横浜翠嵐高等学校 全日制 > 学校生活 > 国際交流事業 > 国際交流事業(令和6年度)
更新日:2025年5月10日
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目次(降順)
・ 翠翔祭で「国際交流ブース」と「朝鮮舞踊ステージプログラム」を運営しました
この度、国際交流委員会が神奈川県教育委員会より「神奈川県立学校の児童・生徒表彰」を受賞しました。この賞は、他の模範となるような行為・実績等があった児童・生徒及び団体に与えられる名誉ある賞です。以下は、国際交流委員会の委員長と副委員長のコメントです。
国際交流委員(委員長)
国際交流委員会が神奈川県教育委員会より表彰され、特色ある活動が認められたこと、大変喜ばしく思います。
国際交流委員会を一言で表すなら、まさに「交流」です。私自身、常々他者の考えや自分とは異なる視点に触れたいと考え、積極的に対話を重ねています。なぜなら、他者の考えを知ることは、多様な考えのひとが集まるグループ活動において、相手の意図や行動を理解する上で不可欠だからです。また、自分と異なる考え方との出会いは、自身の視野を広げ、新たな発想を取り込む貴重な機会となります。これこそが「交流」の真髄だと感じています。翠嵐高校の生徒全員にこの「交流」の意義を深く理解し、その流れを感じてほしいという強い思いから、私は国際交流委員会に所属しています。
今後も、翠嵐生が普段接する機会の少ない人々との「交流」を積極的に創り出せるような委員会活動を展開していきたいと考えています。生徒一人ひとりがこのような交流の機会を大切にし、自分自身の成長の糧としてくれることを心から願っています。
国際交流委員(副委員長)
今年度は、定時制の生徒との交流、横浜国立大学の外国人留学生との文化交流、NASAに関わっている方や通訳の方による講演会の企画、神奈川朝鮮中高級学校の文化交流祭の参加や生徒との相互的な文化交流、PDA高校生即興型英語ディベート全国大会への参加、文化祭(翠翔祭)でのブース展開を主に行いました。私が所属する翠翔祭班は、過去の国際交流の物品の展示、姉妹校であるエレノア・ルーズベルト高校の訪問団の報告動画の放映などを行いました。
来年度は、数年ぶりの同校からの留学生受け入れに向けて、新しいことにどんどん挑戦して、イベントを盛り上げたいです。
3月19日(水曜日)に朝鮮中高級学校を訪問し、交流会を実施しました。11月の文化交流祭に参加した後、朝鮮の文化についてより深く知りたいという思いが委員の中に芽生え、今回の交流会が企画されました。以下は、参加した生徒のコメントです。
国際交流委員(2年生)
朝鮮学校の方々の発表を聞いて、第一に思ったのは、そこの方々は一人一人が自国への強い愛国心を持っているということです。
私たちの学校のことを「ウリハッキョ」と言う(前回の交流の報告に言及あり)ほかに、ところどころ私たちが分からない言葉を話していたので聞いたところ、ウリマル(私たちの言葉という意味)を使っているとのことでした。そこで、自国の言葉を大切にしていることがうかがえました。
また、朝鮮学校の歴史を学ばせてもらいましたが、昔はなかなか学校としても認めてもらえず大変な時期を経験していたそうです。しかしそこで朝鮮の方々が団結し、長い間奮闘した結果、いまの朝鮮学校があるとのことでした。(一から話すには少し長いため、短くまとめさせていただきました。)
そしてお互いの学校及び日常生活について話したり、ディスカッションをする会がありましたが、朝鮮学校の方々は、とにかく人同士の距離感が近いらしく、例えば「僕はキム ジュンソクだ。よろしくね!」と新しい人(韓国、朝鮮の人)が挨拶をしたら、次の日には学校や巷全体でその人のことを認識するくらい、広まりが早いらしいです。個人的にここが一番興味深かったです。
グローバル化が進む世の中において、自分たちの文化を大事にすることで、自分のアイデンティティを再確認できたり、他文化と交流をするときに自分のことを相手により伝えやすくなったりすることを、今回の交流で学びました。
2月5日(水曜日)に、本校にて「第2回国際講演会」を開催しました。今回は、ニューヨークにて観光ガイドや通訳をされている篠原様にご講演を頂きました。海外で働くことの秘訣や、コミュニケーション能力の大切さなど、グローバルに活躍するために必要な資質を学ぶことができました。以下は、運営に携わった生徒のコメントです。
(追記)3月に本校の姉妹校訪問団がニューヨークを訪れた際、篠原様が宿泊先まで駆けつけてくだりました。円安による観光業への影響や、ニューヨークでの生活の実態など、現地ならではの情報を教えていただきました。写真は再会を喜ぶ訪問団の様子です。篠原様、お忙しい中ありがとうございました。
国際交流委員(2年生班長)
今回の講演では篠原先生が海外で働くようになった経緯から僕たちが将来働くようになって時に役立つことまで様々なことを話していただきました。特に印象に残ったのは海外で働くには英語力よりも人のコミュニケーションそのものを大事にした方がいいということです。学校を卒業してからの人生には勉強以外のことも必要なんだということを教えてもらったような気がしました。このような講演会に参加させていただき本当にありがとうございました!
国際交流委員(1年生)
今回の講演会は、準備の段階から前回の講演会の反省を活かし、開始時刻の設定や動線の確認を入念にしたことで、前回よりもスムーズな運営が行えたと思います。
当日は、世界的に活躍されている篠原先生のお話をじっくり聞くことができました。先生の明るい人柄やバイタリティがとても印象に残っています。今の自分を見つめ直し、これからどうしていくべきなのかを深く考える、大変貴重な機会になったと思います。
この講演会の運営に携われたことに感謝しています。ありがとうございました。
12月17日(火曜日)に、本校にて「横浜国立大学の留学生との交流会」を開催しました。夏の横浜国立大学への訪問の経験を生かし、今度は翠嵐高校で日本の正月をコンセプトとした交流会を企画しました。15名の留学生にお越しいただき、総勢40名を超える参加者が異文化交流を楽しむことができました。以下は企画した生徒のコメントです。
国際交流委員(2年生班長)
今回の季節での交流会は前例がないゆえ、一から企画を考えなければならなく、とても大変でした。最初の方はアイデアがなかなか出ず、班長としても苦戦したのを覚えています。しかし、みんなが一生懸命考えて改善を重ねた案は、留学生にも翠嵐生にも楽しんでもらえたようで、最後にはみんな笑顔で帰っていて、とても達成感を覚えました。
私はかるたのブースを担当しました。留学生の方たちは翠嵐生にも劣らないくらいひらがなを認識できていて、とても良い勝負をしていました。しかし、かるたをすることに集中しすぎて、かるたに書いてあったことわざの意味など、かるたの文化的意味などを説明しきれなかったのが残念です。
言語圏が異なる人と交流することは、難しいですがチャレンジングで楽しいと改めて思いました。きっとみんなそう思えたでしょう。これからもこの素敵なイベントを繋いでいってほしいです。
国際交流委員(2年生)
自分たちで企画・運営をすることは思っていたよりもずっと大変でしたが、それ以上に皆で交流会を作り上げていくのはとても楽しかったです。どうすれば留学生の方々に、より日本の文化を楽しんでもらえるかを何度も話し合い、試行錯誤を繰り返して完成した日本文化の体験コーナーは、どれもがとても面白いものになりました。私の担当した福笑いのブースでは、留学生と翠嵐生が互いにサポートし合いながら和気あいあいとした雰囲気で福笑いを楽しんでいました。皆が積極的に話しかけ、会話を楽しみ、仲を深める様子が沢山見られたので良かったです。
私はこの交流会で、コミュニケーションにおいて何よりも大切なのは伝えようとする気持ちだということを学びました。たとえ英語が拙くて言いたいことを上手く言葉に出来なくても、伝えようとする気持ちさえあれば年齢も国籍もバックグラウンドも違う人とも仲良くなれるということを身をもって経験したからです。
このような素敵な体験をさせていただいて、感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございました。
国際交流委員(1年生)
今回は留学生の方たちに翠嵐に来ていただく形態だったので前回よりもおもてなしの気持ちが強く、 交流会をとても楽しみにしていました。前回は自分から積極的に話しかけられなかったり、係の仕事を十分にこなせなかったりと反省点が多く、今回はそれらを活かす良い機会にすることができたと思います。異文化を知るだけでなく自分の文化を伝えるという受け身でいるだけにならない国際交流は、私を含め参加した全員にとって刺激的で楽しく成長できる良い場となったと思います。準備の点で改善点がいくつかあったのでまた次の機会に活かして、よりよい交流をつくっていきたいです。参加してくださった方や協力してくださった方々への感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございました。
国際交流委員(1年生)
今回は、横浜国立大学の留学生の方々に翠嵐高校まで足を運んでいただき、日本のお正月の文化を楽しみました。私は羽子板のブースの担当だったので、慣れない羽子板に苦戦しながらも笑顔で取り組む留学生の姿を見ることができてとても楽しかったです。また、ゲームのあとで羽子板に興味をもってくださった留学生の方もいて、改めてこの会に携わることができてよかったなと思いました。今回の交流を通して私は、国際交流や異文化理解は、相手の文化や伝統に自ら関心をもち、知りたいと思うところから始まるということを体感しました。この経験を忘れずに、日々の生活やこれからの委員会に活かしていきたいです。素敵な機会を、ありがとうございました。
11月17日(日曜日)に開催されました「第4回アメリカボウル大会」に国際交流委員会ディベート班の3名が出場しました。この大会は、アメリカの文化や歴史に関するクイズ大会で、進行は全て英語で行われます。上位6校による決勝ラウンドへの進出は惜しくも逃しましたが、全国第7位として「IIBC賞」を受賞しました。以下は参加した生徒のコメントです。
国際交流委員(2年生)
今回の大会では、3人でそれぞれ分野を分けて対策しました。私は地理要員でしたが、実際の大会ではアメリカの地理に関する問題がほとんど出されなく、肩透かしをくらいました。しかし、洋画などを見ていて知ってる場所が出てきた時に、これやったところだ!と楽しくなったりと、覚えて良かったと心から思うときも沢山ありました。最後に残せた成績は悔しくないと言えば嘘になりますが、大会に向けて仲間たちと勉強した過程で得られた知識や、大会に出場した経験はかえがたい大切なものだと思います。とても楽しかったです。
国際交流委員(1年生)
私はこの大会に参加する前に、アメリカの知識についてインターネットで調べ、それを同じチームのメンバーと共有するなどして対策をしてきました。本番では望まない結果になってしまいましたが、アメリカの文化について自分が知らなかったことを知ることはできました。また、親善としてビンゴ大会を行った際、自ら積極的に他校の生徒と交流して、意見の発信、応答ができたのは良い経験でした。
11月3日(日曜日)に神奈川朝鮮中高級学校で行われた文化交流祭に参加しました。展示、文化体験コーナー、屋台、ステージ発表等を通して、朝鮮の文化に親しむことができました。以下は、参加した生徒のコメントです。
国際交流委員(1年生)
朝鮮学校の文化交流祭は翠嵐高校の文化祭とは異なる様相を呈していて、興味深かったです。
校内展示は朝鮮の歴史、地理、スポーツ文化や神奈川朝鮮中高級学校の歴史についてのもので、とても勉強になりました。高校生の展示のみを拝見したので他学年のことはなんとも言えませんが、我々の言う文化祭よりも学習発表会に近いと感じました。また、教室の至る所にある風船やリースの飾り付けによって明るい雰囲気になっていたのが印象的でした。加えて、スマホでできるスタンプラリーもあるなど工夫が施されていました。
午後のステージ発表はほとんど朝鮮の言語で進められていました。校内展示などはおよそ日本語が用いられていたので、急な切り替えへの驚きと「ここは異文化の土地だ」という実感が私を包みました。本当に何を言っているか分からず、悔しかったです。
ステージ発表中は、食べ放題焼肉が大規模に行われていたり、議員さんがスピーチをされていたり、来校者にチケットなどをプレゼントする抽選会が行われたりなど、とても珍しいイベントだと感じました。ステージで行われた朝鮮舞踊は、お昼ご飯の手を止めて見入るほど華麗で、素晴らしかったです。
神奈川朝鮮中高級学校ではたくさんの知見を得られました。そこの方が日本人が通う学校を指して日本学校とおっしゃったり、朝鮮の言葉が自然と飛び出す会話など、異国だと感じる場面も多くありました。新鮮でとても楽しかったです。しかし、能動的な交流ができなかったので、来年はこちらからも何かやってみたいなと思います。
国際交流委員(2年生)
朝鮮学校に行く前には、みんなハングルを使ってそうで、言っていることがわからないのではないか、また日本に対してあまりよいイメージを持っていないのではないかという先入観を持っていました。しかし、実際に行ってみたところ、普通の感じで日本語を使っていて、文化祭に来た人々にも優しく接してくれました。興味深かったのは、「私たちの学校」と言う意味でウリハッキョ(우리학교)と言う韓国の言葉を使っていたり、ところどころ韓国語が混ざっていたりしていたところです。
出し物は、お化け屋敷など、遊ぶことを目的とするというよりは朝鮮学校の歴史や背景、現在の姿についてなどの紹介が多かったです。更に言うとその国独自の観光名所、活躍するスポーツ選手などあまり知られていなかった興味深いことについても知ることができました。
普段あまり目や耳にすることのない向こうの文化などを知ることができる貴重な機会でした。このようなチャンスをつくってくださった先生、神奈川朝鮮中高級学校の方々にとても感謝しています。
10月31日(木曜日)に定時制生徒との交流会を開催しました。定時制の授業が始まるまでの短い時間ではありましたが、発表やゲームを行い、交流を深めることができました。以下は、本イベントを企画した国際交流委員のコメントです。
国際交流委員(2年生)
この交流会では、普段あまり話す機会がない定時制の方と交流することができました。定時制の方は、ネパールに関するプレゼンをしてくれました。クイズもあり、非常に楽しませてもらいました。ネパールのお菓子も美味しく頂きました。蜂蜜とナンは意外に相性が良く、驚きました。また、みんなでワードウルフというゲームをしました。お互いに英語は母国語ではないのに、言葉を使ったゲームを英語でできたことが嬉しかったです。英語で司会進行をすることは想像以上に難しく、自信のなさから声が小さくなったりもしてしまいました。次このような機会があれば、もっと自信を持って大きな声で英語を話そうと思います。英語を実践的に使う貴重な機会を得ることができ、本当に良かったです。参加してくださった定時制の方々、準備に関わってくださった先生方、委員会の皆さん、ありがとうございました!
国際交流委員(2年生)
今回の定時制との交流会を通じて強く感じたのは、会を主催する側としての準備が不足していたことです。私たちは司会の流れやゲームの説明、進行などは考えたものの、まず会を始める前にどのように座ってもらうか、会話を盛り上げるためにどんなことを話すかなど、実際に参加して初めて必要だと思うことも多くあり、それらの点でうまくできなかったことが悔しいです。その他に印象に残ったことは、外国人だからといって必ずしも英語が得意ではないのだということです。授業で英語を習っていることもあり、ついつい海外の人=英語話者と考えてしまいがちでしたが、そうとは限らないと実感しました。そのような相手に何かを伝えるには、どの言語で、どんなジェスチャーや絵を交えて、そしてどれだけの熱意をもって伝えようとするべきかを考えていきたいです。
7月19日(金曜日)に、横浜国立大学の留学生との交流会を開催しました。この交流会は今年度で3回目を迎え、今回は初めて横浜国立大学の留学生センターを訪問しました。「日本の伝統文化」をテーマに掲げ企画したところ、国際交流委員以外の翠嵐生も参加し、約30名(うち留学生15名)で異文化交流を楽しむことができました。
会が始まると翠嵐生と留学生で混合グループになり、2つの日本文化(和菓子と習字)を通じて親睦を深めていきました。最後に行ったグループ対抗「豆つかみゲーム」は大変盛り上がり、留学生との一体感を味わうことができました。以下は、運営に携わった委員からのコメントです。
国際交流委員(2年生班長)
去年の交流会の経験も活かせばスムーズに企画、運営できるかと思っていましたが、ずっと大変でした。企画ではなかなか行う内容やコンセプトが決まらず、苦戦しました。自分たちが楽しそうだと思うことより、留学生が楽しめるような企画を考えるのが難しかったです。しかし、最初から最後まで自分たちで企画して運営するというのは想像より楽しく、仲間と協力して取り組む貴重な経験ができたと思います。
当日は時間がないなか、留学生の方に英語で素早く説明したり、アドリブで話したりするのは簡単ではありませんでしたが、拙い英語でもそれが伝わった時、とても達成感と悦びを感じました。留学生の方に積極的に話しかけに行き、打ち解けていく翠嵐生の姿が沢山見られました。
今回の交流会の留学生たちはみんな国籍も生まれ育った文化も違いましたが、みんなのお互いを知りたいという気持ちが、この交流会を楽しい賑やかなものにしたのだと思います。反省点も沢山ありましたが、それを次の交流会に活かして、翠嵐高校の国際交流の場をよりよくしていきたいです。
国際交流委員(2年生)
横浜国立大学にお邪魔して交流するというのは初の試みだったので、段取りの面で不透明な部分も多く、不安もありましたが、先生方に助けていただきながら国際交流委員一人一人が臨機応変に動き、上手く進めることができたと思います。留学生の方々の出身国も様々で、コミュニケーションを取るのが難しい部分がありながらも、「伝えたい」という気持ちを第一に一生懸命に取り組むことができて良かったと思います。
留学生の方々に、日本文化を楽しみ、親しんでもらおうと準備した国際交流委員の各企画でしたが、それと同時に翠嵐生も留学生の方々との会話を通して異文化についての新たな知見が得られ、とても良い経験になったと思います。
最後に行った豆つかみゲームが、留学生と翠嵐生とで何か一つのことに取り組むことができたという点で良かったと思います。互いに応援し合ったり、ハイタッチしたりして盛り上がりを見せていて、全員で喜び合っている姿が印象的でした。留学生の方々と翠嵐生とが談笑している場面もたくさんあり、とても嬉しい気持ちになりました。
国際交流委員(1年生)
企画から運営まで全て自分たちで行うというのは私にとって初めての経験でした。私は、自分の内気な性格を少しでも変えられたらなと思い、国際交流委員会に入りました。しかし、企画の段階では2年生の先輩方に頼ってばかりで、案を出す場面でも黙ってしまうことが多かったので、自分の課題を再認識しました。
当日は久しぶりに海外の方々と話すことができ、すてきな時間になりました。留学生のみなさんも、交流を楽しんでいる様子が見られて、とても嬉しかったです。予定通りにいかないこともありましたが、それも終わったあとの達成感のスパイスになったと思います。
すごく貴重な経験をできたことに感謝しています。
7月11日(木曜日)に本校にて、「国際講演会」を開催しました。今回はメリーランド大学研究員でNASAに勤務されている別所様にご講演を頂きました。約160人の生徒が参加し、宇宙に関わる最先端の研究について、グローバルに活躍するために必要な資質、高校時代にやっておくべきことなど今後の進路選択に関わる重要な知見を得ることができました。以下は、運営に携わった生徒のコメントです。
国際交流委員(2年生)
今回の講演会は160人規模での開催となりました。上手くいかないことも多かったですがとても楽しく意義のある活動でした。準備段階では、どうやったら会場に全員入るか、といった大人数ならではの問題もありました。班員で意見を出し合い、積極的に行動し、各々の仕事を全うできたことが大規模な講演会を成功させた大きな要因だったのではないかと思います。
講演会では実験を交えた講師の方の講義から多くの事を学びました。磁気リコネクションという難しい現象を身近な例えでわかりやすく説明して頂いたことや、海外で必要な英語力の話、先生の研究への真っ直ぐな思いが強く印象に残っています。
本当に長いようであっという間の90分でした。楽しかったです。最後になりましたが企画、準備してくれた国際交流委員、先生方、そしてお忙しい中来てくださった講師の別所先生、ありがとうございました。
6月22日(土曜日)、23日(日曜日)の翠翔祭にて、「国際交流ブース」と「朝鮮舞踊ステージ」の運営をしました。定時制と協働して運営した国際交流ブースでは、海外の文化やゲームを展示・紹介したり、姉妹校訪問の様子を紹介したりしました。朝鮮舞踊ステージでは、神奈川朝鮮中高級学校より朝鮮舞踊部の皆さんをお招きして、野外ステージでの舞踊プログラムを運営しました。以下は、運営に携わった生徒のコメントです。
国際交流委員(2年生)
今年度の国際交流ブースは昨年に比べ多くの人に来ていただきました。
今年度は多くの人に来てもらうために、展示するものに新しく海外のゲームを加えました。そのゲームの名前は「The Game of Life」で、英語版の人生ゲームのことです。日本版はこのゲームを元にしており、1983年に発売されました。このゲームを通じて、海外の文化を知ることができます。例えば、それぞれのアクションをするときに「好きなヒーローの名前を叫ぶ」や「一回転バレエのようにまわる」のようなプレーヤー同士が交流できるようになっていたり、スタート地点が高校卒業でそこから就職ルートと大学進学ルートに分かれていて、また中盤で学び直しができるようになっていたりしています。日本とアメリカの価値観、考え方などの相違点をプレーしながら感じられるものとなっており、ブースに来ていただいた方々にも楽しんでいただきました。
国際交流委員(2年生)
今年度は、ルーズベルト高校訪問団も出し物に関わらせていただいた。訪問団員が実体験や感想をトークする動画を撮った。構成を作る段階では形式に当てはめて話してもらう予定だったが、いざ撮影になるとフリーに楽しい雰囲気で、先生が干渉しない貴重な映像が撮れた。留学に行く志がある彼らも超高校生ではないことを実感してもらえただろう。他にも、訪問団員の報告書の一部を展示したり、訪問団員自身がブースのシフトを担当したりした。留学に興味のある中学生の親の方がいらっしゃって、質問にお答えした。入学前に留学について知れる数少ない機会なので、興味のある方は来年ぜひ来ていただきたい。