偶然。幸運。いちかばちかやってみる。という意味のチャンスです。こんな格言があります。「幸運の女神には前髪しかない」。チャンスはみんな平等にやってきます。そのチャンスに気が付かず、逃してしまう人が多いのです。気が付いた時には「幸運の女神」は通り過ぎてしまっています。後ろ髪をつかもうとしてもつかめないのです。ということです。「チャンスを掴む絶好の日は、今日である。」「チャンスは幸運ではなく勇気の成果である。」といったのは、アメリカの著作家のジョン・C・マックスウェルです。いつか来るだろうと待っているだけではチャンスを逃してしまいます。
チャンスは今日です。見逃さずしっかり掴みましょう。
2つ目のCは、正にチャンスを逃がさないために、挑戦しましょうというCHALLENGEです。「できるかどうか分らないような試みを、成功させるただ一つのものは、まず、できると信じることである」と言ったのは、アメリカの哲学者ウィリアム・ジェームズです。できると信じていろいろなことに挑戦してください。
また、挑戦と合わせて、よく最近耳にするのが、スポーツなどで、ジャッジに疑問があるときに、ビデオ判定などを要求するときに使うチャレンジです。疑問を投げかけるという意味もあります。当たり前のことも、自分の中で整理して、本当かなと疑問を持つことも大切です。疑問ばかり持っていても疲れてしまいますので、なんでもかんでも自分で考えずに鵜呑みにばかりしていてはいけませんと考えてください。
まずは、何でも「やってみよう」の精神で挑んでください。
3つ目は、CREATIVE。創造という意味ですが、人まねでなく、新しいものを自分から作り出すこと。作られたものが、独創的な、創造性が発揮されたものである。そして、少ない資源から工夫して作った。編み出された。という意味もあります。
自分の感覚に頼らず、色々な方面から眺めた考え方をすることで、独創的なアイディアを生み出し、そのアイディアを実現させるために必要な、十分な知識と適切な技術を身に付けましょう。目標を定め、自分でチェックできることが大切です。個の力を生かした自分らしさの中に光る個性を発揮して、世の中のためになるものを創造してください。そして、日本文化の発展につながる表現ができるようになってください。
この3つのCは、高校生活を充実させます。しっかりキモに銘じてください。


また、本校の特徴の一つでもある「自由」。合格者説明会でもお話をしましたが、「自由とは自分勝手のことではない」「権利には義務が、自由には責任が伴う」ということは忘れないでいてください。そして、「他者の犠牲の上に自由は存在しない」ということと、「個性とは、人と違うではなく、“自分らしく”が大切である」ということも併せて心掛けてください。自分らしくと言われてもよく分からないという人も、焦らなくて大丈夫です。高校3年間できっと見つかります。


高校生活をスタートさせた新入生の皆さんに、校長から3つ、お願があります。
1つ目は、笑顔で過ごしてください。笑顔は作るだけでも脳が活性化します。ひとつ笑えば若返り、ひとつ怒れば老けていきます。カラマーゾフの兄弟や罪の罰などの作品で有名なロシアの小説家、ドストエフスキーも言っています。「笑顔が気持ちよかったら、それはいい人だ」と。笑顔を大切にしましょう。
2つ目は、夢(目標)を持って高校生活を送ってください。ウォルト・ディズニーの言葉に「私たちにその夢を追う勇気があれば、すべての夢は実現する」というのがあります。夢は逃げません。夢が遠のいているとしたら、それは自分が後ろに下がっているのです。振り向くな後ろには明日はないから前を向け、です。投げ出さず、諦めず、前を向いて行きましょう。自分の立っている足元を確認することだけは忘れずに。
3つ目は、「本を読みましょう」です。何でもいいです。ぜひ本を読んでください。語彙力も増えます。思考を整理し、表現する力が付きます。何より、経験できないことを体験できるという魅力があります。いろいろな世界に触れることができるのです。文章を書くときにふっと色々なフレーズが出てくるようにもなります。


最後に、おまけを1つ。
何でもいいですので、是非、部活動をやりましょう。今までやってきたことでも、新しいことへのチャレンジでも良いです。高校生活を充実させる方法の1つです。


保護者の皆様、ご家族の皆様。ご支援くださっている皆様。義務教育は終わったとはいえ、まだまだ高校生です。もうひと踏ん張り頑張りましょう。教職員一同、生徒の将来に向け、精一杯応援をします。微妙にご家庭での考え方と違うということも出てくるかもしれませんが、生徒の成長を支えるという思いは一緒です。本校の教育活動にご理解とご協力をお願いいたします。


新入生一人ひとりの花が綺麗に咲く日を迎えるために、高校生活が充実するようお祈りして、はなはだ簡単ではありますが、校長のことばとします。


本日は、誠におめでとうございました。

 皆様のご協力により、神奈川県立神奈川総合産業高等学校 令和4年度 入学式が無事挙行できましたことを心から感謝申し上げます。


令和4年4月6日
神奈川県立神奈川総合産業高等学校長 伏見 勉

追記
引き続き、新型コロナウイルス感染拡大防止への取り組みが必要です。早寝早起き、適度な運動やバランスのとれた食事を心掛け免疫力を高めるとともに、手洗い、うがい、マスクの着用、不要・不急な外出は控えるなどに努めてください。
登校前の検温、健康観察を忘れずに、元気に登校してください。


今年度の入学式は、残念ながら新型コロナウイルスの影響で、ご出席者の人数を制限させていただき、時間も短縮しての開催となりました。
しかし、このコロナ禍において、入学式が予定通り開催できましたこと、大変嬉しく感じるとともに、関係者の皆さまに深く感謝いたします。新入生の皆さんも感謝の気持ちを忘れないでいてください。