更新日:2023年4月5日
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神奈川県立金沢支援学校 校長 伊藤 美加
本校は、平成19年4月に旧横浜市立並木第三小学校の校舎をお借りして、知的障害教育部門(B部門)の特別支援学校としてスタートしました。翌年平成20年4月に、現在の金沢区富岡東の新校舎に移転し、肢体不自由教育部門(A部門)を開設しました。また、平成23年4月に県立氷取沢高等学校内に分教室が設置され、令和2年4月には、氷取沢高等学校が横浜氷取沢高等学校と名称が変わり、分教室も横浜氷取沢分教室となりました。
そして令和5年4月には「県立金沢養護学校」が「県立金沢支援学校」と名称が変わりました。新たな学校名とともに、新たなスタートとなりました。
今年度は86名の新入生を迎え、児童・生徒数は320名になりました。教職員一同、子どもたちが健やかに成長できるよう、全力で教育活動にあたってまいります。
今後も引き続き「豊かに生きる力をはぐくむ学校」を学校の基本理念として教育活動を行います。子どもたちが得意なことやできることをさらに伸ばし、一人ひとりの強みをいかして、自分に合ったやり方でさまざまなことができるようになっていくことが、豊かに生きることにつながると考えます。
これからも保護者の皆様、地域・関係者の皆様のご協力をいただきながら、子どもたちが安全な環境で安心して過ごす中で、学ぶ楽しさを実感できる学校を目指してまいりたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。
平成28年3月28日
令和2年1月31日(修正)
金沢養護学校のミッション
教育長
肢体不自由教育部門・知的障害教育部門の特別支援学校として、児童・生徒の自立と社会参加に向け、一人ひとりの障害の状態に応じた就労の取組を促進し、小学部・中学部・高等部を通して、キャリア教育推進のための、一貫した教育を行う。医療的ケアを必要とするなど、多様な教育的ニーズのある児童・生徒の教育活動全般について、安全に実施する校内体制の整備をすすめ、個々の障害及び健康等の状況に合わせた専門性の高い指導を実践する。加えて、実践を積み重ねてきた「キャリア教育」の視点などにより、一層の授業の改善を図る。
また、共生社会の実現に向け、センター的機能を発揮し、地域の各学校における支援を必要とする児童・生徒等への教育的ニーズに応じた効果的な支援を行うとともに、これらの学校と交流及び共同学習を通した、障害のある児童・生徒と障害のない児童・生徒との相互理解を図る。