金沢文庫ホーム > 展覧会情報 > 展覧会一覧 > 令和4年度以前の展覧会 > 【開催期間終了】特別展 旅する、大蔵経―称名寺所蔵 宋版一切経の道程―
更新日:2025年3月19日
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寺院に建設された経蔵は、僧侶の共有財産である仏教典籍を納める施設です。金沢文庫に隣接する称名寺に建てられた経蔵には、中国・南宋で印刷され、13世紀に「旅してきた」大蔵経が納められていました。大蔵経は、インドで編纂された三蔵(仏の教えを記した経蔵、僧団の規範を記した律蔵、仏教の研究成果を著した論蔵)の漢訳と中国で撰述された著作物とで構成されており、インドから中国へと「旅してきた」仏教の歴史が反映されています。
本展示では、インド発→称名寺着の仏教史を、「旅する、大蔵経」―称名寺所蔵 重要文化財・宋版一切経―を中心とする文化財からひもときます。
主催 |
神奈川県立金沢文庫 |
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会場 |
神奈川県立金沢文庫 |
会期 |
令和5年2月3日(金曜日)~3月21日(火曜日・祝日) |
休館日 |
毎週月曜日、2月24日(金曜日) |
観覧時間 |
午前9時~午後4時30分(入館は午後4時まで) |
交通 |
京浜急行「金沢文庫」駅下車徒歩12分(品川駅より快特33分) JR根岸線「新杉田」駅接続、シーサイドライン「海の公園南口」駅下車徒歩10分 当館に駐車場はございません(身体障がい者用を除く)。 ご来館の際は、公共交通機関をご利用ください。 |
No. |
種別 |
文化財指定 |
作品名 |
備考 |
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1 |
仏典 |
国宝 |
称名寺聖教のうち宋版一切経供養表白、大唐大和尚東征伝ほか |
称名寺 |
2 |
仏典 |
重文 |
宋版一切経のうち大般若波羅蜜多経巻一、四分律巻五四、阿毘達磨集異門足論巻八五ほか |
称名寺 |
3 |
絵画 |
重文 |
称名寺絵図 |
称名寺 |
4 |
彫刻 |
県文 |
県文 十大弟子像のうち伝迦葉、伝阿難陀、伝優波離、伝舎利弗、 |
称名寺 |
5 |
絵画 |
釈迦十六善神図 |
称名寺 |
|
6 |
絵画 |
仏涅槃図 |
太寧寺 |
特別講演会「宋・福州版大蔵経の“謎”を解く」
令和5年3月5日(日曜日)野沢佳美氏(立正大学教授)
月例講座「称名寺所蔵宋版一切経の道程」
令和5年2月19日(日曜日)道津綾乃(神奈川県立金沢文庫主任学芸員)
月例講座「宋代仏教と出版文化」
令和5年3月19日(日曜日)櫻井唯(神奈川県立金沢文庫職員)
毎週 土曜日・日曜日・祝日
区分 |
個人観覧料金 |
団体観覧料金(団体は20名以上) |
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一般 |
400円 |
300円 |
20歳未満及び学生 |
250円 |
200円 |
65歳以上 |
200円 |
100円 |
高校生 |
100円 |
100円 |