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更新日:2023年4月12日

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校長あいさつ

 商工高等学校のwebサイトを閲覧いただきありがとうございます。日頃より、本校の教育活動にご理解ご協力を賜り心より感謝申し上げます。所在地は保土ケ谷区の西側に位置し、北側を旭区、南側を戸塚区に接した場所にあります。相鉄本線二俣川駅、JR保土ヶ谷駅、JR東戸塚駅、相鉄本線星川駅よりバス利用になりますが、多方面からのアクセスに恵まれています。令和5年3月に、相鉄新横浜線が開通し横浜東部地区、特に東横線沿線からの利便性が向上しました。

 本校は、大正9年(1920年)に安部幸兵衛氏の寄付金により5年制の神奈川県立商工実習学校として設立されました。その後、昭和23年(1948年)神奈川県立商工高等学校として改称され、昭和49年(1974年)に現在の保土ケ谷区今井町美立の丘に移転し、現在に至っています。卒業生は28,020名を数え、2020年に100周年を迎えました。商業科(総合ビジネス科)と工業科(総合技術科)を併置した県内でも有数の伝統校です。

 校舎の全面建て替えが行われ、平成28年(2016年)に耐震化された新校舎が完成しました。美立の丘に佇む新校舎は、オフィスビルのような外観と採光を考えて設計された内部構造など、学校とは思えない近代的なビルとなっています。この校舎で学ぶ生徒たちも、快適な空間の中で、自分の夢の実現に向け日々、学習活動や部活動に精一杯取り組んでいます。

 令和3年には格技場が耐震改修工事でリニューアルされ、令和5年度に体育館もリニューアルされます。令和6年度に入学する新入生は、敷地内すべての建物がリニューアルされた環境で学習活動や部活動に取組むことができるようになります。

 初代校長鈴木達治先生の「名教自然」、「自由啓発・自覚自治」を教育理念としています。その意味は「学問は強制されず、自らの意思で自発的に自由に学ぶべきであり、自学自発教育こそがすぐれた人材を育成する」というものです。この教育理念のもと地域産業の担い手として将来のスペシャリストを育成するため実学を重視した教育を行っています。また、グローバル社会を見据え「ものづくりとビジネス」をコンセプトとした商と工の連携をさらに強固なものとし、加速度的に変化する社会に対応できる人材を育成していきます。

 今年度も、全公立展、公私合同説明会への出展、学校説明会の開催、ホームページの更新など、さまざまな機会をつうじて本校の情報を発信させていただきますので、今後ともより一層のご支援を賜りますようよろしくお願い申し上げます。

神奈川県立商工高等学校

第21代  校長  塩原 正美