更新日:2020年1月14日

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校長室より

「横浜旭陵の力」~生徒に学校生活を諦めさせない力!~

 校長 小坂 茂生

 

 4月に新任校長として横浜旭陵高校に着任して8か月が過ぎ、令和2年が始まりました。この間、横浜旭陵高校の様々な力を見てきました。その力を総じて言うと「生徒に学校生活を諦めさせない力」です。

 

力(ちから)その1「生徒を引きつける教育の力」諦めない学習指導

 100分間の授業で実践される工夫された学習指導は、確実に生徒の「分かった!できた!」を引き出しています。

 校長室にじっとしていられない私は、授業中の校内をウロウロと歩き回っています。そして、時々、教室に入って行きます。例えば、板書内容をノートに写すだけでなく、余白に教科担当の話やキーワードを書き記している生徒は、5月6月に比べて、10月11月ははるかに増えています。先日は、陸上競技大会(体育の授業の一環)が行われました。多くの生徒が持てる力を発揮して、競技に取り組んでいました。

 私が感じるのは、先生方が日頃の学習指導を通して、学力だけでなく「生徒に自信をつけさせてくれた」ということです。

 ある1年次生が話してくれました。「中学校時代は授業が分からず、全く勉強しなかった。でも、旭陵にきて授業が分かるし、勉強する気になった。だから、学校が楽しい。」おそらく、こう感じている生徒は他にもたくさんいるはずです。

 横浜旭陵には、「生徒に自信をつけさせる教育の力」があります!

 

力(ちから)その2「生徒の生活を支える教員集団の力」諦めない生徒支援

 学校生活がうまくいかない生徒。何かに困り感がある生徒。横浜旭陵高校には様々な悩みのある生徒たちがいます。

更に、単位制の学校なので、登校していても生徒が校内のどこにいるのか分からない学校です。先生方は、積極的に接触を試み、支援にあたらなければなりません。

 各年次の先生方は、担任と副担任がタッグを組んで、生徒の支援にあたっています。

 そして、

 様々な工夫をして、生徒の活動の充実を図っています。

 ほとんどの部活動が部員不足です。がしかし、一人でも活動している生徒がいれば、本校の先生方は様々な工夫をして、生徒の活動の充実を図っています。

 今年度、野球部は相模向陽館高校との合同チームで夏の甲子園予選の1回戦を勝ち上がりました。また、吹奏楽部は、社会人とのコラボレーションにより、文化祭等でその成果を発表しました。生徒会も少ない人数ながら校外での活動も展開しています。

 横浜旭陵には「諦めない教員集団の力」が生徒一人ひとりの心と学校生活を力強く支えています。

 

 令和2年も私たち横浜旭陵高校は、職員一丸となって「横浜旭陵の力」を発揮し、生徒を育てていきます!

 

 

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