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更新日:2022年4月11日

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校長からの挨拶

            「これからの時代をたくましく生きる力」

  旭高校ホームページをご覧いただきありがとうございます。

  この4月で2年目を迎えました校長広瀬です。私自身、旭高校の6期生で、サッカー部に所属し全国大会を目指し、仲間と日々、切磋琢磨していました。教員になってからも、平成15~24年度(2003-2012)まで10年間、旭高校でお世話になりました。人生の中で、とても楽しく、大切な時間を過ごすことができました。校長として母校に戻ってくることができ、とても感謝しております。生徒の皆さん、旭高校、地域の方々に恩返しをしたいと思います。どうぞ、よろしくお願いいたします。

 さて、本校は、昭和48年に県立高校100校計画の1年目に創立した歴史と伝統のある学校です。50期生を新入生として迎え、卒業生は、1万5千人を超えます。「自主自律」の校訓のもと、開校当初より、「人格の陶冶」「体力の養成」「学力の充実」を教育目標に掲げ、特に人間力の向上、社会で、「たくましく生きる力」を育んでまいりました。数多くの卒業生たちが、社会の中で必要とされる人材になり、活躍しております。

 4月からは成人年齢が18歳に引き下げられたり、世の中が大きく変わる年となりました。学校では、新1年生から、新学習指導要領、GIGAスクール構想がスタートします。この教育改革は、明治以来の大改革といわれており、その理由は、社会で求められる人材の姿が変わってきたからです。今までは、知識が豊富な人が優秀で、社会で必要な人材とされていましたが、今は「レジリエンス(Resilience)」が高く、「たくましく生きる力」が必要とされています。「レジリエンス」とは、ストレスや逆境への耐性、のり越えるためのスキルをいい、逆境から立ち直る力のことです。先が読めない不確実な時代をたくましく生き抜くには、知識が豊富なだけでは通用しない時代になったということです。そう考えると、開校当初より、初代西校長は、今の時代を先読みしたように、人間力の育成に力を入れてきたことは素晴らしいと思います。それが旭高校の大きな財産となり、今があるのだと思います。

 イギリスのポジティブ心理学者イローナ・ポニウェル博士(女性)は、「レジリエンスには思考の柔軟性が必要である。つまり、厳しい状況でもネガティブな面だけでなくポジティブな面を見いだすことができる人が、逆境を乗り越えることができる」と語っています。

「レジリエンス」を育むポイントが4つあります。

①状況に一喜一憂しない「感情コントロール力」(平常心) 

②自分の力を過小評価しない「自尊感情力」(自己肯定感)

③自分が成長していると感じることができる「自己効力感」(自信)

④失敗の中でもいつか成功すると考える「楽観力」(プラス思考)

 「レジリエンス」については、一般的に心が強いといわれる人ほど注意したほうがいい(壊れやすい)といわれています。固いガラスと加工しやすい木材では壊れ方が違うように。心の折れにくさとは、真っ向からぶつかって割れてしまうのではなく、しなやかに逆境をやり過ごす、そんな心の準備が大切です。だからこそ、「文武両道」部活動だけ、勉強だけではなく、学校行事、地域との連携活動、PTA・同窓会との活動など、様々な活動を通して、3年間で、人間的に大きく成長し、社会で貢献できる人材を育ていきたいと考えております。

 旭高校にかわるすべての方々に敬意をもって「旭ファミリー」と呼ばせていただいております。「旭ファミリー」の力で、これからの時代を担う、生徒たちの夢の実現と、人としてたくましく成長できるよう、暖かく見守り、ご支援を賜りますようお願い申し上げます。

 令和5年には、創立50周年記念式典を予定しております。「人の繋がりを大切にすることで、また、新しい人と繋がっていく」歴史と伝統を継承し、新しい風を入れながら、新しい旭高校を皆様と共に創っていきたいと思います。

 0411                                                         

                                                                      令和4年4月 校長 広瀬 邦彦